表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/26

第八章 魔族

 やばい…少し工房でゆっくりしすぎた…こんなに暗くなっちゃった…


「リリアちゃん、じゃあね、暗いから気を付けて」

「うんありがとうアリサ、またね」


やばいやばい…本当に暗くなっちゃった…魔族とか出てこないといいけど…


「うーん…フラグじゃなかったんだけどな…おい、出て来いよクソ野郎」


やっぱりな、さっきから視線を感じてたんだよ…多分雑魚だな、物陰にこそこそ隠れるくらいだし…

強い魔族は堂々と正面突破してきて、がん飛ばしてくるからな…

もうちょいましなのよこせよ…私これでも結構強い自信あるんだけどな…過小評価されてない?


「おいおい、初対面でクソ野郎はひどくない?僕は今日戦うつもりなかったんだけど…やっぱり潜入へたくそだなぁ…やるしかないか…」


見た感じ、魔力もないし、警戒心もそこまでない、今までの5秒の間で確実に殺せた

まぁ、ハンデということで


「じゃぁ、戦うということでいい?まぁ逃がさないけどね」

「おぉ怖い怖い、ガキがイキってんじゃねぇよ」

ゾリュ―ト(基礎攻撃魔法)


あれ?一発かよ…もうちょいねばってくれよぉ…最近の魔族は軟弱でいかんなぁ…

やっぱり、ただの雑魚だったわ…基礎攻撃魔法で即死か…防御魔法の展開もできてないし…

そもそも、私の魔法の発生も見えてないんじゃない?気が付いたら地獄だろうね

魔族私の事なめすぎじゃない?昔幹部クラスのを殺されたの忘れた?


「はぁ…さっさと帰ろ」


それにしても…確実に私を狙ってた…アリサは見向きもせずに…偵察って言ってたけど、私に奇襲攻撃でも仕掛けるつもりなのかな…はぁめんどくさいなぁ私目立ちすぎたか…


「ただいま…魔族狩りしてきたって学校に報告しておいて、等級は多分ビリオンランク聞く前に殺しちゃったからわかんない」

「承知しました、報告しておきます、晩御飯ができておりますがお風呂になさいますか?」

「うーん…ご飯食べようかな、魔力使っておなか減ったわ」

「承知しました、お席についてお待ちください」


夕ご飯なんだろうなぁ♪たのしみ~


「お待たせしました、ラムステーキのトリュフ添えでございます」


うっひょー!めちゃくちゃうまそう!

あっつあつだぁ!


「シェフを呼んで頂戴!」

「はいお呼びでしょうか?何か問題でも?」

「いや、ただただおいしそうだったから呼んだだけよ!やるわね…トリュフ使うなんて…でも問題は味よ食べてみたいとおもいます!いただきまーす」


――っ!これは…うますぎる…ジューシーな味わいにさっぱりとしたトリュフの香り

噛めば噛むほど味が出てくる…the肉ってかんじ…


「どうでしょうか…」

「めちゃくちゃおいしいわ、ただすこし甘みが欲しいわね…ワインソースでもいいかもしれないわ」

「なるほど、次回はそうしてみましょう、ありがとうございます」


いやぁ魔力カラカラの体にしみるぜ!



「ふーお腹いっぱい…お風呂入ってこようかな」

「承知しました、お着換えはすべておいてありますので、すぐにでも」


いやぁ、本当に優秀な執事だ…結婚してもいいくらいだよ…でも私は…


「ふー、やっぱり実家の風呂が一番だぜ!」


安心できる場所ランキング堂々の1位実家の風呂!

いやまてよ…トイレもいい…まぁでも安心できる場所ではお風呂かな、落ち着く場所はトイレかもしれないけど


「よいしょっと、のぼせても大変だからそろそろ上がろうかな」

「お待ちしておりました、ベッド準備しております」

「うわっ!びっくりしたぁ…ありがとう」


今日はさっさと寝よ…疲れたし


「それじゃぁお休み」

「お休みなさいませ、リリア様」



んっんん…朝か…今日は休日だったな…


「おはようございます、リリア様アリサ様がお見えになられておりますよ」

「んんん…んんん?アリサが!そうだったすっかり忘れてた、今日だったシュルガルシア城に行くの!」


やばいやばい!「どうしよう!


