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41話 斜め上行く展開

 日下部のお父さんと会った次の日の朝、俺はいつも通りに結菜をママチャリで迎えに行って、地下駐車場に止めて、結菜と一緒に登校する。ゆっくりと時間をかけて、歩いて校門を潜り、校舎に入って、自分達の教室へ向かう。



 自分の机の上に鞄を置いて、席に座る。そして結菜も俺の後ろの席に座った。最近、俊司と慎が俺のほうへ寄ってくることが少なくなった。



 俊司のほうを見ると、神楽の席に顔を置いて、神楽に変顔を見せて、笑わせようとしている。



 朝から何をやってるんだ。お前は、神楽が顔を真っ赤にして恥ずかしがってるじゃないか。あ、とうとう我慢できなくなった神楽が、俊司の顔の上に手を置いた。そして顔を背けている。目が泳いでいる所をみると、随分、困っているようだ。



 でも2人は傍から見れば、仲が良さそうに見える。神楽は俊司が好きだ。このまま良い感じで行ってほしい。



 慎のほうを見ると、委員長が慎の席へ行って、腰の手を当てて、何かガミガミと注意しているようだ。慎は耳にイヤホンをして、スマホで音楽を聴いているから、委員長の言ってること、全く聞いていないと思いますよ。



 怒りながらも、顔を真っ赤にして、どこか照れている委員長が面白い。本当は慎にかまってほしいだけなのだろう。慎はマイペースな奴だからな~。委員長も大変だ。頑張れ~委員長。骨は拾ってやるぞ。



 俺は椅子に反対に座って、結菜の顔を見る。結菜はフニャリと笑ってくれる。これだけで癒しだ~。



「宗太は私の笑顔が本当に好きなんだね。そんなに喜んでもらえると、嬉しくて、顔が緩んじゃうよ~」



「結菜の笑顔は最高だ。授業中も見ていたいよな~。結菜、俺と席を変わらないか~。1日でいいから。そうすれば、後ろ姿をず~っと見てられる」



「そんなことはダメ。宗太のことだから、私ばっかり見て、授業をボーっと聞いてるだけになるから。このままの席でいいんです~。だって、この席だと宗太の後ろ姿が見えるし、先生に質問で当てられそうになった時、宗太の背中に隠れることができるし、便利なんだから。この席は譲りませ~ん」



 結菜、俺の背中を、先生からの隠れ蓑にしていたのか。確かに俺の背中に隠れたら、先生と視線を合わせなくて済むもんな。いつの間にか、俺の背中は有効活用されていたわけか。



 教室のドアが開いて、日下部が教室へ入ってきた。清楚な雰囲気でゆっくりと歩いてくる。そして、自分の席に座ると、俺に頭を下げてきた。



「昨日はありがとうございましたわ。あれからお父様、上機嫌で、宗太のことばかり聞いてきますのよ。久しぶりに夕食が盛り上がりましたわ」



 そう、それは良かったね。盛り上がったネタが何だったのか、あえて聞かないことにする。



「お父様がまた宗太と会いたいと言ってましたわ。お父様、公認になったのですから、いつでも遊びに来てもいいということでしたわ」



 大樹おじさん、いらんことを言って、日下部の気持ちをあおってるな。日下部が嬉しそうに、にっこり笑ってるからいいけどさ。大樹おじさんは一体、何を企んでるんだ。あの人も意外と人をからかうのが好きだからな。要注意だ。



 結菜の顔から笑顔が消えている。こころなしか、眉がピクピクと動いているんですけど。静かに怒ってるよね。



「日下部さんおはよう。朝から機嫌が良くてよかったわ。でも、なぜ今日は朝から名前が九条くんから宗太に変わってるのかな?」



「あら、宗太から聞いておりませんの。私達、お父様公認の仲になりましたの。昨日も宗太は私のことを凛と呼んでくれていましたし、私も宗太と呼んでいましたわ。ですからこれからは宗太と呼ぶことにしましたの。宗太も気軽に私のことを凛と呼んでくださいな」



「宗太、そんなこと、私、聞いてないんだけど・・・・・・」



「だってさ、一応、代理彼氏として、日下部のお父さんに会いに行ったわけだし、彼氏彼女が苗字で呼び合ってるのも変だろう。だから昨日だけ名前呼びにしたんだよ。ただそれだけで意味はなかったんだ~」



