44話 凛のお泊りー朝霧結菜side
今日は土曜日。凛が昼から遊びに来る。私は朝から片付けをして、掃除をして、いつでも凛が来てもいいように準備する。久しぶりに宗太以外のお客様が来る。それだけでも私のテンションは上がっている。
今日は瑞穂お姉ちゃんも1日休みで家にいるようだ。それを知らなかった私は、早起きをして瑞穂お姉ちゃんを叩き起こして、怒られた。誰にでもちょっとしたミスはあるじゃない。あんなに怒らなくてもいいのに。
瑞穂お姉ちゃんと宗太は土曜日か日曜日のどちらかに、朝6時に瑞穂お姉ちゃんが宗太の家に行って、勉強を教えている。そして、勉強が終わった後、お昼から大学の同好会の道場で、2人で運動だ。
私はそのことで不満を持っている。なぜか毎週1回は瑞穂お姉ちゃんと宗太は2人で行動することになっている。これは見方を変えれば、デートではないだろうか。週に1回のデート。
私だって宗太と2人きりのデートなんて、1度もしたことがなのに~。瑞穂お姉ちゃんばっかりズルい。
今日は凛が家に来るから、宗太も家に遊びに来る。毎日、会ってるけど楽しみ~。
凛は宗太の2号さんになった。そのことで今も学校は大騒ぎ状態だ。みんな私のことを心配してくれている。たぶん普通の彼女なら泣いちゃうところなんだろうな。そのことくらいは私でもわかる。
凛が2号さん宣言をした時は正直、驚いたし、何を言ってるのと思った。私の宗太にちょっかいをかけないでという気持ちもあった。
でも凛は2号になりたいというけど、私から宗太を取るとは言わない。そして私と宗太が昼休みに2人で屋上にいくときも「2人で仲良く行ってらっしゃい」と言って送り出してくれるのだ。はじめは余裕を見せているだけなのかと警戒した。でも何だかそうじゃないみたい。
2号宣言をした時も「あなた達2人の間に割り込む隙もないし、割り込む気もない」と言っていた。はじめは何を言ってるんだろうと思っていたけど、今ならわかる。
たぶん凛は私と宗太を見ているのが好きなのだ。だから宗太だけだと具のないおみそ汁なんだね。具のないお味噌汁は美味しくないもんね。もし、具があってもお味噌がないとお味噌汁にならないし。私と宗太の2人がいて、はじめて凛は満足するんだって理解した。それはとっても嬉しいことのように思う。
だって、私と宗太の関係を認めて、2人が一緒にいないとダメ。別々ではみたくないって言ってくれてるのと一緒だよ~。2人一緒にいるから近くにいたいなんて言われたら、凛のこと許すしかないじゃない。だって、凛は宗太のことも私のことも大好きなんだから。だから私は凛のことを大好きになろうと思った。
凛はとってもきれいで清楚でお淑やかだ。宗太が見惚れるほどの美少女だ。宗太が凛に見惚れているのはムッとくるけど、相手が凛だと仕方ないな~と思う。だって私も見惚れちゃうもん。
その凛が今日は夜に私の家にお泊りするんだよ。もう、抱きしめて寝ちゃおうかな。きっと気持ちいいだろうな~じゅるり。今日は、朝まで寝かさないぜ。
あ、今、宗太がやってきた。麦茶を淹れなくちゃ。
「宗太、今日はいつもよりも早いんじゃない?」
「そうでもないだろう。もう、お昼だよ。結菜の顔を見たくて、早く来ただけだよ」
そんなこと言われると嬉しいよ~。凛がくるまでソファで宗太に甘えよう。宗太は甘えさせ上手なのだ。
「ちょっと、急いでき過ぎて、お腹の調子が悪い。結菜、トイレを貸してくれな」
うん、トイレくらいいくらでも使って・・・・・・ちょっと待って、今、トイレのほうへ行っちゃダメ~。
