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脱線→告白タイム

ローさん、大好き。

いってもいいかな?いっても良いよね。


「ローさん、あの。」

医務室についた。

「優黎、すまない。」

ローさんが言った。


「五十嵐軍師、何処で切り傷作ったんですか。」

医師が処置をしながらいった。

「う~ん、テントのむこうの歓楽街のすみかな?」

よくわかんないけど。

「オレのせいだ。」

悩み深そうな顔でローさんが言った。

「ローさんのせいじゃないよ。」

私は言った。

だって、私が油断したせいだし。

「優黎に傷痕が...。」

ローさんが言った。

傷痕なんていっぱいある。

こんな職業だし。

「ローさん、私、傷痕いっぱいあるから...気にしなくていいよ。」

今さら増えても気にしない。

再生槽(サイセイソウ)に入って再生すれば

綺麗になるかもだけど。


別にはいらないですんで良かったよ。


「しばらく、会わない方がいい。」

ローさんは固い表情で言った。

「え?嫌だよ。」

私は言った。

「優黎を傷つけるから。」

ローさんが言った。

「こんなのかすり傷だよ。」

私は言った。


「そのかすり傷を縫います。」

医師が言った。

「付き添いの方は出ていってください。」

看護師が言った。

「ローさん、いっちゃやだ。」

私はローさんが居なくなりそうで言った。

「...ばか、そんなこと言うと誤解するぞ。」

ローさんが微笑んだ。

「誤解じゃないもん。」

私は言った。

「どこにもいかないから、縫ってもらえ。」

ローさんが言った。


「待ち合い室でお待ちください。」

看護師が言ったのでローさんは出ていった。


縫合より局所麻酔の方が痛いんですけど~。



「どうぞ、お入りください。」

看護師に呼ばれてローさんが入ってきた。

「ローさん、痛かったよー。」

私は入ってきたローさんに甘えた。

「大丈夫か?」

ローさんが私の背中を撫でながら言った。


「....五十嵐軍師、処置に毎日通ってください。」

医師が言った。

なにその生暖かい目。

「抗生剤と痛み止め出しておきます。」

医師が言った。

「ありがとうございました。」

私は言った。


医務室からローさんに抱き上げられてでると

レシファードとコルネウスがニヤニヤしながら待っていた、


「ついに、求愛成功ですね。」

コルネウスが言った。

「まだ、明確には聞いてない。」

ローさんが言った。

「ユーリ、ひでいな。」

レシファードが言った。

「........言うよ、私ね.....ローさんが好きなんだ。」

わー、言った。

「そうか、オレも優黎が好きだ。」

ローさんが微笑んだ。

え?なにするの?

ローさん?

......キスされた。


「お熱いですね、今度の事はアキュア側にも、グーレラーシャ側にも伝えてあります。」

コルネウスが言った。

「ありがとう、コルネウス。」

私は言った。

「しっかり調査しないとな。」

レシファードが言った。


「オレの名前はロビンだ。」

ローさんが言った。

「ロビンさん。」

私は言った。

「ああ、()ロビンと言う。」

ローさんが言った。

麻ロビン?


「なんで、ファモウラ軍国の総統がここにいるんですか?」

コルネウスが言った。

ファモウラ軍国って今、敵国認定の国だよね。

「戦争を終わらせる為と優黎と結婚するためだ。」

ロー、ロビンさんがきっぱり言った。

け、結婚?

「解りました、協力しましょう、特に結婚については!」

コルネウスが言った。

「あー、もうわかったよ、協力しますよ。」

レシファードが言った。

「ありがとう。」

ロビンさんが頭を下げた。


ローさんが麻ロビンでもいいよ。

中味は同じローさんだし。

結婚ってなに?嬉しいけど。

いいのかな、私で。

すみません、優黎の姓間違えました。

宇水→五十嵐です。

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