 俺は涙目で結菜に訴える。俺の心よ届いてくれ~。けっして悪気があってしたことじゃないんだ~。



「日下部さん、浮かれて忘れているかもしれないですけど、宗太は1日だけ、日下部さんに貸しただけですからね。宗太は私の彼氏だってこと忘れないでくださいね」



 結菜はちょっと吊り気味なった目で、日下部を見ている。目が据わっている。



「そのことは忘れていませんわ。宗太は朝霧さんの彼氏ということは心得ておりますわ。ですが、私と宗太もお父様公認の仲になったんですもの。名前を呼び合うぐらいいいでしょう。だって、今度、お父様と会う時に、名前で呼び合ってないと、違和感がでてしまいますわ」



 ん~日下部の言ってることも強引だが、筋が通っているようにも聞こえる。注意しにくいな。



 結菜が大きなため息を吐いた。なんだか一気に疲れているようだ。後から肩でも揉んでやるか。



「日下部さんのいうこと、わかりました。こうなったら、私も日下部さんのこと凛って呼ぶから。凛も結菜って呼んで。私は宗太の彼女で学校公認の彼女。だから私が本妻よ。凛は凛のお父様公認の彼女でいいわね。だから凛は2号さん。愛人ね。これでいいわね。あ~疲れる。頭が混乱してきた~。どうしてこうなってるのよ~」



 結菜は優しいな。結菜が一言、「宗太、断って」と言えば、俺はこの場で日下部に断りの言葉を言ったのに、結菜はそれを選ばなかった。それよりも日下部と友達になろうとしている。結菜、惚れ直したよ。



「結菜、私はそれでかまいませんわ。あなた達2人の間に入っていける隙間がないことぐらいはわかっていますもの。だから私は2号、愛人として、少しだけ、お裾分けしていただけるだけで十分ですわ。そういうわけですから、結菜、宗太、これからも末永くお願いいたしますわ」



 何が末永くだ~。なんか間違ってるだろう。今の発言、色々と問題あり過ぎだわ~。



 見ろ、クラスの皆が俺達に視線を集中させてるじゃないか。俊司と慎も走ってきたぞ。これは大騒ぎになるの確定じゃないか~。結菜が本妻で、日下部が2号なんて、俺が決めたわけじゃね~。俺の意見はどうなるんだ~。



 俺は頭を抱えて、悶えて、机に突っ伏した。結菜が優しく俺の頭を撫でてくれている。小さい声で俺に呟く。



『日下部さん、私と宗太の間には割り込まないって言ってるし、日下部さんの心が整理できるまで、日下部さんのワガママを許してあげようよ。日下部さんもお裾分けの2号でいいって言ってるしさ。私も日下部さんと、凛と結菜の仲になるからさ』



 結菜がそのほうがいいっていうなら、俺から言うことはないが、さっきから俊司と慎が俺の席の近くに立ってるのが、もの凄く嫌な予感がするんだよ~。振り向きたくない~。



「おい、宗太、日下部さんが宗太の2号、愛人という言葉を聞いたような気がするんだが、どういうことだ。お前にはきれいで可愛い朝霧が恋人としているよな~。それなのに日下部さんを2号、愛人にするとは、どういうことだ。なぜお前ばかり、美少女を囲ってんだよ~。理不尽じゃね~か」



 日下部が「氷姫」復活かと思わせるような冷たい視線で、俊司と慎を見る。



「私がどの殿方とつきあっても、あなた達には関係ないですわ。そう、私は宗太の愛人、2号になりましたの。それでも宗太に好かれたいですし、できれば愛してほしいですわ。宗太もこれからは凛と呼んでくれないと嫌よ」



 ギャー。そんなこと教室内で言わないでくれ。教室内の俺のポジションを考えてくれ。見てみろ。クラス中の女子が俺を冷たい目で見てるじゃないか。それに男子から殺気のこもった視線を向けられてるんですけど~。



 俊司と慎はクラスの男子と女子が集まっている場所へ走っていった。絶対に今聞いたことを言ってるに決まってる。すでにこのクラス中にこのとこが広まったことは確実だ。昼休みになる頃には学校中に広まるだろう。



 また、一波乱ありそうだ。2学期は平穏、無事に学生生活を送れると思ったのに~。なんでこうなるの。



「とうとう「氷姫」がおちた」という噂は、俺が思っていた通り、昼休みには学校中に広まった。同時に「九条宗太が、朝霧結菜とイチャラブしているにも関わらず、「氷姫」を2号にした」という噂も広がった。



 午前中の受業があるにも拘わらず、すずなちゃんが顔を真っ赤にして休憩時間に教室へやってきた。ズンズンと俺の座っている席へ近づいてくる。



「私が何を言いたいか、わかっているわね。今すぐ、九条くん、朝霧さん、日下部さんの3人は生徒指導室へ来なさい。あなた達の噂で、学校中がパニックになってるのよ。どういうことになっているのか私は聞く義務があります。今すぐ生徒指導室へ来るように」



