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暗雲→会議はあれぎみ

だ、か、ら

私は負傷してるのー。

なんで呼ぶのさ。


「五十嵐軍師、負傷したとか、大丈夫か?」

軍王ケイルさんが言った。

恒例の作戦会議です。

「まだ、痛いです。」

私は言った。


この間の作戦うまくいったので

アキュア聖王国軍師業をもっと続けてほしいと言われました。


「男性に抱き上げられてたそうですね!」

フオストさんが叫んだ。

叫ぶなー。


情報早いな。

牽制になるかな?


「婚約者ですけど。」

私は微笑んだ。

ロビンさんの事だよね。

「ファモウラ軍国人だと言う噂があるが?」

ケイル軍王が言った。

「それで?」

冷静を保つんだ私。

「...ファモウラ軍国と通じたというなら捕らえねばならん。」

ケイル軍王が言った。

「そもそも、ファモウラ軍国と和平する事は可能なのですか?」

私は聞いた。

「ファモウラ軍国と和平?...考えられません。」

ビレギスさんが言った。

「....そうですな、でも、出来るならしたい事ですな。」

ヤデギさんは冷静に言った。


和平したい人がいるんだ。


「長年の戦争で犠牲者も多い明確にファモウラ軍国が降伏するか...あるいはわれわれが負けるかしか...本当にないのか?」

ケイル軍王が考え込んだ。


「どの辺まで譲歩出来ますか?」

私は聞いた。

早急過ぎるかな?

「....五十嵐軍師、ファモウラ軍国との確執を終わらせるなら、総統が出てこねばどうにもなるまい。」

ケイル軍王さんが言った。


ロビンさんをだせってこと?


「総統が出れば、和平につながるんですか?」

私は言った。


「各国代表と話あわないといけないが」

ケイル軍王が言った。


そうか...そうだよね。


「そういえば、どうして私がファモウラ軍国と通じてるって言う話になったんですか?」

私は言った。

「あなたを襲ったごろつき傭兵が、青の指揮官はファモウラ軍国に通じているからこらしめてほしいと謎の男に言われたそうです。」

ビレギスさんが言った。

謎の男の言うことをホイホイ実行したんかい。

やっぱりあいつらアホだ。


「五十嵐軍師も怪我がなおったら、話を聞きたい。」

ケイル軍王が言った。


そうだよね。

「分かりました。」

私は言った。


「いっそ、五十嵐軍師を拘束してケイル様が監視したらいかがですか!」

フオストさんが言った。

相変わらず叫ぶ人だな。


おい、スゴい嫌なんですけど。


「そうするか...五十嵐軍師、わが仮住まいに招待しよう、グローリエも喜ぶ。」

ケイル軍王さんが言った。

「お断りします。」

冗談じゃない。

「牢屋よりは良いと思うが...。」

ケイル軍王さんが言った。

「疑わしきは罰せずと言いますよ。」

私は言った。

「国を滅ぼすわけにいかない、牢屋かわが家かだが、どうする?」

ケイル軍王さんが言った。

「...婚約者と連絡とれますか?」

私は言った。

「私の監視のもとならな。」

ケイル軍王さんが言った。


わー、困った。


「いつまでですか?」

いっそ、グーレラーシャに逃げ込もうか?


ロビンさんと明正和次元に帰ってもいいや。


「...未定だ。」

ケイル軍王さんが言った。


ええ?嫌だよ。

私は、ロビンさんと

幸せになりたいだけなのに...。

ファモウラ軍国との戦争が

終われば、世界は平和になるんだよ。

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