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戦ぎの淡い影 - 平安戦御体戦記

戦ぎの淡い影 序章

作者:ひろくま
最終エピソード掲載日:2025/10/18
こことは違う世界の平安時代末期。
朝廷の権威が揺らぎ、武家が台頭し始めた時代。
帝都では、戦の形を根底から変える異形の兵器「御体(みたい)」の出現によって、権力争いは新たな局面へと踏み込んでいた。
緋家の武将・浄基は、反逆者とされた霞宗明討伐の戦に参加する。
宗明は大軍を率いて六原を攻め、朝廷を揺るがす大乱を起こしたかに見えた。
しかし戦の終結後、浄基は驚くべき事実を知る。
六原攻めそのものが――
宗明自身が仕掛けた「囮」だった。

宗明の真の狙いは戦場ではなく、内裏の警護を手薄にすること。
彼は自ら反逆者となることで朝廷の目を外へ向け、別の目的を遂げようとしていたのである。

唐より伝来した異形の兵器、戦御体。
宗明の嫡男、宗矢とその妻澄乃は行方不明となり、御体の一部もまた消息を絶つ。
戦は終わったはずなのに、何かが終わっていない――そんな不穏さだけが残った。
宗明の屋敷には女と子供だけが残されていた。
政略結婚で霞家に嫁いでいた千子は子供たちとともに保護されるが、多くの命が戦の余波に消えていく。
英雄も逆臣も死に、家々は分断され、
誰が正しかったのかすら曖昧なまま時代は進む。

そして別の時代――

栄昌元年、ひとりの子が生まれる。
その誕生は、後に武と御体、そして人の運命を再び結び直す出来事となる。
この子こそ、後の物語の中心へと至る存在であり、
戦乱の因果は静かに次代へ受け継がれていく。
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