五日目 全てのオジサンたちに、ありがとう
バーの主人に五百バーツで二日間バイクを借り、パトンビーチ(หาดป่าตอง)へ向かった。
バイクに乗ったのは今回が初めてだったので(H氏が国際免許を持っているので二ケツした)怖かったが、乗り心地は悪くはなかった。険しい山道を通った時はさすがにヒヤヒヤしたが。
プーケットはバンコクの観光地とはうってかわって日本人がかなり減り、白人が多く見かけた。看板も英語の他にロシア語のものを多く見かけた。マレー系の住民が多く住んでいることもあって、アラビア語の表示やモスクもあった。
しかしシーズンが終わってから来たせいか、全体的に客足が悪い感じがあった。
私中原は泳げない+皮膚炎なので海でも泳がなかったが、友人H氏は海水浴を楽しんでいた。
ビーチはどこも客引きが多く、その辺に並べてある日光浴用の椅子やパラソルも有料なので注意が必要である。
この日は帰りにビッグブッダ(名前のまんま、大仏のある寺)にもより、ひたすらタイのお坊さんがお経を唱えるのを聞いたりもした。
夜、バーに戻ってきてから、たまたま地元に暮らしている日本人の中年男性二人と出くわした。一人は大学教授で、もう一人は退職してプーケットで気ままに暮らしているのだという。
彼らにおごってもらってそのまま四人でお酒を飲んだのだが、良い人で良かったと思う。
(今思うと知らない人にお酒をおごってもらうなんて結構危険である)