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「精霊!!!」
大きな声を出すアリス!!!
その声に驚く、会場の人達!!!
アリスの声にも驚いてはいたが、、、
それよりアリスの発した言葉に驚いていた!!!
「この場に、、、精霊様が居るのか!!!」
いろんな所からその言葉が飛び交った。
「静かにしなさい!!!」
アリスが一喝する。
すると、近くに居た王様がリオンに話しかける。
「お主は、精霊も使役しているのか、、、。」
「使役と言うか、、、いろいろと手伝ってもらってる。」
「ほう。
この国では、精霊様は神に近式者として崇められている。
それを仲間にするとは、お主には、、、
恐れ入ったわ!ハッハッハ!!!」
上機嫌で笑う王様!
その言葉を聞き、今までのリオンの横暴な態度に腹を立ててた者達まで、改心した。
[1人をのぞいては]
それから騒動も落ち着き、、、
食事を始める事に
食事中は王様がリオンと楽しく話していた。
王様と気兼ねなく話すリオンとの会話は、終始楽しそうだった。
その途中、王様からアリスを嫁に貰わないかとの相談を受けた。
するとアリスが顔を真っ赤にして、、、
「お父様!何を言ってるのですか!!!」
「何だ!お前は、嫌では無かろう。
バースデー村から帰って来てから、ずっと黒騎士殿の事を話してたでは、ないか!」
「それは、、、そうですが、、、。
黒騎士様の気持ちもあります。勝手に決めないで下さい!」
「黒騎士!お主はどうなんだ?」
「はぁ?何で!?そんな話になるんだよ!」
「いや!ワシが、お主を気に入ったのじゃよ。」
「だとしても、、、
この女は、めちゃくちゃ俺の事!嫌ってたじゃないか!」
「そうなのじゃが、、、
今は、お主に惚れているのじゃよ。
ワシにも、よう分からん!」
「何だそれ!?」
「私は黒騎士様の事を嫌った事など!
ありません。」
「いや!いや!めちゃめちゃ嫌ってたから!」
「嫌ってなど、ありません。」
「はぁ?訳が分からん。」と思っていると
1人の男が割って入ってきた。
「ちょっと待って下さい!王様!!!」
それは、騎士のマットだった。
「王女と結婚出来るのは、この国を守った者と決まってるでは、ないですか!?」
「それじゃが、、、
黒騎士!なら適任じゃし。
何より。アリスが気に入っておる。」
「それは、なりません!
私目が、この国を救ってみせます。
それに、この男は国を救うなど思ってもいない上に、、、
アリス様を侮辱しましたゆへ。
許す事は出来ませぬ!!!」
「いや!あれは、、、アリスも悪いからのぉ。
なんとも言えん!」
「アリス様は、この男を許すのですか!?」
状況が理解できないアリス。
何故にマットがこんなにも怒っている事にも気づけないでいた。
「何を言ってるのでしょうか?
皆さま!?」
「ん?いや!何と言うか、、、」
王様が何て言っていいか考えていると、、、
リオンが割って入った。
「おい!アリス!!!」
「はい!何でございますか?」
「お前?もしかして、、、
俺の事、覚えていないのか?」
「はぃ?それは、どう言う意味ですか?」
その言葉を聞き!
王もマットもアリスに聞き直す!
「アリス!お主は黒騎士の事を覚えて無いのか?」
「アリス様!お忘れですか?」
何の事かサッパリのアリス、、、。
「何の事ですか、、、?」
「どうりで、、、
話が噛み合わないと思った!」
あの日、あの場所に居た全員がそれを思った。
そして、リオンが説明をする。
「アリス!俺は、リオンだ!!!」
「リオン?リオン様ですね。」
「いや!本当に忘れてるんだな、、、。
お前が召喚した!リオンだよ!!!」
それを聞くと、、、
「!!!
何故!誰も教えてくれなかったのですか!!!」
「いや!誰も忘れてるとは思わんかったのじゃよ、、、。」
「それに、顔は同じですし、、、
気づいて無いとは思いもしませんでした。」
アリスは、それを聞くと、、、
「なぜ誰も教えてはくれなかったのですか、、、」との
言葉を残し、その場から居なくなってしまった。




