第49話 他の転生者ばなし 原田 半兵衛の場合
遅くなってすみませぬ。
今話も楽しんでいただけたら幸いです。
俺の家は代々鍛冶屋だった、父もその父もずっと鍛冶師を生業としている。
昔は刀や武器をメインとして作っていたらしいが最近では包丁や鋏、工具等をメインとして作るようになった。
時代の移り変わりがあるから仕方ないが本当なら武具とか作りたい、父達も思いは一緒のようで代々武具の作り方も教わっている。
あまり注文は無いし売れるものでないが技は伝授しないとそこで途切れるからだ。
それに少しだが武具の注文が無いわけでもない。
道楽として集める資産家もいるが実際に使ってくれる人もいる、国内では訓練とかだけだが海外では実際に使われたことも何回もある、その時は使用感等を教えてもらってるのでこちらの技術向上にも繋がっている。
あの日もその人、お得意様の大道院 霊泉殿の道場に注文品をお届けに行ったのだ、それが運命の分かれ道だとも知らずに。
そう道場につく手前で神のミスを受けて死んだのだ。
その後は鍛冶の神と名乗る神に鍛冶の話をしてもらったり能力を色々貰ったりした。
そして今いる世界に送り込まれたのだ。
こちらでは比較的簡単に仕事が見つかった、危険が多い世界なので武具屋はいくらでもあるから仕事自体はなんぼでもあった、だが俺はその中でも偶々か知らないがドワーフ達の国に転生出来たのでその中でも王都と呼ばれる所でも一番とも呼ばれる鍛冶師の所で働くことが出来た、勿論最初からではない色々なところで仕事をしながら最終的にそこにたどり着けた感じだ。
将来的には別の国に渡りそこで武具やとして独立するつもりだ、目標は最高の品を作ることだが、別の目的もある、たまに耳にする元日本人と思われる者達に俺の武器を使ってほしいのだ。
深い意味は無いがそう願っている。
そして俺が今この王都にいられるのもおそらく神の配慮だと思う、少し調べただけでもこの世界は相当広い、偶々俺がここに転生したとは思えないからな、それもあり毎日の仕事前の祈りは欠かしていない。
まぁーこれは生前からだが。
そんなこんなで今は楽しく新しい技術を覚えてる最中だスキルの力もあるから将来的には凄いものが作れる予感しかしない、だから今は黙々と鍛練するのみ。
人の子との会話は楽しかった、種は違えど同じ鍛冶をするものとして、だから少し規則を破りえこひいきともおもえるような所に飛ばした口うるさい者達には何か言われるかもしれんがそんなことは気にしない。
鍛冶の道を極められるところまでいけばいい。
たまにだがワシもここから眺めるとするか。
(鍛冶の神)
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