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「さっさぁ!どうぞこちらへ、、、。」
フロックに連れられ奴隷か居る部屋へと向かった。
中に入ると着飾った女性の奴隷が沢山いた。
リオンは少し落ち込んでいた。
「黒騎士様、、、どうでしょうか!?」
「ん?ぁあ。そうだな!
ここの奴隷は犯罪歴は無いのか?」
「そうですね〜、、、
お前とお前とそれからそこの双子。
前に出て来い!!!」
資料を見ながらフロックが犯罪歴のない物を選別した。
20歳前後の綺麗な女性が2人。
この2人なら貴族の妻にだってなれそうだ。
問題は双子の方だ。
2人とも幼く12歳くらいだろかぁ、、、
「この2人名前と経歴は?」
「、、、名前をダムとディーと言って、、、産まれは、奴隷の子供です。」
「そうか、、、。」
怯える双子にリオンは、膝をつき話しかける。
「お前達、親は、、、?」
「、、、いない、、、。」
「そうか。悪い事を聞いたな、、、」
そして、立ち上がると、、、
「フロック!この子達を引き取りたい。」
「申し訳ございません。
実は、この双子の事に目お付けてる方がもう1人おりますゆえ、、、
すぐには決めかねます。」
「はぁ?何だそれ、そんなの早い者勝ちだろ!!!」
「いえ!それがこの店もお世話になってる。
グルーブ商会の息子様が気に入ってるゆえ、、、。」
「知らねーよ!!!そんなの。」
「それが、、、」
グルーブ商会とは、
最近凄い勢いで急成長している商会で、盗賊を使った物資の強盗や貧しい人にお金を免除しては代わりに、その家の者を奴隷として連れて行き、、、
奴隷の養殖なども行なっている危ない商会らしく。
下手に機嫌を損ねると何をされるか分からないため、、、
その息子の意見を聞かないと売る事が出来ないらしい。
「はぁ?なんだそれ!!!」
尚の事そんな奴に渡す訳には行かなくなった!!!
リオンとフロックが揉めていると、、、
「フロック!フロックー!!!」
「あれは、、、黒騎士様しばしお待ちを。」
「あ"!逃げんな!!!」
「違います。先程申されたポピー様がいらっしゃいましたため、、、
お連れします!!!」
「よし!連れて来い!!!殺してやるから。」
(ダメよ!)
「ダメです!」
すぐさまフロックが走って行った。
残されたリオンは、チェシャの説教を受けていた。
(冷静に話してね。)
「分かった。」
すると双子が話しかけて来た。
「お兄ちゃん誰と話してるの?」
「あ!声に出てたか、、、何でもない。
気にするな!」
(てか、チェシャお前出て来い!)
(嫌よ。)
(頼む。俺が熱くなったら止めてくれ!)
「たく、、、仕方ないわね。」
文句を言いながらチェシャは出て来てくれた。
「ありがとう。」
すると双子が、、、
「わぁー!!!お姉ちゃんが出て来た。」
周りは何の事だか分かってないが、、、
「お前達、見えるのか、、、。」
「うん。」
「そうか!子供には見える者も居るって言ってたからな、、、」
「そうね。だけど、この子達、、、
まぁまぁの魔力量を持ってるのも関係してるのかしら。」
「そうなのか?」
「え!私達、、、魔法を使えるの?」
「使える様になるのは、貴方達次第ね。」
「やったー!頑張ろ。ディー」
「うん。頑張ろ!ダム。」
周りはキョトンと、しているが、、、
4人は盛り上がっていた。
そこへフロックとポピーがやって来た。
ポピーの見た目は小太りの坊ちゃんって感じで。
文字通りの【太客】だ!




