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一応頑張って長編にしてるつもりです

心地よい浮遊感から重力感に変わって、瞼の裏から日の光を感じてから、ゆっくりと目を開けた。

俺の目の前には、幅5mほどの舗装された道があり、左右には木造の一階建ての家が並んでた。

俺はアハトが繋いだ異界の門を潜って出た場所が此処だった。

二次創作で異世界に行く時に、いきなり足下に穴が開いて落ちるって事がある。

しかし、俺の場合は準備があったから、目の前に底が見えないほど深い穴が出現して、跳び降りろって言われた・・・かなりの覚悟が必要だった。


「ここは村・・・にしては大きいから街かな?」


ずれ落ちたリュックを背負い直しながら、辺りを観察する。

どうやら俺は街の南門に突っ立ってるようだ。

方角が分かったのは、まだ薄暗く右に太陽が見えたからだ。

時刻は日の出の時間と予想したからだけど、逆に夕方だったら逆になるな。

街の南門と思うのだが、簡単な木造な門だ。

街なら石や鉄の門だと思ってたのだが、違ったなかな?

情報が少なすぎるな。

アハトに知らない方が面白いって言って教わらなかったのは痛かったか?

まぁ、今はそんな事より、邪魔になるので歩き出す。

街の中を歩きながらアハトから聞いた事を思い出す。

この世界・地上界で大切な事は四つだ。


1・基本魔法が使えるのは女性で、魂の契約を結んだ男性だけが使う事が出来るので、国は魔法使いを軟禁状態にしている。

2・多数の異種族が存在して、いがみ合っているので争いが絶えない。

3・王権で奴隷制度が存在するので、王族や貴族には気を付ける。

4・身分を得るには国に属するか、ギルドに入るしかない。


だったな。

身分が無いだけで奴隷の烙印を押される事もあるらしいし・・・早めに登録だな。

身分証明が無いと金を稼ぐための依頼クエストを受ける事も出来ないし、物を換金する事も出来ない・・・国によっては買い物も出来ないって言ってたな。

意外としっかりしている世界なんだよな。


「ここがギルドかな?剣と杖が交差し、その後ろに盾の看板がギルドって言ってたしな」


左の薬指にある物を右手で擦りながら目の前の建物を見る。

考え事をしていたら、直ぐに着いたな・・・・南門から200mしか進んでなかった。

あまり時間が過ぎてなかったな。

本当に街なのか?思っていたよりも小さいのだが・・・街以下で村以上ってなんだ?

ギルドの建物は周りの家よりも大きく目立つ石造りの二階建てだった。

ギィと音を鳴らしなだらギルドの扉を開けて中に入った。


「うわぁ」


中に入った瞬間に感じたのは、咽返るほどの酒気だった・・・素で顔を歪めてしまった。

入って手前半分が酒場で、残りの奥がギルドの受付になっていた。

二階へはギルド側からしか行けないようだな。

酒場で馬鹿みたいに酒を飲んでいる奴らにジロジロと見られながら、右隅の暇そうに髪をイジっている受付嬢の前に向かって歩き出した。

色んな感情が込められた視線を向けられたので心が乱れる。


-すぐあの見下している奴の目を抉り出したい-


-嘗め回すように見てニヤけている口に刃物を突っ込みたい-


-喉を鳴らしながら酒を飲みつつ、さり気無く見ている喉を切り裂きたい-


「ふぅ・・・落ち着け」


心を落ち着かせる為に左手の薬指にあるモノを擦る。

薬指にあるのは、アハトと【魂の契約】を交わした時に現れた指輪だ・・・ドラゴンをモチーフにした指輪だ。

この契約の指輪(エンゲージ・リング)は他人には見えないらしい。

あくまで【契約の指輪】は【魂の契約】の証なので、契約者同士しか認識できないらしい。

この指輪を触るとアハトと繋がってるみたいで落ち着くんだよな。

それにしても駄目だ。

あのての視線はヤツラ(本家)の事を思い出すな。


「すいません、いいですか?」


無理矢理感情を抑える為に作り笑顔で受付嬢に話しかける。

受付嬢の服装は、白と紺のメイド服に花の飾りの付いたカチューシャを被っていた・・・初めて見た!

俺の知ってるメイド服はもっとフリルが付いてた気がするな。

このメイド服は地味に見えるが、目立たないように所々に可愛らしい刺繍がされていた・・・蝶々かな?