宗太はトイレへ直行していく。私の家のトイレはお風呂場の脱衣所と直結している。確か、今、瑞穂お姉ちゃんが寝起きでシャワーを浴びているはずだ。鉢合わせしないといいけど・・・・・・
「み、瑞穂姉ちゃん~裸~」
「何、私の全裸を見てるのよ~。この馬鹿宗太。早く後ろ向け~」
「瑞穂姉ちゃんの胸、デカ~。そしてきれいです。モデル並みのスタイルです~。だから許して~」
「何、人の体ガン見して褒めてんのよ~。そんな暇があったら、目を逸らせろ~。このエロガキ~」
トイレを開ける音が聞こえて、宗太がトイレに逃げたようだ。
脱衣所のほうで宗太と瑞穂お姉ちゃんが言い合いをしている。あ~あ、やっぱりこうなっちゃった。宗太って運がいいのか、悪いのか、わからないのよね。
トイレのドアがドンドンと叩かれている。瑞穂お姉ちゃんが怒って、何か喚いている。よっぽど裸をみられたのが悔しいんだろうな。そんなことより瑞穂お姉ちゃんは早く着替えたほうがいいと思う。また、宗太に見られちゃうよ。
あ、また瑞穂お姉ちゃんの裸を宗太が見たんだ~。そんなのズルい~。私だっていつか宗太に裸を見られるんだろうな~って胸をドキドキさせているのに、瑞穂お姉ちゃんはいつも宗太の1番を取る。お姉ちゃんだからってズルい。
絶対に今頃、宗太、トイレの中で瑞穂お姉ちゃんの裸を想像しているはず。宗太の頭の中は瑞穂お姉ちゃんでいっぱいだ。また私から宗太を取った~。瑞穂お姉ちゃん、ズルいよ~。
瑞穂お姉ちゃんが脱衣所から出てきた。Tシャツにショートパンツだ。その恰好も宗太には刺激が強いと思う。せめて、生足は隠してほしい。
「瑞穂お姉ちゃん、宗太も来てるんだから、ショートパンツはやめてよ。せめて普通のデニムにして」
「もう、私は宗太に全部、見られたの。全部。今更、隠すところなんてないわよ。もう、お嫁に行けなかったら宗太にもらってもらうからね」
それはダメ~。宗太のお嫁さんになるのは私だもん。なぜ瑞穂お姉ちゃんは、私から宗太を取ろうとばっかりするのかな。宗太のことを好きなのはわかるけど、宗太は私のものだから、諦めて。
宗太がなかなかトイレから出てこない。こんなに長い間トイレに入っていたことないのに、いったいどうしたんだろう。まだ出てこない。
瑞穂お姉ちゃんはまだ、怒りが収まらないようで、トイレのドアをドンドン叩いて怒ってる。そんなことしたら、宗太もゆっくりとトイレに入っていられないよ~。静かにしてあげて~。
玄関のインターホンが鳴る。インターホンに出ると凛だった。凛は夕方に来ると思ってたのに、今日は皆、早いね。私は玄関を開けて凛を出迎える。
凛は白のフレアースカートのワンピースを着ていた。白い縁の大きな帽子もかぶっている。きれ~い可愛い。私は凛に抱きついた。凛はビックリしていたけど、すぐに優しい目になって私を抱きしめてくれる。
今日は紗耶香と結衣を呼んだんだけど、2人共、予定が入っているらしく来れないということだ。宗太も瑞穂お姉ちゃんもいるし、凛も寂しくないよね。
「凛、いらっしゃいませ~。汚いところだけど入って~。宗太も来てるし~。瑞穂お姉ちゃんもいるから~」
瑞穂お姉ちゃんが凛に気付いて、脱衣所からリビングへ出てくる。
「私が瑞穂よ。あなたが凛ね。別荘以来ね。あなたが宗太の2号さんってわけね。物好きな者もいたもんだよ。実に面白いわ。よろしくね」
「日下部凛と申しますわ。宗太と結菜から瑞穂お姉さまのことは聞いております。今日1日、よろしくお願いいたしますわ」
