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鎖の縁の奇譚  作者: タク生
 
1/70

登場人物紹介

・軽度のネタバレ注意

・随時更新予定

*第1章以降*




間定鱗士(まさだりんじ)

本作の主人公。

退魔師の少年で、高校一年。寝癖頭とやや悪い目付き、左目の下にある鱗模様の痣が特徴。

生い立ちから自分の価値を低く見積もっており、度々己を顧みない行動に出る他、人付き合いも希薄。一方無愛想ながら性根は素直で、意外と抜けている。

ひょんな事から氷凰と行動を共にする事になるが、反りは全く合っていない。武器は鎖分銅。




氷凰(ひおう)

もう一人の主人公。

水色の瞳とロングヘアーが目を引く美少女の姿だが、正体は【無間(むげん)六魔(りくま)】と呼ばれる大妖怪の一角。

氷と冷気を操り凄まじい強さを誇るが、中身は子供っぽくて上から目線なアホの子。人間は嫌いらしい。

百年間封印されていたが、何故か鱗士の目の前で目覚め、紆余曲折を経て渋々行動を共にする。




丁由于夏(ひのとゆうか)

本作のヒロイン。

鱗士と同じクラスの女子高生。黒髪を左側でサイドテールにしており、パッチリした目に眼鏡をかけている。

相当なお節介かつお人好しで、人によっては呆れられる程。しかし優しさと器の大きさ故に、知り合った相手からは好かれやすい。

そんな性分の為、クラス内で孤独な存在である鱗士をずっと気に掛けていた。巻き込まれ体質。




導木景生(どうぼくけいしょう)

鱗士の師匠。

長身、強面の偉丈夫で、和装と合わさってとても堅気に見えない。

弟子たちの事は大事に思っており、彼らにとっては親のような存在。寛容だがいざ怒らせると非常に怖い。

その界隈では有名な退魔師で、氷凰もその実力を高く見積もっている。戦闘時は錫杖を用いる。




榊紘久(さかきひろひさ)

寺の住職を勤める男性。

性格は穏やかで物腰柔らかい。

微弱ながら霊感があり、妖怪の気配を感じ取る事が出来る。




白井口虎乃(しらいぐちこの)

鱗士の兄弟子の一人で、大学三年の女性。

やや癖のある黒髪と常に浮かべた笑顔が独特の雰囲気を放つ。

関西弁で話し、明るく飄々とした自由人。だがある話題に触れると豹変し、狂気的かつ盲目的な面を覗かせる危うい二面性を持つ。

武器はベルトにぶら下がった勾玉で、それぞれに霊気を纏わせて操る。




青葉龍臣(あおばたつおみ)

虎乃と共に行動する退魔師の男性で、彼女と同じく鱗士の兄弟子。年も大学も虎乃と同じ。

容姿、服装共に中の上程度の平凡な印象。

自由な虎乃に振り回される事が多く、溜め息をよく吐く。容姿も強さも性格も平凡だと自称するが、別段悲観している訳ではない。




狂狸(きょうり)

長身細身の不気味な男。

目元を覆う紫の髪、継ぎ接ぎだらけの服装、袈裟懸けした注連縄と異様な風体をしている。

容姿に反し饒舌で柔らかい口調だが、性格は嫌味で粘着質。

その正体は氷凰と同じ【無間の六魔】の内の一匹。他者の力を貪る妖気と、不可視かつ防御不可の“(カミ)(ホコ)”という力を使う。

自らを【(ゾウ)】という集団に属していると語る。




術丘朔夜(すべおかさくや)

景生と同門で同期の退魔師の女性。

黒髪をバレッタで纏め、凛とした雰囲気をしている。

男勝りな口調で面倒見はいいが、可愛いものと武器が大好き。とりわけ女の子に目がないという残念な一面を持つ。

退魔師用の武器に精通しており、戦闘よりもそちらを得意としている。




*第2章以降*




狐華(こか)

【憎】に所属する妖怪。

巫女服を纏い、獣耳と尻尾を生やした女の姿をしている。

狂気的で情緒不安定気味だが非常に執念深く、【憎】の作らんとする世界を誰よりも渇望している。また、自他問わず憎悪の感情に固執する傾向を持つ。

鎌を武器として好むほか、他者にとっては猛毒となる自身の血と異常な再生力を駆使して戦う。




車骨(しゃこつ)

焔ヶ坂山に住まう、鎧武者の姿をした妖怪。

顔まで完全に真っ赤な鎧で隠れているが、その中身はがらんどう。

侍口調で話し一見堅苦しいが、打ち解けた相手には人柄よく接し、時に間の抜けた言動を見せる事も。

鎧の中には薄紅色の刀があり、実はこちらが本体の妖刀。触れた相手を乗っ取る能力を持つ。




煉鮫(れんこう)

焔ヶ坂山の長にして、【無間の六魔】の一匹。

全体的に逆立った黒髪に切れ長の赤い目をしており、ヤクザか極道を思わせる若い男性の姿。

非常に落ち着いた物腰で心優しい、【六魔】屈指の穏健派。しかし、必要とあらば振るわれる破壊力もまた【六魔】屈指と謳われる。

凄まじい威力の炎と熱を操るが、周りに被害を及ぼさないよう普段は加減している。

割と天然。

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