44
それから村に戻り状況を説明して
猿魔達に謝らせた。
村人は黒騎士様の配下なら仕方ないと許してくれた。
誰も死んで居なかったのが幸いとリオンは思った。
次の日、、、
リオンは悩んでいた。
ラット村の様に、この村にも銭湯を作りたいと考えていた。
「しかし、問題は水だな!」
この村の近くには、、、川は流れていなかった。
少し離れた所に湖があるだけ、、、
川と違い湖は、低い場所にあるため水をひっぱれないのだ!
「何処か高い位置に水があれば、、、」
考えても思いつかないので、村人に聞いてみた。
答えは、、、
無いとの事だ!
「ふぅ〜、、、」
また考え込むリオン!
(水が欲しいなら井戸でも掘ったら。)
「ああ。水だけが欲しい訳じゃないんだ。
低い位置だとバケツで汲むほかないだろ、、
出来れば!高い位置に欲しいんだ。」
(そうねー。
じゃあ、、、高い位置に池を作ったらどう。」
「水が無くなったら、、、いちいち俺が魔法で入れるのか?」
「それでもいいけど、、、
せっかくだから。使い道のない
この魔石を使ったらどう?」
「魔石?」
「そうよ。
光の属性の魔石を水属性に変えてしまうのよ、、、そうすれば、いちいち貴方が水を入れなくても済むでしょ。」
「ん?魔石って、そんな使い方も出来るのか、、、?」
「錬金術を使えは可能よ。」
「おい!そんな方法があるなら早く教えてくれ、、、。」
「え?聞かなかったから、、、」
「分かった。やり方を教えてくれ!」
「分かったわ。」
それからチェシャに教わり小さな魔石を水属性に変化させてみた。
「これに魔力を流してみて。」
「分かった!」
すると、、、
小さな魔石から蛇口から出るぐらいの量の水が溢れて来た。
「止めるにはどうすれはいい?」
「もう一度、魔力を流せば
止まるわよ。」
「、、、本当だ!
この魔石で、どのぐらいの時間もつ?」
「そうね、、、この小さなら
もって1日程度かしら。」
「1日かぁ、、、。」
「それなら手袋に付いてる魔石を使ったら。
そらなら貴方の魔力がたっぷりと入っているし。
3ヶ月から半年くらいは、持つんじゃない。」
「そんなに持つのか?」
「ええ。魔石を凝縮して作っているからね。」
それからリオンは、作業に取り掛かった。
まず高い位置に大きな貯水槽を作り
鉄の筒を各家庭に引っぱり
最後にサウナがある小屋を増築して
男女別でお風呂を作った。
お湯は小屋の後ろにタンクを作りその中に水の魔石と炎の魔石を入れる事により
源泉掛け流しとシャワーを作ってみせた。
「あとは、村人に説明をして、、、」
村人は大いに喜んだ。
特に蛇口が喜ばれた、、、
下水もしっかり完備。
この森にはスライムが沢山いるから
説明は不要との事だ。
その後、、、
猿魔達が入るための露天風呂も作ってあげた。
猿だけあって、お風呂好きらしく
そちらも喜んでくれた。
全てを終わらせ、、、疲れたリオンは、食事も取らず寝てしまった。