「宗太も来てるんだけど・・・・・・トイレに入ったまま出てこないの、どうしちゃったんだろう」
「どうせ、宗太のことだ。何かマズイものでも食べたんだろう。それより人の家でトイレに閉じこもるなと言いたいよ」
私は凛と手をつなぐとリビングへ連れて行く。リビングのソファに凛を座らせて、テーブルの上に今、冷蔵庫から出した麦茶をだす。凛は一口、麦茶を飲んで、帽子を外した。黒いキラキラした髪の毛が姿を表す。本当にきれ~い。私は凛に抱き着いた。
「今日の結菜は甘えたですのね。いつも家ではそうですね?」
「家ではいつも自由にしてるよ。凛も自由にしていいんだからね」
「それより、結菜といい、凛といい、宗太の周りには良い女ばかりだね~。あいつは何を考えているんだい」
やっと宗太がトイレから出てきた。こんなに長い間、トイレを使われたら、次の人が入れないよ~。
宗太はなんだか青い顔をしている。激しい戦いだったんだね。顔色がおかしくなってるもん。でも、宗太の後のトイレって使いたくないな~。後で掃除しなくっちゃ。
よろよろと歩いてくる宗太めがけて瑞穂お姉ちゃんが走っていって、コブラツイストをかける。これはかなりキツそう。宗太の顔が滅茶苦茶に歪んでる。「ノォーーーー!」という悲鳴まで聞こえる。
凛はソファから振り返って、瑞穂お姉ちゃんと宗太を見て、ビックリして顔を引きつらせている。そうよね。誰でも、あの2人のやり取りを見ていたらビックリするよね。私はもう慣れちゃったけど。
「凛、そんなにビックリしなくても大丈夫よ。瑞穂お姉ちゃんが宗太と遊んでいるだけだから。放っておいても大丈夫よ」
「宗太、とても痛がっているようだけど・・・・・・大丈夫ですの?」
「瑞穂お姉ちゃんも手加減しているから、骨が折れることはないはず。たぶん・・・・・・今までは大丈夫」
「結菜、余裕あるのね」
だって、毎週のように瑞穂お姉ちゃんは宗太にプロレス技かけてるから、私は見慣れちゃったよ。もうビックリもドッキリもしない。そんな私が変なのかな?
「よくも今日は私の全裸を見やがって~。お嫁に行けなくなったらどーすんだよ~」
「瑞穂姉ちゃんならお嫁さんにいけるよ~。酒癖と暴力とスピード狂を直せば~」
「お客さんが着てる前で私の悪口を言ってるんじゃないよ~。絶対に許さないんだから~」
「ギャーーーーー!」
あ、お姉ちゃんが卍固めに入った。コブラツイストからの卍固めは瑞穂お姉ちゃんの十八番の技だ。
「ギャーーーー!イターーーーー!」
凛が不安な顔で、私の顔を覗き込んむ。
「宗太、あれで大丈夫ですの。止めなくて大丈夫ですの?」
「今日は宗太が悪いの。だってシャワーからあがってきたばかりの瑞穂お姉ちゃんの裸を見たんだから、自業自得よ」
そうだ。私以外の女性の裸を見て、見惚れるなんて許せない。それが瑞穂お姉ちゃんだともっと許せない。
「瑞穂お姉様の裸を・・・・・・・宗太が・・・・・・それは自業自得ですわね。私も瑞穂お姉様を応援いたしますわ」
「そうでしょう。アタシが宗太に初めて裸を見せるつもりだったのに、瑞穂お姉ちゃんって酷いよね」
「・・・・・・結菜、私と話がかみ合っていませんわよ・・・・・・」
宗太は夕方になるまで、瑞穂お姉ちゃんの玩具にされて、体をボロボロにして帰っていった。
今日は、私もご機嫌斜めだから、家の玄関までしか送ってあげなかった。宗太が少し泣いていたような気がするけど、見なかったことにする。だって瑞穂お姉ちゃんの裸なんか見るからよ。見るなら私のを見て。
