はじめに
和魂タイ才シリーズ。
さて、今回私中原は二〇一三年九月四日から十日にかけ、バンコクとプーケットを巡るごく普通の観光をしてきた。
一週間という長期にわたる旅行で、私が知りえたことは多い。
今回旅に同伴した友人のおかげで行程は順調に進んだ。
具体的に何をしていたのかと聞かれると、普通に観光地を巡り、普通にタイ料理を食い、普通にアユタヤで振り落とされそうになりながら象に乗り、普通におばちゃんにタイ古式マッサージを受けて勃起して、普通に最終日の前日に残金がゼロバーツになった。
……などという旅行記では非常につまらない!
こんなの誰でも書いてる。
リア充的な人がキメ顔でガッツポーズしながら「チャリで来た」とか書いてある写真をうpりつつ、現地でのナンパ武勇伝を語ったくっだらないブログの方がきっとよっぽど面白い。
俺という人間がタイで何を感じ、何を思ったのかを書かなければ、その辺の書店で売ってる旅行記を読むほうがいいだろう。
というわけで、タイで特別面白かったことだけ書こうと思う。
※せっかく私はタイ語が多少できるので、タイ語表記できる場所はタイ語を使ってみるとしよう。555
登場人物紹介
私 中原恵一。
H氏 同伴した友人。飛行機の手配をしてくれた。ゴミ。
モッドさん タイ人、バンコク在住。