~プロローグ~
初の試み、小説書いてみる!
何処までいけるかわかりませんが書けるとこまで書いてみる!
後のことは未来の私にまる投げします(´∇`*)
俺は、頻繁に夢を見る。
妙にリアルな世界に迷い込む夢。
なぜか夢の始まる場所は何時も同じで気づけば迷い込んでいる、不思議と恐怖や不安は全く感じない。
そこは、細い道の両端に小さな水路が流れており向こう側には高い石垣が積まれいて、綺麗な花が石垣の段差に植えられている。
道の先を見渡すと木の扉がちょこんと1つだけあって、扉の左手に石垣を登れる小さな階段が上に続いている。
私はその扉まで風景を眺めながらゆっくりと扉に近づき慣れた手付きで扉を開けてしまう。
扉をあけた瞬間、扉の隙間から漏れる光に呑まれてその夢はいつもそこで終わってしまうんだ。
ただ風景を眺めて扉を開けるだけの代わり映えしない夢。
いつも変わらないと思ってた俺しか知らない夢の風景。
だけど、あの日、そんな俺の夢にあれが唐突に現れた...
社会人になって2年目のとある夏の日、仕事に追われて睡眠時間も十分に取れない日が続いていたが久しぶりに連休を取ることができたため、昼寝をしようと早々に布団に横になった、
疲れが溜まっていたのか意識は簡単に落ちていった。
ふと、気づけば夢の世界で意識が覚醒していた。
「また、この場所か。」
ぽつりと呟きながら見渡せばいつもと変わらない道と水路、代わり映えしない石垣と植えられた花そして・・・・
見慣れない、いや、実際に見たことが無い世界的ポップスターを彷彿とさせる人型の姿がそこにはあった!?
黒い大きなバケットハットを顔を隠すほど深くかぶって下を向き階段の中段辺りで体を傾けポーズをとる姿がそこにはあった。
恐ろしいほどの違和感と存在感を漂わせながら。
「・・・・頭痛くなってきた、俺、こんなシチュエーション頭の中で考えてんのか?嘘だろ!?」
目の前の状景を受け止めるのにしばし頭を抱える、なまじいつもの夢の中としっかり認識している為、何が起こっても不思議でないと頭では理解して要るが、
この状景が自身の発想に多少なりとも起因していると思うと気が滅入る思いだった。
今のところはストックなし不定期更新です。