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店の外に出るとダムとディーが謝って来た。
「お兄ちゃん、、、私達のせいで、いっぱいお金使わせてちゃって、、、
ごめんなさい。」
「何を謝ってんだ?
別に、お前達が謝る事じやねーし。
俺がやりたくてやった事だ!!!
気にするな。」
「そうね。貴方達は何も気にしなくていいわよ。」
「でも、、、」
「気にすんなって!
お兄ちゃんって呼んでんだから、、、
お前達は今日から俺の妹だ!!
妹がお兄ちゃんに、気を使うな!!!
だから、お兄ちゃんが大変な時は手を貸してくれな。」
「うん。分かった!!!」
2人はとても笑顔になった。
「リオン、、、妹と言うなら奴隷首輪ぐらい外してあげたら。」
「あ!忘れてた。
ちょっと来い!外してやるから。」
「だめー!!!」
リオンとチェシャは少し驚いた!
「どうした?」
「どうしたの?」
「これは絶対!外しちゃダメだと教わったの!!!
私達は奴隷だから、、、これを外したら分かんなくなっちゃうから。」
「お前達は人間だ!!!」
「でも、、、お父さんもお母さんも奴隷だったから。」
「違う。お前達は人間だ!!!
俺とお前達は何も変わらない。
外したら分からなくなる。って事が
人間って事なんだよ。」
リオンは膝をつき今にも泣き出しそうな2人に話しかける。
「違う!全然!!違うよ!!!
私達とお兄ちゃんは同じじゃない!!!」
「そうだな、、、ダム、ディー聞いてくれ!
お兄ちゃんはこの国に初めて来た時に
悪い奴に捕まり、奴隷の首輪を嵌められそうになったんだ!!!」
「!!!」
2人は驚いていた!!!
「そうなの!」
「あぁ、だから、、、
その時、お兄ちゃんも奴隷の首輪を付けられてたら
お前達と変わらないんだ。」
「ぅん、、、」
2人は大人しく首輪を外させた。
「私達、、、逃げちゃうかもしれないよ!」
「逃げたければ、、、逃げれば良い。
お前達は人間だ!!!好きに生きれば良い。」
「ダム、、、私、お兄ちゃんと一緒に居たい。」
「私もそうよ!!!」
2人は小さな声で話した。
するとリオンがちょっと待て!!!
「ちょっと待て!!!自由にする前にやる事が一つある、、、」
自由にするとは言っていたが、、、
本当の自由は無いのだと思い。
2人がリオンを信じた分!落ち込み絶望した。
「やっぱり、私達は奴隷なのね。」
小さな声で、ダムがつぶやいた、、、。
リオンは2人の手を掴むと走り出す。