私は夕方になったので夕飯の用意を進める。
凛は瑞穂お姉ちゃんと楽しそうに話している。初めはビビッていたようだけど、今は仲良しだ。
「凛も2号なんて思い切ったことを考えたね。自分のお父さんには報告したのかい」
「はい。報告いたしましたわ。お父様は「宗太くんなら無茶なことはしないだろう」と言って喜んでくれましたわ。そういえば、また宗太を家に呼んでくるように言われておりますの。宗太って、お父様のお気に入りですから」
へ~、凛のお父さんって理解力があるんだね。それにしてもお父さんが宗太のことを気に入ってるなんて羨ましいな。私のパパと大違い。パパのことを考えるとムカムカくる。ママに電話してパパを虐めてもらおう。
「なんだかんだ言って、最近の宗太は人たらしだよな~。私の道場の男性陣も皆、宗太のことを可愛がっていてね。毎週、道場につれて行かないと、道場の連中からクレームがくるくらいさ」
瑞穂お姉ちゃんも気づいてたんだね。最近の宗太は少し変わった。なんか瑞穂お姉ちゃんがいうように、人たらしになったように思う。誰でも宗太に惹かれていく。宗太は全く無自覚かもしれないけど。そのことで、これから困ったことにならなければいいけど。
夕飯ができた。台所のテーブルに凛と瑞穂お姉ちゃんが座る。テーブルの上には私が作ったエビフライ、シーザーサラダ、ポテトサラダ、コーンスープとご飯が並んでいる。凛の口に合うかどうか不安だな~。
3人で「いただきます」と言って夕飯を食べる。凛は小さい口で一生懸命食べてくれている。
「このエビフライ、衣がサクサクして美味しいですわ。それにサラダが多いのも嬉しいですわ」
凛が顔をほころばせる。それは良かった~。気に入ってくれて安心。瑞穂お姉ちゃん、何も言わずにおかずにガッつくのはやめてね。一応、お客様が来ているわけだから、すこしは体面を考えてよ。
3人で楽しく雑談をして夕食が終わった。私が後片付けをしていると瑞穂お姉ちゃんが、珍しく後片付けを手伝ってくれた。後片付けをしてくれる時は上機嫌な証拠だ。瑞穂お姉ちゃんも凛を気に入ったようだ。
食事が終わって、私はお風呂場へ行く。お風呂は昨日洗ったからきれいだ。ボタンを押してお湯をはる。凛に気持ちよくお風呂に入ってもらうんだ。そういえば凛に部屋着を貸してあげるの忘れてた。
「凛、そろそろ、私服から部屋着に替えておこう。私服が汚れても嫌だから。私服は私のものを貸すし」
「あら、ありがとう。部屋着、お借りしますわ」
私は凛と手を繋いで自分の部屋へ行く。タンスから私服を出して凛の両手に渡す。パジャマだ。
「それじゃあ、着替え終わった後、リビングへ来てね」
ソファでは瑞穂お姉ちゃんが、私に隠れて缶ビールを飲む寸前だった。私は急いで缶ビールを取り上げる。
「今日はお客様が来てるの。だから缶ビールはダメ」
「1本くらいぐらい、いいじゃん。1本だけなら酔わないし」
瑞穂お姉ちゃんは、お酒が弱いのに、飲むのが好きだ。そのうえ酒癖がわるい。はじめて凛が泊まってくれるのに、瑞穂お姉ちゃんの酒癖の悪さをみせたら、ドン引きされるよ。そんなことは阻止。阻止。
私の部屋が開いて、凛が出てきた。凛は無茶苦茶、照れているようだ。以前加奈ちゃんにもらった。うさちゃん着ぐるみパジャマ。色白の凛にチョー似合う。カワユイ。
あ、お風呂のお湯が沸いたようだ。
「凛、お風呂が沸いたようだから、お客様の凛が先に入って。バスタオルは用意してあるから。新しい歯ブラシも置いてあるから使ってね」