「はい。ようこそ、冒険者ギルドのガハラ支部へ。本日はどのようなご用件で?」


同じく受付嬢もニッコリと作り笑顔で答えてくれた・・・綺麗な作り笑顔だな。

ふんわりとした茶髪の巻き毛が可愛らしい。


「ギルドの入会したいんだけど・・・頼める?」


前の世界ではボッチだったから、可愛い女の子に笑顔で離し掛けられると得した気分になるよね?

喜びを表情に出さないように、さっきよりも作り笑顔に力を入れて話す。

後ろで酒を飲んでいる奴らが

「ハッ!サツキちゃんに笑顔で話し掛けられて浮かれてやがるぜっ!」

ってほざいてるけど、あまり気にしてもしょうがないので無視をする


「新規入会者でしたか。では、こちらに記入をお願いします」


受付嬢が一度頭をカウンターの下に隠れてから、用紙を持って現れた。

用紙には、いくつか記入欄があった。

具体的には名前と年齢、種族と職業ジョブとかだ・・・俺って職業って取得してるのか?

自分の事を知りたい時の方法をアハトに聞いてたはずだ。

確か右手を胸に当てて・・・


「出ろ、ソウルカード」


あら不思議、俺の胸からテレホンカードくらいの大きさのカードが現れた。

俺は右利きなので、左手にソウルカードを持ち替えて用紙に記入する。

一応ソウルカードは自分が見る時と他人が見る時とでは閲覧できる範囲が違うんだよな・・・他人が見る場合はロックが掛かっており、機密情報は見られる心配は無い筈だ。

えっと、まずは名前からだな


名前・神藤 勇

年齢・17歳

性別・男性

種族・人間

職業・旅人

所属国・無し


終わったかな?

特別な事は書かなかったな。

俺の一番の秘密は、アハトとの魂の契約だけだしな・・・あと異世界人って事もか。


「はい、コレで良いんですか?」


「えっと・・・はい、大丈夫です。登録料として100ギル頂きます。」


「わかった・・・コレで良いか?」


受付嬢に100ギルである銅貨を一枚渡した。

実はコッチの世界に来る時にアハトに少し金を貰ってたりする・・・1000ギルほど、銅貨10枚だ。

初めは断ったんだけど、絶対に必要だからって言われて無理矢理渡されたのだが・・・本当に助かったな。


「では、登録しますので少々お待ちください」


そう言って受付嬢・・・野次馬曰くサツキさんが奥に入っていた。

俺って旅人だったんだ。

確かに一般的な村人ではないな・・・俺この世界の住人ではないし。

用紙には書かなかったけど、俺のソウルカードには旅人Lv1って書いてあったな。

この世界には魔法以外にもレベルの概念があるんだなぁ。


「お待たせしました。コチラがギルドカードになります。ユウ様は無国者ですので、身分証明にもなりますので大切にして下さい。」


サツキさんから渡されたのはソウルカードと同じ大きさのカードだった。

えっと、ランクF・・・ね。

普通に考えてギルド内での俺の地位だろう・・・Fが底辺なんだろうな。


「今の時期に冒険者になったって事は、例のイベントの為ですか?だったら急いだ方が良いですよ?」


イベント?何の事だろう?

アハトからは何も聞いてないな。

名の通りなら、ギルドが企画したものだろうな。

イベントって言うのだから誰でも参加できて、簡単な無いようなんだろうな・・・まぁ、俺の偏見だけど。

せっかく目の前に知ってる者が居るんだから聞く方が早いな。


「例のイベントとは?」


「今回のイベントは街の北側で行われています。内容は試練の森で魔物を捕獲して大きさ、ランクを競うイベントです。参加費を頂きますが、参加賞として捕獲した魔物を好きにしてもらって構いません。」


それはアレか?

魔物を捕獲できなかったら何の得も無いって事だよな?

なら、参加者なんて集まらないだろうな・・・てか、やっぱり街だったんだ。


「そして優勝者には賞金と賞品があり、準優勝者には賞金があります。」


なんだ、そんなのあったんだ。

それなら参加者もいるだろうな・・・賞金の額と賞品にもよるけど。


「それならやってみたいな。申し込みは此処で?」


「いえ。受付は会場で行ってます。締め切りは7時ですから、あと1時間くらいですから急いで下さい。此処からだと走って20分くらいですから。それから急ぎだからと言って、家の屋根を走らないで下さい。では、いってらっしゃいませ」


サツキさんが腰を曲げた体勢から動かないので、ずっと持っていたソウルカードを胸に押し込んでからギルドカードを握り締めて振り返った。

う~ん、なんか追い出された感があるな。

屋根の上を走るなって事は走ってる奴らがいるのか・・・さすが異世界だな!

