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吹奏楽コンクール

「男子ー!気合い入れて頑張ってー!」

 部長が男子に声を掛けてる。

 今日は吹奏楽コンクール。

 朝、学校で楽器を会場に持っていくためにみんながトラックに運んでる。楽器の中でも椿くんたちのパーカッションは大きくて重い楽器あるから、男子が一生懸命運んでた。

「椿くん、何かお手伝いすることないかな?」

「めーぐー、いいのいいの!力仕事は男子に任せて、か弱い私たちは待ってようよ」

「…うん…」

 でも…。

「か弱い?紗耶香が?」

「……誠二」

 紗耶香ちゃん?

「お、おぅ!任せろ!」

 すごい…椿くんと紗耶香ちゃん、信頼関係が出来てるのかな。

「行こっ、めぐ」

「う、うん」

 紗耶香ちゃんに聞いてみよう。

「紗耶香ちゃん、どうやって椿くんと信頼関係結んだの?」

「信頼関係?」

「だって、何も言わなくても椿くんわかってくれてたから」

 そうだよね?

「…あっはははは!」

 え?え?

「私、何かおもしろいこと言ったかな?

「ううん、めぐ…よく聞いてね」

「うん」

 真剣だ…。

「信頼…すなわちそれはしつけ。調教よ」

「調教?」

「うん、よく言う事を聞く犬がいるよね。あれは飼い主と犬の信頼関係が成り立ってるよね?」

「うん…そうだね」

「でもそこに至るには厳しいしつけが必要なの。わかるよね?」

 調教しないと言う事を聞かない…。言う事を聞かないなら調教する…。

「うん!」

「だから誠二を調教してるの。まだ途中だけど」

 そっかぁ。

「じゃあ私も椿くんを調教すれば信頼関係築けるかなぁ?」

「めっ、めぐ……ぷっ…くく……。…ふぅ…。うん!きっと築けるよ!」

 紗耶香ちゃん、笑ってる?

「紗耶香ちゃん?」

「な、なーに?」

「どうやって調教するの?」

「えっ!そ、それは…そう!その人のやり方で!めぐはめぐのやり方で」

 私のやり方…。

「頑張ってみるね!」

「う、うん…。その笑顔に罪の意識感じるな」

「え?」

「な、何でもないよ。む、無理して信頼関係なんか出来るものじゃないからね?」

 そっか、そうだよね!

「ありがとう!紗耶香ちゃん」

「う、うん!…あはは…」

 そんなことを話していたら楽器を運び終えたみたいだった。

 私たちは楽器とは別にバスで会場まで移動するんだ。

「椿くん、お疲れ様」

「ありがとう」

 あ、汗かいてる。タオル…。

「はい、誠二。お疲れ様」

「お、美香。サンキュ」

 あっ…。

 美香ちゃんが椿くんに先にタオルを渡しちゃった…。

「…………」

「めぐー!バス出るよー!」

「あっ!う、うん!

 みんなもう乗り込んでる。行かなきゃ。

 美香ちゃんと椿くんは幼馴染って聞いてる。もうお互いのことなんて何でもわかってるよね。

 私は…二人の間には入れないな。

「――ぐ!めぐ!」

 ――!

「な、なに?」

「どうしたの?ぼーっとして。大丈夫?」

「う、うん。ちょっと緊張してるのかも」

「緊張?めぐが?一人でも音楽コンクールに出たことのあるめぐが?」

 な、なに?

「隠し事が下手だなぁめぐは。悩み事があるなら何でも言ってよ」

 紗耶香ちゃんにはわかっちゃうか…。

 …え?

「ね、紗耶香ちゃん。私と紗耶香ちゃんって信頼し合ってるよね?」

「当たり前だよ!めぐ」

「じゃあ、私はどうやって紗耶香ちゃんに調教されたの?」

 覚えがないな…。

「や、やだなぁ。私がめぐを調教なんてするわけないよ!ほ、ほら!めぐとは時間で信頼し合ったんだよ!」

 時間かぁ。

「それも一つの方法だよ!」

 そうだよね!

「紗耶香、相田さんを調教してたのか」

 椿くんはバスの中で後の席にいたんだ。

「バカ言わないで!こ、言葉のアヤよ」

「調教が言葉のアヤって…」

「椿くんは調教中なんだって」

「め、めぐ!?」

 え?

「紗耶香ちゃん、誠二を調教してるの?」

「み、美香ちゃん。いや、あのね…」

「オレは紗耶香の思い通りにはならん!」

 椿くん…。

「紗耶香ちゃん、もっと調教しないとダメみたいだよ?」

「…あ…あは…は…。ごめん…私が悪かったわ」

 ???