「ありがとうございますわ。それではお先に失礼いたしますわ」
先に凛がお風呂へ入っていった。それを見て瑞穂お姉ちゃんがニヤリと悪戯っぽい顔をして笑っている。
「凛は肌のキメが細かくてスベスベして気持ち良さそうだね。私、今からお風呂に入ってくるわ」
凛が入っているからダメ~。瑞穂お姉ちゃんばっかりズルい。私も凛とお風呂に入りたい。
「結菜もそんな顔するなら、一緒に入ればいいじゃないか。3人一緒のお風呂。けっこう楽しいぞ」
私と瑞穂お姉ちゃんは風呂場の脱衣所で服を脱いで風呂場に突入した。
いきなり私達に風呂場に突入された凛はシャワーで頭を洗ったまま、固まっている。目を見開いて、信じられないという顔をしている。また、凛の面白い一面を発見。
瑞穂お姉ちゃんが凛からシャワーを取り上げて、凛にシャワーを浴びせて、手で泡を洗い流していく。
「やめてくださいませ~。こんなのメイドにもされたことありませんわ。どこを触ってるんですか~。やめて~」
瑞穂お姉ちゃんはシャワーで凛の体を洗い終わると、次は自分の体を洗い始める。私は湯舟に入ってリラックスしている。凛が立ったまま固まっているので、腕を引っ張って、湯舟の中へ入れる。
凛を後ろから抱きしめると、お肌スベスベだ~。それに黒髪がキラキラしていて、しっとりしている。今、私は美少女とお風呂を一緒に入っているのだ~。凛、固まったままで可愛い。
「凛ってきれいだし、可愛いし、お肌スベスベで気持ちいい。本当に羨ましい」
「この乱入騒ぎはなんですの。はじめからこれを狙ってましたの?」
凛は目を白黒とさせている。
「違うよ。瑞穂お姉ちゃんが、凛とお風呂に入りたいって言うから、私も凛とお風呂に入りたかったし。だから2人で乱入しただけだよ~。だってせっかく友達になったんだから、裸の付き合いってしてみたいじゃん」
「私にも心の準備が必要でしてよ。いきなりは困りますわ」
瑞穂お姉ちゃんが体を洗ったから、私が湯舟を出て、体を洗う番だ。瑞穂お姉ちゃんが私の代わりに湯舟に入った。凛はもう湯舟からあがって、風呂場から逃げようと考えていたようだが、瑞穂お姉ちゃんに捕まった。
「やっぱり若い子の肌はちがうわ~。特に凛の肌はきめ細かいね。スベスベだ~」
「そんなにペタペタと触らないでください。恥ずかしいです~」
たまらなくなった凛が湯舟から出て脱衣所へ逃げた。瑞穂お姉ちゃんもにこにこと笑いながら凛の後を追う。
2人がいなくなるとお風呂場は静かになった。やっぱりお風呂って静かに楽しむもんよね。
私は頭と体を洗って、湯舟にゆっくりと浸かる。風呂場のドアから凛と瑞穂お姉ちゃんがドタバタしている姿が見える。瑞穂お姉ちゃんも凛を気に入ったようで良かった~。それよりも良い湯だ~リラックスする~。
2人が脱衣所からいなくなってから外に出よう。そのほうが安全だ。
私が湯舟から出て、脱衣所で体を拭いて、猫の着ぐるみパジャマに着替えてリビングへ行くと、リビングのソファで凛が瑞穂お姉ちゃんに膝枕されて、顔を真っ赤にしている。それでも疲れているのか、そのまま寝てしまった。
パジャマパーティはこれからなのに、凛、寝ちゃってどうするの。でもちょっと疲れたのかな。もう少し、寝かしておいてあげよう。
読んでいただきありがとうございます。潮ノ海月でございます。
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