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駄々

作者: I.me



笑った声がきゃっきゃした。


笑うことを覚えたばかりの産声に、


一人で遊ぶ幼き姿。


握り締めた玩具を鳴らして、


誰かれ構わず笑っている。


私も、あれと変わらない。


身体ばかり大きくなって、


やっている事はあの子と同じ。


一人ぽつりと言葉を取って、


握って見つめて振り回す。


遊び方を探して眺め、


たまに飽きて放り投げ。


手の届かない言葉に喚き、


のそりと這って辿り着く。


触れて匂って味見して、


そっと置いて、つんとしたり。


そんな私をきっと誰かが眺めてくれて、


ふっと笑みをこぼしていて。


そうしていつまでも、


遊んでいてくれたなら。


こうしていつまでも、


眺めていることが出来たなら。


もう最後のお皿を洗ってしまった、


お風呂だね。








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― 新着の感想 ―
[一言] 笑うことを覚えたばかりのその存在は 投げ掛けた言葉を拾って返してくれる 1番の相手のような気がします でも、悲しみや、苦しさは 投げ掛けない方がいいから そんなときのために この場所がある…
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