「お前は何を相田さんに吹き込んだんだ」

「全部…」

 ん?

「あんたのせいよ!!」

「な、なぜ!?ぐがべっ!」

 椿くん痛そう…。

 もう見慣れちゃったかも。紗耶香ちゃんが椿くんを殴る光景。

「椿くんの傷の数だけ、紗耶香ちゃんと椿くんの信頼の強さなんだね」

「あ、相田さん!それはちがっはぁ!」

 ガスッ!

「黙りなさい!」

「みんな~緊張感~なさ過ぎ~」

 アリサ先輩だ。ため息まじりに言う。

「いいじゃないアリサ。気負いするより全然いいよ」

 理恵先輩は笑って見てた。

 このコンクールでパーカッションは大事な役目を担ってる。プレッシャーがないわけないよね。

 そして会場に着いた。

「めぐぅ、緊張してきちゃった」

「いつも通りにやればいいよ」

「それはそうなんだけど…」

 やっぱり、みんな緊張してるよね。

「みんな!少し時間があるから食事を済ませたりして舞台裏に集合よ!遅れないようにね!」

 本田先生の指示でみんな散って行った。

 私は…。

「めぐ、ご飯食べよう」

 紗耶香ちゃんと。

「うん」

 紗耶香ちゃんとお昼を済ませて会場に。まだ時間があるから他の高校を見てた。会場で私はフルートの先輩たちと、紗耶香ちゃんはパーカッションの人たちと見ていた。

 次は豊ヶ峰高校。毎年、地域代表常連校みたい。

「相田さん、よく見てて」

「はい」

 そして演奏が始まった。

 …………

 すごいな。

 完成されてる。

「あれが毎年代表になる高校の実力だ」

 濱田先輩…。普段とは違う。悔しそう…。

「濱田先輩。まだ始まってないですよ。私たちなら大丈夫です」

 そう言ったら濱田先輩は目を丸くして驚いた。

「ははは!まさか相田に励まされるなんてな。…すまない。私たちがしっかりしないとな」

「そうね、ありがとう。相田さん」

 そんな…。

「相田さんも…頑張る…」

「そう!私と有紀の分までね!」

 田代先輩、大野先輩…。

「わたくしたちはわたくし達に出来ることをやりましょう。他の高校は関係ありませんよ」

 そうだよ。

「いつも通りにやりましょう!」

「ま…まぶ…しい…」

 え?田代先輩?

「有紀には相田さんの笑顔が眩し過ぎるのよ」

 そんな…闇の住人みたいに…。

「そろそろ行きましょう」

 もうすぐか…。

 準備しないとな。


 ――――

 

 舞台裏に移動して楽器の準備とチューニングをする。

 あっ…。

 椿くんを見つけた。けど、緊張してるみたい、ガチガチだ。無理もないよね、初めてのコンクールでパーカッションは責任重大だし。

「椿くん」

「あ、相田さん。緊張しちゃうよね」

「力が入り過ぎてるよ。”大丈夫”…だから」

 椿くんは私に大丈夫って言ってくれた。守ってくれるって。今度は私が…。

「ありがとう、相田さん」

「誠二!気合い入れるわよ!」

 バシンッ!

「いってー!」

 紗耶香ちゃんが椿くんの背中を思いっきり叩いた。

「やり過ぎだ!バカ力!」

「なんですってー!」

 ふふふ…、紗耶香ちゃんなりに緊張解いてあげてるんだよね。

「みんな!いつも通りに!会場の人たちに私たちの演奏聞いてもらおう!」

 部長がみんなに声を掛ける。

「村田さんの言う通り!いい演奏お願いするわね!」

 本田先生もみんなに気合いを入れる。

『次のプログラムは柳ヶ浦高校です』

「さぁ!行くわよ!」

 そしてステージへ。

 それぞれ所定の位置に着く。

 本田先生に合わせて軽いチューニング。

 コンクールで演奏する二曲のうち、最初に演奏するのは課題曲。

 パーカッションがソロで演奏する箇所がある。

 椿くん…頑張って!

 そして。

 本田先生の指揮棒が振り下ろされた。

 初めは静かに…。

 私のフルート。

 みんな…聞いて…。

 ♪~~♪♪♪♪~~…。

 …気持ちいい…。

 ここからみんなと…。

 ♪♪♪!♪♪♪!♪♪~♪・♪♪!

 そう…いい感じ。

 みんな入り込んでる。

 もうすぐ…。

 頑張って…椿くん。

 ……

 一瞬の静寂。

 ここから始まる。

 ♪♪♪♪・♪♪♪♪・♪♪♪…!

