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実際→戦場で恋愛?

コルネウス気を使いすぎだよ。

別にローさんと付き合ってないし。


「優黎?」

そんなこと思ってたらローさんがやって来た。

「ローさん、こんにちは。」

私は言った。

「優黎は、いつでも麗しいな。」

ローさんがうわごとを言った。

「別にいいですよ、お世辞なんて。」

私は照れ笑いをした。

「お世辞ではないが...。」

ローさんが言った。


今日は妖怪通販で買った服を着ている。

休みの日だからだ。

だって、休みも明正和次元帰って来るなって

五十嵐の長老に言われたし。

なんでかな?


「いつもと違う格好もいいな♪」

ローさんが言った。

「普段着です。」

私は言った。


「優黎さん、お休みの日に悪いのですが、この件について...わ、すみません。」

コルネウスが慌てた。

別にラブシーン演じてないよ。

普通にローさんと話してただけだよ。

道端で。

「なに?コルネウス?」

私は言った。

「いえいえ、デート中にお邪魔ですよね。」

コルネウスが

後ずさりした。

「なんのようなの?」

私はコルネウスに近づいた。

「あんまり、近づかないでください。」

コルネウスがますます後ずさった。

「なんでさ、私はローさんと恋人同士じゃないよ。」

私は言った。

「そうですけど、求愛行動は邪魔しないが基本ですので。」

コルネウスが言った。

「グーレラーシャ傭兵国人は伴侶命というのは本当なんだな。」

ローさんが言った。

「もちろんです、別れることもありますし心変わりもありますけど、大体伴侶一人です。」

コルネウスが微笑んだ。

そしてそのままきびすをかえして逃げた。


おい、なんか用があったんじゃないのか?


「優黎、話そうか?」

ローさんが言った。

「はい、いいですよ。」

何が話したいのかな?


「オレじゃ嫌か?」

ローさんが言った。

何が嫌なのさ。

「いったい、どういう意味ですか?」

私は聞いた。

「オレはお前に惚れてる。」

ローさんが言った。

「...はい?」

そんなこと言われても困るよ。

「オレはファモウラ側の...。」

ローさんがいいかけた。


「よー、ユーリ、休み中悪いが、腹へった。」

レシファードが乱入した。

ったく、休み中くらい屋台とか、酒場とか食堂とか利用しなよ。

「...わかった、コルネウスも呼んできて。」

仕方ない、食事にするか、片付けるのめんどうだから、一緒に食べてもらわないと。

「わかった、ローさん、久しぶりー。」

レシファードが言った。

「ああ、久しぶりだ、レシファード殿。」

ローさんが言った。

「口説いてるの邪魔してわるいね、じゃ呼んでくるわ。」

レシファードがそそくさと去っていった。


「ローさん、食事していってください。」

私は言った。

缶詰開けてグラタンでも作るか。

ホワイトソースの缶詰に

鮭缶かな?

きのう茹でといたジャガイモあるし。

玉ねぎもあったよね。


「いつも、すまない、さっきの話だが...オレはファモウラ側。」

ローさんが言った。

「ファモウラのそば出身なんだ?」

だから色素が薄いのか。

「...まあ、そんなところだ、結婚したら寒いぞ。」

ローさんが言った。

「結婚?まだ、恋人同士じゃないし。」

私は、調理場に向かいながら言った。

自炊する人がほとんどいないので

マイキッチン状態だ。

「まあ、そうだが、これからどうなるかわからんし。」

ローさんが微笑んだ。

そうかな?


「レシ、お邪魔ですよー。」

コルネウスがレシファードに

ひきずられてきた。

「飯だ飯、腹が空いてはいくさはできぬっ言うだろう?」

レシファードが言った。

本当にいくさをしている地域で

それいったら笑い事じゃないからね。


そのあと、みんなで食事をして。

また、ローさんにあーん、された。

ダメージだよ。

なんでローさんとくっつけようと

するのかな?

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