この道がずっと続けばいい(200文字小説)
先ほどまでの喧騒がウソのように静まり返った中、彼女と二人で歩く。
気の合う仲間とささやかな忘年会をやった。少人数だとはいえ、それなりに盛り上がった。電車の時間も気になり始めた頃、お開きにして僕は彼女を駅まで送ることにした。
「駅まではちょっとありますね」
「でも、もうすぐですよ。だけど…」
「だけどなんですか?」
「この道がずっと続けばいいと思っています」
「どうしてですか?」
「君とずっと一緒に居られるから」
先ほどまでの喧騒がウソのように静まり返った中、彼女と二人で歩く。
気の合う仲間とささやかな忘年会をやった。少人数だとはいえ、それなりに盛り上がった。電車の時間も気になり始めた頃、お開きにして僕は彼女を駅まで送ることにした。
「駅まではちょっとありますね」
「でも、もうすぐですよ。だけど…」
「だけどなんですか?」
「この道がずっと続けばいいと思っています」
「どうしてですか?」
「君とずっと一緒に居られるから」
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