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詩集「七夜詩篇」

MIDNIGHT CROSS

作者: 詩月 七夜

黄色 赤となりブレーキを踏む

AM2:23 深夜の交差点

辺りに人影など無く

街は暗い水底みなそこのように死に絶える


響くのはただ無機質なアイドリングの唸り声

細かい振動が無念の呻きに似て

疲労に蝕まれた身体からだ

叩きつけられる


前方には紅い瞳で瞳で見下ろす信号機と

「お前が行く当てなどない」と

立ち塞がる暗夜航路


“嘲笑えばいい” ふと心が熱を帯びる

剥き出したいかりがアイドリングに同調リンクする


アクセルを踏んだその瞬間

目の前すべての暗闇を俺が嘲笑ってやるのだから

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― 新着の感想 ―
[良い点] この気持ちが有るなら大丈夫! って気持ちになりました [一言] 私は凹んでいる時には、夜は外に出ません(^_^;) 何故って闇にのまれるからです(^_^;)
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