プロローグ1
初投稿です。
見切り発車の為どこまでやれるかは分かりませんが、お付き合いお願いします。更新は出来る限り早くしていきたいと思います。
評価や感想を心待ちにしていますので気軽にお願いします。
ーーふと目を覚ますと白い空間に寝ていた。
おかしい俺(普通の会社に勤めているゲーム好きの24才浦河凖※彼女持ち)は,親友2人(プチブラック企業に勤めていていつも辞めたいとボヤいているゲーム好きの24才野矢胡将馬※彼女無し,ブラック企業を辞めて1年自称就活中のゲーム好き23才色皮貴士※彼女無し)と月に1度の恒例になっているサバゲーに行こうと車を走らせていたはず・・・
思い出した!サバゲーに行く途中で飛び出した少女を避けたトラックが突っ込んできたんだった。
慌てて横に目を向けると,一緒にサバゲーに行こうとしていた親友2人が寝ている。将馬は,何やらうなされており
「うっ・・まだセーブ・・上書き・・ない」
どうやらまたセーブする前のゲームを親に消される夢を見ているらしい。
貴士は,にやけており
「ムニャムニャ・・延長」
こいつに至っては大好きなキャバクラの夢を見ているらしい。とりあえずイラっとしたので親友達に蹴りを入れた。すると
「ふぉっ!?」
「むにゃ・・・気の強い娘は・・・・チェンジ!」
将馬はビックリして起きたが,貴士は起きなかった。
(あぁそういえばこいつは強烈に目覚めが悪かったな。)
「ん?凖か・・・此処は何処だ?」
起きた将馬が辺りを見回しながら聞いてきたが,それは俺も知らない。だがそんな事よりもまずは,まだ起きない親友(貴士)を起こすのが先だ。
「俺にもわからん。それよりも貴士を起こすの手伝ってくれ。」
横で寝ている貴士に気付いた将馬が嫌な顔をして言った。
「こいつ全然起きねぇからなぁ~」
将馬と2人で貴士に殴る蹴るの暴行を加えること約3分
「う~~ん・・・ん?凖に将馬もう着いたのか?」
やっと起きたアホが呑気に聞いてきた。因みに2人で3分も殴ったのにほぼ無傷である。
「ふぅ~やっと起きたか。」
「はぁはぁはぁ・・・」
少し疲れた俺と大分疲れている将馬で一息入れていると,
「そろそろいいかのぉ~」
いつの間に現れたのかモジャモジャの真っ白い髭を生やした頭の禿げた爺さん佇んでいた。