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第02話 疑問解決

 

 「「職業って1つだけなんじゃないのか!?」」


 「私にもそう思っていた時がありました。」


 俺と将馬の疑問に対して貴士は(`・ω・´)キリッとした顔で答えた。イラッときたので取り敢えず俺と将馬で貴士を思いっきり殴った。だがしかし悲しいかな地球でも頑丈であった貴士はこっちではステータスの差もあってかもっと頑丈になっていた。

 

 「まぁ説明するから落ち着けや。職業を決める時決めきれなかったワイが同時に押したのは知ってるよな?」


 「「ああ」」


 「聖域に飛んだ時にワイの目の前にいたのはボン、キュッ、ボンのお姉さんだった。僧侶になったのかと思って初めはそのお姉さんとイチャイチャしながら法術の練習をしてたんだわ。」


 さも嬉しそうに語る貴士の話を聞きながら俺と将馬はその女性は愛と豊穣の女神だろうなと思っていると。


 「だがその楽園を地獄に変える事件が起きたんや。丁度,神官になった時にいきなり肩を叩かれてな。振り返ったら魔王おったわ笑」


 「「魔王!?」」


 「ああカイゼル髭を生やした範馬〇次郎みたいなオッサンが微笑んでたわ。ちびるかとおもったわ笑。そしたらなそのオッサンが何を血迷ったか「次は俺の番だ!!」とか言い出してな。死ぬんじゃないのかと思うくらい(しご)かれてな,気付いたら拳聖になってたわ。因みにそのオッサンは「そこまで悩むなら俺も鍛えてやろうと思って来た。」とか言ってたわ。」


 「「ゴクッ」」


 俺と将馬は見合って頷いた。あの窓拭き中に教室の三階から落ちても無傷だった頑丈が取り柄の貴士が死にそうになるなんてとんでもない扱きに違いない拳聖になっていることにも納得である。


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