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第十三章 ジリオンランク魔法使いになるために

「リリア様、遅刻されますよお急ぎになってください」

「本当だ!まずい!急げー!」


今日学校なこと忘れてた…

でも確か高等授業のうち、3割の必修科目をトリリオンランクだとパスできるとかなんとか…


そしてジリオンランク魔法使いになったら学校に通う必要性もなくなる…

勝ったな…しかし魔法使いとしての仕事をしないといけなくなるのか…

うーむ迷いどころだ、これは…母上と父上に相談しないといけなそうだな…


「おはようございます、朝ごはんご用意できております」

「ありがとうセーニョさん」


急げ急げ〜あと15分しかないぞー

ご飯食べながら着替えるしかないな…


「セバスチャン、私の服をお願いできるかしら?」

「承知いたしました」


うーんおいしい〜…って味わってる場合じゃない!


「お嬢様そんなに、焦って食べられますと詰まらせますよ、落ち着いてください」


まぁそうね…最悪髪の毛はアリサにやってもらおう


「リリア様お洋服の準備ができました、食べ終わり次第お着替えをしてください。まさか、食べながらなど考えていませんよね?」


ギクッ…まぁ正論言えばやることの量は変わらないから時間は…変わらないんだけども…


「よひ、食べ終わった」

「リリア様まだもぐもぐしてるじゃありませんか…はしたないですよ」

「ごめんごめん、よしごっくんした!あ〜まずい!時間が…ほいほいほい!」


早着替えは得意だからね!

よし!もういけるぞー!


「いってきまーす!」

「行ってらっしゃいませ、朝から元気ですね…」


やばいな…ファストトラベル使わないと間に合わない


『リリアちゃん大丈夫?遅刻?』

『ううん、何とか間に合いそうファストトラベル使えば』

『りょうかーい私は先に教室入ってるね』


ファストトラベル…あったイアペトゥス魔法学校第一学園高等部1年A組教室


「おっとと、あっぶない…」

「おはよう、リリアちゃんぎりぎりだったね」


チャイムなってるし…ここまでぎりぎりに来たのは初めてだ…


「はい、皆さんおはようございます、本日も魔法陣の作成を行っていきます」


魔法陣作成か…まぁ簡単だしさっさと終わらせて、またお茶会と行こうかね…


「本日作っていただく、魔法陣は召喚魔法陣です。かなり高難易度なので皆さん私の説明をよく聞いて、作成してください」


召喚魔法陣か…まぁ確かに最上応用魔法型の召喚魔法陣はかなり高難易度だけども

今回扱うのは…上級型魔法陣か…

正直上級召喚魔法が使えるから、作る必要もないのだけど…

やっぱり飛び級申請しようかな…

まぁこれはこれで復習的な感じだから楽しいんだけどさ…


「それでは、教科書129ページを開いてください、これが今回作る魔法陣の概要です、今回はこの図をベースに作成していただきます」


これは…初めての方でもわかるように簡単な言語で書かれているから、文字数が多い…

いろいろなところが省略できるのに…

古代文字で作りたい…


「それでは説明しながら、作成していくので、皆さんも私と一緒に作成していきましょう」


って…もうアリサは作り始めてるし…

早いって…それに古代文字勝手に使ってるし…教科書一切見てないぞあいつ…

先生になんて言われるか…


「アリサさんとリリアさんには少しどころか、かなり簡単ですよね、なので最上級の…ってアリサさんはもう一段階上の古代魔法陣を作っていましたか…恐れ入った…リリアさんもお好きに作っていただいて結構です」

