通知から一か月
今日も俺はPCをつける。勉強はどうしたか?そんなもん話しても楽しくないので知らん。さーて今日も小説を読もうか。そうしてPCを付ける。
しかし、まただ、またこいつが出てきやがる。一か月前からなぜか俺がPCをつけるたびに出てくる嫌がらせのような通知。毎度毎度出てくるのは俺の時だけというのがこれまた腹が立つ。
まあ、それ以外には問題はなさそうなので今のうちは放置だ。だって親に知られたらネットが禁止になりそうだもの。そうなれば俺は小説が読めなくなる。というわけで放置だ。
そして俺はいつものようにNOをクリックする。そう、俺はNOといえる人なのだ。
しかし今回はいつもと違った。NOと押すとなぜNOなのかという欄が出てきている。まあ書き込むだけなら問題はなさそうなのでバンバン俺は書き込む。異世界の安全とかチートスキルとか不老とかまあ、とにかくたくさんだ。そうして最後には信用できないから、と書いておいた。これでもうこのうざい通知はこないだろう。そう思い書き込みを送信する。
そうするとがめんはいつものスタート画面に戻った。いやあいつもと対応がちがって若干びびりましたよ。通知さん。なんてくだらないことを思いつつ俺は今日も小説を読む。