初ステータスオープン
あ、ありのまま今起こったことを話すぜ。気づくと俺は何もない部屋にいたんだ。何を言っているかわからねえと思うが俺もなにをされたのか分からなかった。と、ネタに走りつつ冷静になる。というかここってあれだよね。転生する人がくる場所だよね・・・えっ!鈴木さんの言ってたことって本当だったのか!というか転生できるのか!俺!と内心期待でいっぱいの俺は神様がくるのを待っていたのだが、来たのは鈴木さんだった。というか鈴木さんって本当に女神だったんだね。疑ってごめん。と、心の中で誤っておく「それで鈴木さん。ここはどこ?」「ここは神様のいたところですね。リンクがまだきれてなかったので来ることができたみたいです」「そうなんだ。・・・えっと、それでその神様は?」「そ、それがですね、松本君の要望をかなえようとして存在の力を全部使いきったせいで消滅しちゃったみたいです」「えっ・・・・それって大丈夫なの?」「ああ、はい。今の世界は神様がいなくても十分やっていけてますから」「あ、そうなんだ」「そして今の松本君には七人分の、つまりすべての神の力が集中しているわけなんです」そんなたいそうな存在になっていたとは、まあ実感がないけど「それでですね、松本君の称号欄に【創造神】というのがあると思うんですけど、確認してもらえませんか?」「ああ、はい」そういって俺はステータスオープンと唱える。なんでステータスオープンかは俺が要望出してる時にお願いしといたからだ。そうして出てきたのは俺のステータスはと言うと
名前 :松本優斗
種族 ;最上位神
職業 ;不明
レベル;不明
HP ;不明
MP ;不明
スキル:不明
称号 :不明
・・・どうしよう、ステータスに見放された。「えっと、鈴木さん。ステータスが全部不明なんだけど・・・」「えっ。ちょっと見せてもらえますか。ステータス公開と言ってもらえれば見えるようになるので」「あっはい」そういって俺はステータス開示という。「えっ。ほんとだ、えっとですね。まあ表示されてないというだけで松本君の今の力は全知全能なので創造する限り何でもできると思いますよ」本当かよ。そう思いとりあえず俺はお茶をだす。いや、だって変なもの出せないじゃない。そして本当にお茶が目の前に出てきた。味もそのままだ。「ほ、本当だ。」「それでね。これからどうするか教えてほしいんだ。異世界に行くか元いた場所に戻るか。」そんなの答えは決まってる。「俺は異世界に行くよ!もちろん」「そっか。じゃあ楽しんできてね。こっちは松本君がいない間松本君の存在一時的に消しとくから」まあ、俺的にはそっちのほうが助かるので「うん。その辺は鈴木さんに任せるよ。じゃあよろしくね」「それじゃあ、鈴木さん」「うん。松本君」そうして俺は異世界に旅立った。