第74話 他の転生者ばなし 河原屋 巧の場合
今話も楽しんでいただけたら幸いです。
私、河原屋 巧は料理人をしている創作料理をメインとした店のオーナーシェフとして働いている、長年色々な名店で修行し数年前にこの店をオープンした、今ではミフランの3つ星店にも選ばれるほどになった。
星にはそれほど拘ってないがそれによりお客が食べに来てくれるのが増えることは素直に嬉しい。
経営的にもだが私の料理を食べて嬉しそうに笑ってくれるのを見るのが好きだ。
元々はイタリアンだったが今はかなり色々幅広く作っている元々いろんな料理を食べるのが好きで料理人になったようなものだからかな。
店が人気店になってからも休日は料理の研究が主だったその日も朝から店で試作品などを1人で作っていた、そして突然の死が私を襲った。
あまりに突然の事で死んだ自覚は無いのだが、私を担当してくれた食の神様が言うには主神様のミスで死んだらしく別の世界に転生させてくれるとの事だった。
色々言いたいことはあるが言っても仕方ない、こだわり抜いたお店や従業員のこれからが気になるが仕方ないことだ、私はこれからの事だけ考えなければいけない。
向こうでも料理をしたいしお店も持ちたいと神に願ったら色々便利そうなスキルやアイテムなどを貰えた、神様が言うには向こうの世界はそれほど料理が発達していないらしいので頑張って欲しいと頼まれた。
元々そのつもりだったので、ハイと答えておいた。
そのあとは無事に飛ばされた。
少し大きめの街に飛ばされた私は商業ギルドと料理人ギルドに所属した、どちらかだけでもいいらしいが資金も有ることだから二つとも入ることにしたのだ分からないことが多いから相談できるところが多いと助かるからね。
店の準備をしながらも街の中を食べ歩きして回った、食材そのものは新鮮なものも多く味深い物も多いが調味料が少なく高いらしいと分かった。
料理人自体の腕も地球とそこまで代わりはしなかったがこだわりや研究意欲はそこまで高くなかった。
調理法も単純なものが多く揚げ物や蒸し料理すらなかった。
店のコンセプトを考えるのが非常に難しい調味料が高いから使えば必然的に高級店になる、向こうでの店は高級店でなく少し贅沢かなぐらいだったし、こちらでもそれぐらいにしたかったのだが物流が関係する話なので私個人ではどうしようもない。
将来的には何店舗かすればいいがとりあえず町の洋食屋さんみたいな感じを目指してやっていくことにした、フライ等の揚げ物や手間をかけた煮込みなどを比較的、香辛料を使わずに出していくつもりだ。
素材自体は向こうにも負けてないからこれである程度はいけるはず。
私以外にも大量の日本人がここにいるはずなので誰かが調味料や色々な問題を解決してくれるのを他人任せだが待つことにする。
さて、これからが大変だが楽しみでもある。
「さぁーやるとしますか!」
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