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リオンは、自分の鉄の剣で
ナイザーのミスリルの剣を折って見せた。
パキーーッン!!!
「ぁ、、、あ、、、、おぉぉぉぉぉぉぉおいぃぃぃぃー!!!
何してくれてんじゃお前ぇぇぇぇー!!!」
「うるさッ!! 小田かよ。」
ギルド内がざわっつき出した、、、
「おい、!にいちゃん、、、
その剣はな、俺達がナイザーがAランク昇格のお祝いに必死になって
値切って買った。ミスリルの剣だ、、、
「何だ。やっぱり!安もんかよ。」
「ふ、、ふ、ざけんな!テメー。
その剣には、俺達の思いが詰まってんだよ」
「そうか。それは、悪い事をした。」
「謝って許して貰えると思ってんのか!?」
「いや!別に謝るつもりは無いけど、、、
だって本当の事だし。」
「テメー!!!ナイザー。おめーもなんか言えー!!!」
ナイザーは、ショックの余り膝を突きヘタリ込んでいた、、、
「悪かったよ。代わりにコレやるから、、、。」
リオンは持っていた鉄の剣をナイザーに渡した。
「嫌!ふざけんな、、、俺達が買ってあげたのはミスリルの剣だ!
返すならミスリルの剣だろ!」
「別にミスリルより切れるんだから問題ないだろ。」
「いや!あるだろ、、、」
ナイザーが立ち上がり、、、
「この剣で、いい。」
ボソッと呟いた。
「どうしたんだ。ナイザー?」
「ミスリル何て、僕には
まだ、早かったんだ、、、
もっと力を付けて、この剣を折れる剣を買って見せる!!!」
「お前が、そう言うなら、、、
でも、お前の事は許さないからな!!!」
仲間も諦めたのは、、、
ナイザーの目には炎が宿っていたからだ!
ナイザーのいずれ、この男に恥をかかせてやる。
その熱い思いを皆が、受け取ったからだ。
しかし、この後ナイザーは
何度もこの鉄の剣を折ろうとするが
どんなに、いい剣で斬っても
折ることができなかった。
それは、まだ先の話である。




