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記憶2

私は昔から大人しい性格でした。


友だちもあまりせっきょくてきにつくらず、ようちえんのときなんか、みんなそとであそんでいても、ひとりでおえかきをしているような子でした。


わたしはひとりっこでそれもなれていました。



・・・・そんなわたしでも小学校にあがると、友だちができました。


名前は、「かおり」と言います。

かおりはとても明るくやさしい人でした。

いつもわたしといっしょにあそんでくれました。


かおりは、私のゆういつの友達で、親友でした。

その日々はとても楽しくて、一つ一つの思い出は決して忘れられないものです。


しかし・・・・・・。

変わってしまったのです、そんな日々が。

ずっと続くと思っていたのに・・・。




小学校五年の時、初めて佳織かおりとクラスがはぐれました。

その間に佳織はそのクラスで新しい友達をたくさんつくりました。

それは別にいいのです。

決して悪いことだとは考えていません。


その友達は佳織に負けず劣らず、明るく(といっても明るくない私のような子もいるが)いつも騒いでいました。

そして、見下すのです・・・・自分より下の人を。


佳織と私は中学校三年の時にもう一度、同じクラスになりましたが、あの時仲が良かったのが嘘のように佳織は私を扱っていました。


完全にあの人たちは悪い友達だったのです。


私はあの時のようにあの関係のように戻れるのだと思っていました。



なのに・・・・今はもう遠い・・・・。


私は・・・それを・・・・その気持ちを・・・紛らわせるため、猛勉強しました。

それで見事、私は第一志望の高校に合格することができました。

・・・・・ただ、佳織はどうなったか・・・・。


・・・・・私は中三以来、あの佳織を見ることはありませんでした・・・・・。







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