 俺はすずなちゃんに腕を掴まれて、生徒指導室へ連行される。結菜と日下部は俺とすずなちゃんの後ろを、手を繋いで歩いている。お前達、一気に仲良くなったな~。



 生徒指導室の中に入ったすずなちゃんは奥の席に座り、対面の席に結菜、俺、日下部の順で座らせた。



「さ~何が起こたのか、正直に話して。基本的には、この高校は男女の仲には関与しないし、不順異性交遊さえしていなければ、注意もしないんだけど、学校全体がパニックになってるから事情を聞く必要があるのよ。1年生、2年生、3年生の中には号泣している男子がいっぱいいるの。これじゃあ、授業にならないわ」



 まずは結菜が口を開いた。



「この前、凛から、凛のお父様が見合いの話をもってきたと相談を受けました。その時に凛が学校に好きな男子がいると、凛のお父様に言ったことで、凛のお父様が、その男子を家に連れてくるようにと言われたことが原因です。それで急いで代理彼氏を用意しなくちゃならなくなって、宗太が代理彼氏として凛の家に行きました」



 次に日下部が口を開く。



「私と宗太は、凛と宗太と呼び合う練習をして、お父様に会いにいきましたわ。そしたらお父様が宗太のことを気に入ってしまって、宗太のことを彼氏として認めてしまったのです。ですので私と宗太はお父様公認のカップルになったのですわ」



 すずなちゃんの絶対零度の視線が俺に突き刺さる。



「俺が愛しているのは結菜です。でも凛とも凛のお父さんの公認のカップルになってしまいました・・・・・・」



 日下部が爽やかに微笑む。



「そこで私は考えましたの。結菜と宗太の間に割って入る隙間などありません。2人のイチャイチャを見ていればすずな先生もおわかりのはず。でも私と宗太もお父様公認となった仲。ですから、私は2号になることにしましたの。宗太と結菜には許可を取っておりますわ。私は少し。お裾分けをいただけるだけで十分ですわ」



 すずなちゃんがバンと机を叩く。



「日下部さん、そんな日陰の人生なんていけないわ。2号、愛人でよいなんて、男の思う壺じゃない。もっと日下部さんは愛されていいのよ。そんな女性が悲しむような人生なんて先生は認めません。九条くん、ちゃんと日下部さんのことも考えてあげなさい。日下部さんも泣かせたら、先生、絶対に九条くんを許さないんだから」



 俺はどうしたらいいんだよ。俺の体は2つあるわけじゃないんだよ。俺が日下部になびいたら、俺が結菜に捨てられるわ。そんなことになったら俺は泣くぞ。1週間、泣いて、学校に来なくなるぞ。それでもいいのか~。



 結菜がため息を吐いて、先生を見つめる。





「私と宗太が離れることはありません。どんなことがあっても、一緒です。そのことは変わりません。それに学校公認のカップルです。しかし、凛と宗太も凛のお父様が公認されたカップルなんです。ご理解いただけましたか。」



「私はもう、頭が混乱して何が何なのか、わからなくなってきたわ。それで朝霧さんも日下部さんもいいっていうなら、私も止める権利はないわ。でも、どうして、そんなややこしいことになったのよ~。学校中が大騒ぎになってるのよ~。先生達も泣いている男子を説得してるけど、学校中で男子が号泣してるのよ~。こんなのはじめてよ~。先生も泣きたくなってきた~」



 すずなちゃんは涙目になっていたが、俺と凛と結菜を開放した。俺達は生徒指導室から教室に戻って、普通に授業を受けたが、殺意のこもった男子からの視線を受けて、俺は授業に集中できなかった。



 昼休みのチャイムが鳴った。俺が席を反対に座って、結菜を見る。結菜は微笑んで弁当を2つ出す。そして椅子を移動させて、凛が結菜の席に重箱のような弁当を置いて、椅子に座る。



「今日からお弁当に工夫をしてまいりましたの。重箱の1段はおかずだけを入れております。これは結菜と宗太用ですから、ご自由に食べてくださいな。私からの心ばかりのお礼ですわ。それに2人には専属シェフのおかずを食べてほしいですし。結菜、あなたのお弁当のおかずを私にもいただけたら嬉しいですわ」



 結菜は凛の弁当のおかずを見てフニャリと顔を綻ばせる。



「うん。凛、おかずありがとう。私も凛におかずをあげるね~」



 予想以上に2人は仲が良くなった。もっといざこざがあるかと思ったけど、意外だ。



 今日は俺達の教室は大変なことになっている。凛を一目見ようと廊下には多くの男子が詰めかけている。廊下側の窓には男子が顔を張り付かせている。こんな中でほっこりした雰囲気で食事をしようとする結菜と凛の2人は凄いと思う。