 椿くん、よくやれてる。

 そのまま…。

 …………。

 …♪♪♪!

 ――後は任せて!

 …♪~♪~♪~♪~~~~~♪・♪!

 …終わった。

 すごい。みんないつも以上にいい演奏。

 後は自由曲。

 …

 ……

 ………

 自由曲もよく出来た。

 会場に一礼してステージを降りる。

 みんなやり終えた、充実した表情。

 うん、いい演奏だった。

「みんなお疲れ様!すごくいい演奏だったわ!今までで一番良かった!あとは会場で結果を待ちましょう」

 ふぅ…。

「相田さん、お疲れ様」

「日高先輩…。お疲れ様でした。いい結果が聞けるといいですね」

「私たちはやれるだけやったから、結果がどうあれ悔いはないわ」

 そうだ、やれるだけやった。

「相田のおかげだ。いい演奏が出来た」

 濱田先輩もにこやかに笑ってる。

「そ、そんなこと…」

 ないよ。

「ふふ…。ともあれ良い演奏だたことは間違いありません。結果を待ちましょう」

「感動したよ!相田さん!」

「結果…たの…しみ…」

 結果…。金賞、銀賞、銅賞で評価されて金賞を取った高校の中から四校だけ地域代表になれる。代表になれなかったら三年生の先輩たちはこのコンクールが最後。

 日高先輩、濱田先輩。私を必要としてくれた。

 もう少し、一緒に頑張りたいな。

『ただ今より、表彰と代表校の発表に移らせていただきます』

 来た…!

 部長がステージに立ってる。すごく緊張してるだろうな。

 私も…緊張してきた…。

『○○高校、金賞』

「きゃあああああああ!!」

 金賞と評価された高校の吹奏楽部員は歓喜の声を上げる。

『○○高校、金賞』

「きゃあああああああ!!」

 また…。結構金賞って多いのかな?

『○○高校、銅賞』

 パチパチパチパチ…。

 落ち込んでる…。いい評価は欲しいもんね。

『○○高校、銀賞』

「きゃあああああああ!!」

 去年は銅賞だったんだろうな。

『豊ヶ峰高校、金賞』

「きゃあああああああ!!」

 当然だよね。あの完成度。代表も間違いないと思う。

 次々に他の高校の名前が呼ばれていく。

 そして…。

『柳ヶ浦高校、金賞』

「きゃあああああああ!!」

 …よかった。…とりあえず…。

「ほら!相田!もっと喜べ!」

 濱田先輩…。

「はい!」

「ま…まぶ…しい…」

 あ…また…。

「でも…よかっ…た…」

 笑ってるの?田代先輩。口元しか見えないから…怖い…。

 あとは代表校の発表。

 正直、豊ヶ峰高校には勝ってないと思う。

 あとの三校はわからない。

『続いて、代表校の発表に移ります』

 ここ…、どうなの?

『○○高校』

「きゃああああああ!」

 次…。

『○○高校』

「きゃああああああ!」

 うん。

『豊ヶ峰高校』

「きゃああああああ!」

 間違いないよね。

 最後の一校…。

 どうなの?

 ………!

『○○高校』

「きゃああああああ!」

 あ……。

『以上が代表校に決定いたしました』

 そう…なんだ…。

 部長…。先輩…。

 笑顔だけど…辛いよね。

「先輩…」

「悔いはないわ。やれるだけやったもの。最高の演奏だったわ」

「そうだぞ相田。それに君は本当によくやってくれた。私たちは満足だ。短い間だったが、こんな私たちについてきてくれてありがとう」

 日高先輩…濱田先輩…。そんな事言ったら…私…私…。

「……うっ………えぐっ………」

「…また…来年頑張れ…」

 濱田先輩に頭を撫でられながら泣いてた。

「……うっ…はい……グスン……」

 …私が泣いてどうするの。

「さ、行きましょう」

 そして帰りのバスにみんなが集合した。

 そこで部長から一言。

「みんな!今日はお疲れ様!本当にいい演奏だったよ!代表になれなかったのは残念だったけど、後輩のみんなはまた来年、頑張ってね!私たちはもう…終わり…だけ……ど…グスン…」

 部長…。

「みんなと過ごした…吹奏楽……ひっ…部の…思い出…は…グスン……。へへ…本当に宝物です!」

 パチパチパチパチ!!