「はい、ありがとうございます」


そうだね、私も古代魔法を使った魔法陣を…いやまて…古代魔法陣は私が作ると大変なことになるな…

普通に最上位応用魔法型の魔法陣で妥協だね


「先生できました!何を召喚しましょうか?」

「おぉさすがです早いですね…今回完成した方は友獣を召喚してもらいます。契約ができた方はおめでとうございます、できなかった方はまた機会にということで」


友獣か…飼っている魔法使いは何人か見たことあるけど…かなり難しいとか…

強力な友獣を召喚するなら古代魔法陣を作るべきなんだけど…

どうしようかな…


『なぜ、悩む君は作れるだろう?』

「びっくりした…リラ学校ではあんまり話しかけてこないでよ…私の家系魔法が古代魔法陣を作成すると特殊結界が出ちゃってかなり広範囲に影響があるから…」

『なるほど、ならば私の光魔法を使って魔法陣を作成するといい、魔力が足りなくなることはないさ』


確かにわざわざ、家系魔法属性で作る必要性はないのか…


「おぉ!召喚できた!こんにちは、私はアリサ・ブルーリング、あなたの名前を教えてくれる?」

「我が名はアクヴァリオン、我が力を得て何に使うか、問おう」

「よろしくね、アクヴァリオンさん!あなたの力をどう使うか?私は戦いが好きじゃないから、あなたを戦闘道具にはしないから、ただ私の話し相手になってくれたらそれでいい、あなたとってもかわいいもの」

「ほう、我がかわいいとな…よかろう気に入ったぞアリサ、契約成立だ」


すっすげぇ…気高い魔獣を手なずけちゃった…

最高難易度ともいわれた、友獣だ…そりゃぁここまでざわめくわな…

明日には学校中のニュースだろ…



『すごいな、アリサ…まぁ君は光の魔法での召喚だ、とても難しいだろうが嘘はつくなよ』

「うん、わかってる!先生できました!召喚します」


『我が魔力を持って、真世界の守殿に祈りをささげる、いでよ光の神よ』


来た…すごい魔力を感じる…真っ白で何も見えない…


『んっ…ここは…久しぶりに人間界に来たな召喚か…なんだお前は、変な野郎だな魔力属性三つもあんのか、俺の名前はソルセリオン。少しは面白そうだな、名を名乗れ』

「私はリリア・レッドヴェイル、えぇさすがね私は陰魔法属性と、血魔法属性、そして光魔法属性を持っているわ」

『ほう、なかなか戦闘向けだな、それでは問わせてもらう、俺の力を使って何がしたい?』

「私が魔法使いになる理由は、ただひとつ、魔族を皆殺しにするわ」

『ほう…どのようにだ、お前ひとりの力では不可能だろう?』


これは交渉ではない、私の本当だけを話さないといけない、その中で私が切れる最大のカードは…


「もちろん、だからあなたと、精霊リラとで皆殺しにする、それでどうかしら?」

『ほう、だがしかし、お前からリラの気配はしないが?まさか、これから契約するとは言うまいな』

「もちろん、これからよ、ただそうね…いまこうやってあなたと長い時間お話しできてるのはリラのおかげね」


契約には膨大な魔力を使う、そのため魔力量が多いもののほうがチャンスは多い

しかし魔力が多い私でもせいぜい話せても50秒程度、ここまでたくさん話せるのは、リラが魔力を供給してくれているから


『なるほど、特殊な契約だ、世代で器として認められたものとの契約というわけだな…それではもう一度聞こう、俺を殺しの道具として使うのだな?』

「えぇ、そうね、もちろん人間は殺さないわ、魔族だけあとは今みたいに、話し相手になって頂戴」

『ははは、よかろう、はっきりと分かった、俺は君に勝てん、契約しよう。存分に私の力で魔族を殺せ』


あれ?案外楽に契約できちゃった?

やっぱりリラの影響力?


「ありがとう、契約を結んでくれた理由を聞いてもいい?」

『よかろう、ただ俺が君に興味があるだけだ、正直退屈していてな、今の魔法使いは志が低くつまらん…だが君はしっかりと魔族を皆殺しにすると言った、だから契約した』


なるほど…リラはあんまり関係ないのね…


『やぁソル、久しいね元気にやってたかい?』

『リっリラ様ですか!?やはり特殊な契約で…さすがでございます』

『ははは、まじめだねこれからよろしく!と言っても正式契約してないから、リリアがジリオンランク魔法使いになったらまだ詳しく話をしよう』


ここまで、優秀な友獣がついたならジリオンランク魔法使いにもなれるかも!

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