第32話 他の転生者ばなし 田中 英雄 の場合
今話も楽しんでいただけたら幸いです。
私の名は田中 英雄、英雄と書いてひでお、父が田中といういたって普通の名字を気にしておりせめて息子には名前だけでも普通以上にとつけてくれた名前だ、つけられた本人としては名前負けしてると思うし、子供の頃はいじられもしたでも私は実は気に入っていた。
それがまさかこんなことになろうとは、ステータス! 【エーユー タナカ】なにこれ?
どーしてこうなった、神様のセンス?
私の話聞いてた?
神様にも私の名前の意味や気に入ってるって言ったのに普通に斜め上の?名前に変えられてるやん、そしてタナカの方はそのまんまかい!
せめて反対であってほしかった。
私がなんの話をしてるかというと、私は一度死んで別の世界で蘇えったのだ。
信じられないだろうが本当の話だ、あの日は外回りをしていて少し遅い昼御飯をいつも行く会社の近くの蕎麦屋で食べていた、その後の事は覚えていないが神様が言うにはその時に死んだみたいだ。
神様が何をやりたいか何になりたいかと聞いてくれた、私はすかさずこう言った!
「英雄になりたいです」
こうして私は英雄になれるかもしれない力を手に入れた。
まだ何も成し遂げていないが、成し遂げれるだけの力と自信を得た、これは文字どおり神様がくれたチャンスなのである、これをいかさねば名をくれた父に申し訳ないから。
そして、冒頭にいたると、だが考えようによってははっきりとエイユウとなった方がやる気もでるというところかもしれない、でも1つ問題があった生前の私を知っている数名がこちらに来てるから、名前で笑われるかもしれない。
まぁ~生まれ変わりと比べたら小さい問題だな、これから英雄になるためにかなり頑張らないといけないのだから。
一会社員の頃とは違う全て自分の責任であり自分の功績なのだ、もうやるしかない、いややると自分で決めたのだから。
ただ前を向いて生きていこう。
ふーん、少しの力と機会を与えるだけでこうもやる気と運命が変わるとは人というものはやはり面白い、はたしてやり遂げられるかわからぬがしばらくは楽しめるかもな。頑張れ小さき者よ。
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