「へへ…本当にみんな…ありがとうございました!」

 部長も先輩たちも、お疲れ様でした。

「村田さんありがとう。じゃあみんな、学校へ帰るわよ!」

 そして帰りのバスの中、私たちの演奏が録音されたテープが流れる。

 ………

 悪くなかった。

 ううん、最高の演奏だった。

 悔しいな…。

「めぐ…何が足りなかったのかな…」

 紗耶香ちゃん…。

 隣に座る紗耶香ちゃんが呟く。

「私は最高の演奏したよ…わ…私…は…ひぐっ…」

「うん…最高の演奏だったよ。紗耶香ちゃん、また来年頑張ろう」

「…うん……ひっく…。先輩たちと…代表…なりたかった…」

「……うん…」

 紗耶香ちゃんは中学の最後のコンクールですごく悔しい思いしてるから…人一倍コンクールにかける思いが強かったんだ。

「……うっ……うっ…」

 こういう時、なんて言えばいいんだろう。

 私は…。

「元気…出して?」

「めぐ…。……グスン…うん…」

 紗耶香ちゃんは笑ってくれた。言葉は…関係ないのかな。

 重苦しい空気の中、学校に戻ってきた。

「みんな!今日は本当にお疲れ様!三年生とは今日が最後になるけど、一週間後に送別会…というかちょっとしたパーティーをしましょ。部活もその後に再開。いいかしら?詳細は追って連絡するわ。それでは今日は解散!」

 本田先生のあいさつで終わった。

 今年の吹奏楽コンクールは終わったんだ。

 一週間後に送別会。その後に部活再開。

 じゃあ、それまで椿くんには会えないのか…。

 夏休み…前は楽しみだったんだけどな。

 椿くんは何して過ごすんだろ。

「…ぐ。めぐ!」

 ―――!

「さ、紗耶香ちゃん、どうしたの?」

「みんなと連絡先交換しとこうよ。部活がない日だって遊びに行くかもしれないし」

 えっ…うん、そうだよね。

 じゃあ…椿くんとも…?

「誠二。私とめぐに連絡先を進呈しなさい。遊びに誘ってあげなくもないわよ」

 紗耶香ちゃん、そんな言い方…。

「なんだよ、その言い方。そんなんなら交換しないよ」

 あっ、あっ…。ダメ…!

「つ、椿くん!教えて?」

「めぐ?」

 知りたい…!

「めぐがこう言ってるのよ。さっさと教えないと…」

「わかった!わかったよ!じゃあ赤外線でいい?」

「いいわ、めぐー」

「う、うん!」

 そして赤外線機能を使って誠二くんと番号交換しちゃったんだ!

 やった!わーい!

「名前は犬で登録するわよ?」

「ふざけんな!」

 椿誠二…。電話帳に名前がある。

 えへへ…。

「しっかり私とめぐのも登録しときなさい。喉が乾いたら連絡するから」

「…ようするにヒマなんだな、紗耶香」

「わ、私も!暇な時とかはメールとか…していい?」

「あ…ああ、いいよ。もちろん」

 えへへ…。

 メールよかあんまり得意じゃないけど、頑張ってみよう。

「じゃあ、またね。相田さん、紗耶香」

「う、うん。またね」

 椿くんは帰って行った。

 …嬉しいな。連絡先、交換しちゃった。

「めぐ、嬉しそうだね」

 あっ…あわわ…!

「そ、そんなことないよ!お友達の名前なんて、そんなに入ってないから…」

「めぐ…」

 あ、あれ、紗耶香ちゃんが悲しそうな顔してる。失敗したかな。

「これからいっぱい増えるよ!」

「う、うん!あはは…」

 ご、誤魔化せたのかな。

「帰ろう!めぐ」

「うん!」

 それからいつものようにバスで帰ったんだ。

 携帯の電話帳を何度も見た。

 何度見ても椿くんの名前がある。

「えへへ…」

 私…椿くんのこと、好きなんだろうな。

 椿…誠二くん。

 モヤモヤしてた気持ちがはっきりしてきた。

 自然に椿くんのことばっかり考えてたし、携帯の名前見るだけでもドキドキして嬉しい。

 私を救ってくれた人。

 そばにいたいな…。

 …………

 コンクールが終わったばっかりなのにこんなことを考えて。ダメだな私。コンクールが終わった今…だからこそ、思うのかな。

「めぐ、着いたよ?」

「あっ!えっ!?ごめん、またね!紗耶香ちゃん」

 いつの間にか着いちゃってた。紗耶香ちゃんと何話してたかもわからないや。

 帰ったら…メールしてみようかな…。

 でも、交換したその日にいきなりメールするなんて…。

 あーん!どうしよー!

 …………

 結局、その日は何もしなかったんだ。

 メールだけは作ったんだけど、どうしても送信ボタンが押せなくて…。

 まだいいんだ。

 今は携帯に椿くんの名前があることが嬉しい。

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