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それから王様は配下達に米の生産地の情報を集めさせた。
場所は魔大陸の東側の島国。
ハイベイ王国が原産である事が、わかった。
その島は人と亜人が共に暮らす国という事、
そして、その国も者は魔法では無く
不思議な妖術を使うと言われていた。
大事な米の情報はと言うと、、、
この国で、年に2回取れる作物で
収穫の時期になると、米の素となる稲が黄金色になり。
国全体が黄金色に輝く事から、、、
商人の間では、黄金の国とも呼ばれていた。
その情報を聞いた。
王様はリオンに、ある提案をした。
「その旅に
我が国の兵とアリスを同行させて欲しい。」
「兵士はいいとしても、、、お姫様は
危ないんじゃないか!?」
「それが、、、」
アリスは自分のせいで戦争が起こると言う事を気にしていて
もともと魔王の元へは自分が行き!交渉すると言って聞かないらしい。
それにハイベイ王国の王との交渉でも王族であるアリスがすれば、すんなりと進むとの事だ!
リオンは、今回だけじゃなく。
ハイベイ王国の米を定期的に輸入したいと考えていたのだ!
その為の交渉には、王族が出向くと話がまとまりやすく。
リオンはアリスの同行を泣く泣く了承する形となった。
「それでは、黒騎士!私の娘を頼んだ。
何かあれば助けてやって欲しい。」
「まぁ。ささっと、終わらせて戻ってくるよ!」
「所で!いつこの国を発つのじゃ?」
「明日にでも、行こうとは思うけど。」
「いや!まて!まて!早すぎる!!!
こちらも準備という物がある!!!
1週間、いや!3日は、待ってくれ!」
「わかった。俺は、いつでもいいから準備が出来たら村に来てくれ!」
「了解した。
準備ができ次第!お主の村に向かわせる!」
「分かった。」
それから王様は旅に向かう兵士とアリスに急いで準備をせる為に動き出した。
リオンは、村に戻り。
村人を全て集め!事の発端を話した。
村人は、王様から直接の頼み事を受けたリオンを讃え歓喜した。
「だから、少しの間。
村を離れるが、皆んな!よろしく頼むな。」
「はい!黒騎士様!!!」
「村の護衛の方は、盗賊達と猿魔達で何とかしてくれ!
小猿魔の数は少し増やしておいた。」
リオンは城から帰ってすぐに森に入り。
小猿魔の群れを仲間にしていた。
一瞬の出来事で、新たな小猿魔の群れは抵抗すら出来ず!
その後は、リオンの配下の猿魔達に説得させた。
そうして、村人の護衛は万端となり。
自分の準備もし始めた。
とりあえず!片っ端からボックスルームに詰めていった。
「よし!これで、食料も道具も準備万端だ!!!」
1日も掛からず準備が終わってしまったリオン。
後は、アリス達を待つだけだと思っていたが、、、
そこで!
事件は起きた!!!