 多くの男子の殺気の視線が俺に突き刺さる。凛の顔がニヤッと笑っている。こいつ何か企んでいるだろう。結菜のほうを見ると結菜も凛と視線をあわせた後にニヤっと笑っている。なんだか怖いんですけど~。



 結菜が突然、俺が持っていた箸を取り上げた。そして机の中に隠す。



「宗太~。私のほうが好きなのよね~。だったら私が食べさせてあげる~。「あ~ん」して」



 結菜はおかずを箸に挟んで、俺の口へと運んでくる。これだけ多くの男子達の前で「あ~ん」なんかしてみろ、後で俺がどうなるかわかったもんじゃね~ぞ。



「私のことが大好きで、私のことを1番、愛してるなら「あ~ん」して。みんなにわからせるの」



 そう言われると逃げることができない。俺は諦めて「あ~ん」と口を開けて、結菜におかずを食べさせてもらう。



 うん、結菜が作った卵焼きは絶品だ。旨い。すると凛が箸におかずを挟んで俺の口へ持ってきた。



「今日はお父様公認のカップルになった記念の日。私も宗太に「あ~ん」したいですわ。みんなに私達の仲のよさをアピールしませんと」



 結菜がニヤリと笑う。



「そうだよ~。私だけ「あ~ん」して、凛の「あ~ん」を食べなかったら、凛がかわいそうだよ~。凛の「あ~ん」も受け入れてあげて~」



 こいつ等、絶対に俺で遊んでるだろう。後で俺がどんなことになるか考えてくれてないな。俺は諦めるしかないのか。



 俺は凛へ口を大きく開けた。すると凛が「あ~ん」と言いながら、おかずを俺の口の中へ入れる。その途端に、廊下の大勢いた男子達の中から号泣が聞こえる。窓に張り付いたまま、涙を流している男子もいる。廊下は阿鼻叫喚の坩堝となっているだろう。



 教室内は歓声があがっている。教室内のテンションもマックスだ。



 結菜と凛に「あ~ん」をされながら、ゆっくりと弁当を食べ終わった。本当に旨い弁当だった。廊下さえ見なければ・・・・・・



 凛は椅子を移動させると自分の席に戻って、読書を始めた。俺と結菜は手を繋いで立ち上がる。



「凛、結菜と屋上に行ってくる。屋上だけは俺達2人の場所だ。連れていけなくて悪いな」



「それぐらい心得てますわ。わたしは宗太のことを考えながら、読書をしていますわ。2人の間に割って入るような無粋なことはいたしませんわ。私は2号としての分を弁えているつもりですもの」



 凛は優しく微笑んで、手を振って、俺達を教室から送り出した。俺と結菜は男性陣をかき分けて、階段を上って屋上へ向かう。そして屋上の給水塔の日陰で結菜に膝枕をしてもらった。



 俺は結菜に疑問をぶつけた。



「結菜はあれで良かったのか?俺は結菜が嫌がっていたら、凛に断りを告げるつもりだったんだが」



「ううん。それはもういいの。だって、凛ははっきりと言ったもの。「私と宗太の間に割って入るような隙なんてないし、割って入ろうとは思わない」って、はっきり言ってたわ。それは宗太と私が本当のカップルだと凛が認めているってことだもん。だから凛を無理矢理に突き放すようなことをする必要はないっしょ」



 確かに凛はそう言ってたな。結菜がそれでいいというなら、それもでいいけど。



「凛も宗太のことが好きだから、傍にいたいのよ。だから2号でもいいって言ってるの。私、少し気持ちがわかる。凛の気持ちに整理がつくまで、凛を2号さんでいさせてあげて。お願いよ。宗太」



「結菜がそういうなら、それでもいいけどさ~。学校中のみんなが、それで納得しないだろう」



「学校のみんなのことは関係ないよ。私も凛も宗太のことが好きだから、一緒にいたいだけだから」



 俺は結菜に良かったと思う。俺の恋人が結菜で良かったと思った・・・・・・でも困った状況になったな。



「宗太の好きな人は誰?愛している人は誰?」



「それは結菜、そのことは絶対に変わらない」



「うん。私は宗太が1番大好き、愛してる。宗太に愛してもらってるから、私は大丈夫だよ」



 結菜は俺の顔の上に覆いかぶさる。そして俺の額にキスをする。俺も結菜の額にキスをした。



「宗太にキスしてもらちゃった・・・・・・嬉しいよ。これでエネルギー100%」



 昼休みが終わりに近づいている。俺と結菜は手を繋いで屋上から教室に戻る。教室にはまだ多くの男子が四つん這いになって涙を流していた。

 


 これからが大変なことになりそうだ・・・・・・はぁ・・・・・・



 俺はため息を吐いた。

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