「おはよう、リリアちゃんやっぱり寝坊してた…髪の毛やってあげるからこっち座って早く!」

「本当にごめん、お願いします…ごはんたべるね」


はぁ…朝から騒がしい…なんてことだ…

シュルガルシア城は楽しみだけど…休日は少しゆっくりしたい…


「よし!できた!じゃぁ行こうか!」

「うん、ありがとう!めっちゃ可愛い!アリサありがとう、大好きー」

「うわぁぁぁ、やめろぉぉぉぉ!」


さてさて、可愛いパワーをもらったところで行きましょうか


「アリサあのさ、昨日の帰り…」

「うん知ってるよ、魔族でしょ?まぁリリアちゃんが倒せないような魔族はそうそう来ないよきっと」


そうだといいのだけど…

最近は魔族の出現もめっきり減って、被害も少ない

つまりは誰かを倒すために準備している

魔族が殺したい相手と言えば魔法使い

私とかの黄金世代は確実に殺したいだろうし…

狙われてんなぁ…これ…


「おはようございます、リリアさんアリサさん」

「おはようラグナ、ライオはまだ来てない?」

「いえ、そこにいます」

「あっ!ライオくーん!こっちおいで~」


ライオ…なんか子供みたいでおもしろい

なんとういうか親子みたいな?言ったら怒られそうだけど…


「どうしたの、ライオ君」

「いや、なんか嫌な気配がしててよ、魔族みてえな、でも近くじゃねえからわかんねぇわ」


やっぱり、魔族は来てるか…

まぁ戦闘になったら心強い味方達がいるけどさ今回は

ライオも先日トリリオンランク魔法使いになったらしいし、黄金世代全員最速でトリリオンランク魔法使いになったと…やばすぎだろ…


「ついたぁ…なんで歩きで行こうなんて言ったんだよ…」

「ごめんごめん、歩いていくのも楽しいかなぁって、リリアちゃん体力ないね」

「うるさい!仕方ないでしょ!昨日魔族と戦って魔力消費してるんだから」


正直いま魔族に襲われたらまずいかもしれない…まだこの新しい杖に慣れてなくて魔力を込めすぎてしまう…そろそろ慣れないと…


「こんにちは、ラグナ様本日は4名様のご案内で間違いないでしょうか?」

「はい、間違いありません本日はよろしくお願いいたします」

「いえ、そんなラグナ様頭をお上げください、わたくしなんかに…」

「いえ、私はみんな平等だと思っております故、本日もお仕事頑張ってくださいね!」


いやぁ…ラグナは本当に育ちがいいなぁ…本当にラグナと結婚したら幸せなんだろうな…

まぁ私は残念ながら、する気はないんだけど…


「どうも、本日皆様をご案内いたします、エルネスト・シュルガルシアと申します」

「本日はお忙しい中、館長直々にご案内いただき誠にありがとうございます」


まじで?館長直々…グリーンリーフ家どんだけ影響力あるんだよ…

いや、まぁ剣聖の家系だから分かるけどさ…王族の血も引いてるわけだし…


「まずは、こちらから、右手をご覧ください、こちらでは職人が一つ一つ丁寧に、生地を作っております、うちでは職人を約100名雇っております、人件費はかかりますが、機械化をするよりはやはり人の手でということで、商品の値段を上げさせております、もう少し値段を抑えたいのですが、クオリティは絶対に下げたくありませんので」


ほへー…まぁシュルガルシアのお菓子をもらったらさすがにびっくりするもんな…もったいなくて食べられないくらいには…


「こちらでは、生地を焼く工程を行っております、こちらでも機械化をせず職人が一人一人、生地をみて焼き加減を調節しております、正確な時間を決めておりませんので、お菓子一つ一つがオリジナルで、世界に一つの物を作っております」


マジですごいな…人が本当に多い…

まぁだからこそ、ブランド物のバッグとかもらうよりもシュルガルシアのお菓子もらう方が嬉しいんだけど…


「館長失礼します、あの…」

「なんだって!?いますぐ、職人たちを避難させるんだ!」

「どうかされましたか?」

「いやぁ、あの…魔族が外に現れまして…入り口が破壊されたと…」


魔族!やっぱり来た…でもこのタイミング…どうして…学校にいるときの方がより被害は出せるはず…

シュルガルシアがなくなると、確かに困るけど国家の消失になるような、被害は出ない…


「どのくらいのランクかわかりますか?」

「おそらく、入り口に配備させている、魔法使いはトリリオンランクが一名おりました、そこが突破されたということは…」

「トリリオンランクか、それ以上…」

「行こう!絶対に殺す」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