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プロローグ

よろしくお願いします。

本章からまた、バトルと闇討ちと悪だくみに戻ります。

拝啓



秋も深まってまいりましたが、伯爵様にはお健やかにお過ごしのことと存じ上げます。


日頃はお引き立てを賜りまして、心より感謝申し上げます。


アト王国の暦の上ではもう冬に差し掛かろうかという頃かと拝察しますが、こちらでは南の方ということもあり、まだまだ暖かい日が続いています。



現在僕達はグランエクスト帝国に入り、クワンナという町に来ています。


クワンナ市は、シエラノ河という大きな河の畔にある町です。


シエラノ河は、向こう岸がほぼ見えない、天気が良く風の澄んだ日にのみ見晴らしの良い高台からかろうじて見える、というぐらいに広い河で、最初に見た時は大変に驚きました。


クワンナ市からはシエラノ河を通って海に向かう客船も運航しているとのことで、せっかくだから僕と妻達も船に乗って海へ出てみようかとも、現在検討しているところです。


大きな船には乗ったことが無いので、ここは是非乗ってみたいと思っています。


このようにクワンナ市は水上交通の大きな拠点となっている他、シエラノ河の水資源を対象とした漁業なども盛んな様です。


こちらではどんな魚や料理が食べられるのか、今からとても楽しみです。



それではまた、進展などがありましたらお便りいたします。


時節柄、御自愛の程お祈り申し上げます。


まずは書中にて、お知らせいたします。



敬具



追伸 バサラ、バサラ、バサラがやってくる。

お読みいただきありがとうございます。

また評価、ブックマーク、ご感想等いただき誠にありがとうございます。



※バサラ:特撮番組『ウルトラマンタロウ』に登場するツタの怪獣。登場回はシリーズ屈指のホラーエピソード。

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