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『トートバッグ狂い』・・・部屋から少しずつ発見されるトートバッグについて

『トートバッグ狂い』


  ・・・部屋から少しずつ発見されるトートバッグについて



以前、ボディバッグに狂っているという内容のエッセイを書いた。そして、今でも、ネット上のボディバッグを販売しているページを見ては、買おうか買わまいか、また、ショッピングモールに行っては、買おうか買わまいか、思考する。恐らくもう少ししたら、また、新しいボディバッグを買うと思う。丁度今、使用しているものがあって、これが壊れた時の為に、もう一個同じボディバッグも買って置くつもりだ。


ところで、ボディバッグとは別に、リュックサックやトートバッグなど、いろいろと少し、昔買っていたものが、ボディバッグにまみれて部屋に点在している。部屋を見渡すと、確かに、トートバッグが、見られるのだが、それが、ほんの少しずつではあるが、増え始めている様に見えるのだ。これには理由があって、これが契機になったなと思われる、或る出来事があったのだ。



コーヒー狂いで述べている様に、毎朝缶コーヒーを飲んでいるのだが、一本ずつだと単価が高くなるので、ケースで大量に買い置きしている。そして、最近は、ケースで、ファイアのブラックを買い置きしている。その6缶パックのケース用紙に、ここ最近のことだが、用紙に印刷されている応募券を切り取って、5枚一口ではがきで応募すると、もれなくトートバッグが当たるというキャンペーンがあったのだ。4種の柄から選んで応募すると、第一希望から高確率で、欲しい1種が当たるというもので、自分は黒をベースに、スニーカーが描かれている種類のものを選んで、先日それが届いた。


つまり、この出来事を契機に、トートバッグが一個増えたのだ。すると、今まで点在していた過去に買ったトートバッグが、俄かに狂いだした様に感じられたのだ。これはもはや、トートバッグ狂いの始まりではないだろうか、と言う風に。



部屋からは、少しずつ、点在しているトートバッグの他に、下の方から、昔買ったであろう、トートバッグが、発見されるようになった。それでも、ボディバッグと比べると、たかが知れている。しかし、馬鹿にする程でもない。まさに、それなりに、トートバッグは部屋に点在しているのであって、それは、トートバッグを買えよ、と自分に挑戦してくるかのように存在している。まさに、それがトートバッグ狂いの端緒となりそうな訳だ。


別段、気にせずに過ごしても行けそうなのである。だから、厳密には、表題のような、トートバッグ狂いではない。しかし、ボディバッグをここまで集めた今、ボディバッグと並行して集めるバッグは何か、と問われたら、即座に自分は答えるだろう。或いは、脅迫されたかのように答えるだろう。それは、トートバッグです、と。


このトートバッグ狂いも連作になりそうな気配だが、今はただ、ボディバッグの購入を考えながら、その脳髄の傍らで、トートバッグのことを、考えているところだ。

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