ずっと視線を向けていたゴロツキが扉に向かって歩いていた。

コレはアレかな?でもなぁ。しかしタイミングが良すぎるしなぁ。

多分ギルドから出た瞬間に絡まれるんじゃないかな・・・ヤベッ!ワクワクしてきたな♪

期待を裏切らないでくれよ?

無意識にニヤける口元を押さえながらギルドから出た。


「兄ちゃん、ちょっと良いかねぇ?」


ギルドの外に出た瞬間に話し掛けられた・・・さっきの奴らだ。

予想的中だ♪

無言で奴らの方を向いた。

身嗜みから考えて冒険者だろうな。

革の胸当てと腰には西洋剣を差してるのが2人。

もう1人は皮の胸当てと西洋剣、左手に木の盾を装備していた。

そんな俺は丸腰だ・・・今の日本で普通の学生が武器なんて買えないからね。

多分本家の方はツテはあるだろうけど、ボッチな俺は無理だよ。


「俺達金に困ってるんだよ。だから分けてくんねぇかな?」


西洋剣をチラチラと見せ付けながら1人近付いてきた。

相手は3人か・・・物足りない気もするが、この世界の平均的な力を知るには良い機会だろう。

周りに野次馬がいるから、俺が被害者って言ってくれるだろうな。


「何言ってんだ?普通に断る!」


さぁ!剣を抜け!俺を追い詰めてくれ!


「テメェ!自分の立場が分かってんだろうな!?」


近付いてきた男は、結局剣を抜かずに胸ぐらを掴んできただけだった。

つまらん、本当につまらないな。


「邪魔だから退いてくれ」


「はあ!?何イッテェェェエエエエエエ!!!」


手を振り解く為に相手の手首を掴んで、そのまま握り潰した。

男は手首からゴキッと音が鳴り、右手首を押さえて蹲った。


「マサシ!テメェ何しやがる!」


後ろでニヤニヤしてた1人が西洋剣の柄を握りながら駆けて来た・・・やった!

コレを待ってたんだよ♪

それよりもこの世界の住人の名前って日本名みたいだな。

受付嬢はさつきだし、コイツはまさしだし・・・たまたまかな?


「死ねぇえええ!!」


西洋剣を引き抜いて上段に構えて来たので、目の前で蹲っている髪を掴んで引き上げて、即席の壁にした。

西洋剣は鞘に入ってて分からなかったけど、銅製の剣のようだ・・・銅の剣と呼ぼう。

駆けて来た男は、仲間が盾にされて急停止したので、壁を退かして喉を殴った。


「ガッ!あが」


「今ので喉が潰れてか・・・人間の構造は同じなんだな」


両手で喉を押さえたので銅の剣を落とし、苦しそうな表情で呻いた男の側頭部に蹴りを放って意識を刈り取った。


「お前は手首の骨を外されたぐらいで大袈裟だな」


即席の壁はもう用済みなので、髪を掴んでる手にさらに力を入れて立たせる。

そして男の目の前で右手を握って、ニッコリと笑顔になる・・・久々に人を殴ったな。

胴の剣か・・・刃毀れが酷いし切れ味も悪そうだな。


「や、やめっ」


男の顔が恐怖で歪んだ・・・コイツ打たれ弱いな。

男の懇願を無視して顔面を殴る。

男を殴りつつ最後の男の方を確認する・・・腕を組んで見てるだけだ。


「最後はお前だな・・・やるか?」


顔が認識できないほどボコボコしてから、邪魔にならないように放り投げてから聞いた。


「当たり前だ。その剣を取れ」


最後の男は腰の剣を抜いてダランと下段に構えた。

あ~、さっきからあった違和感が分かった・・・こいつら技術がないんだ。

力任せに剣を振って、業が一切ない。

下段に構えるのは本当の達人だけだ・・・素人がやったら唯の馬鹿だ。

隙が多すぎる・・・まぁ俺もやらないしな。


「そっちは鉄の剣でこっちは胴の剣か・・・不公平じゃないか?」


背負っているリュックを男から視線を外さないで端に置いた。

リュックには大切なものが入ってるからな・・・水や小物が入ってる。

最後の男は良いモノを持ってるんだな。

見えるだけで鉄の剣と木の盾だな。

あと服の下には何かを隠し持ってるな・・・ナイフとかかな?


「武器を持ってない貴様が悪い。しかし、貴様はそいつ等を倒して武器を手に入れただろう?」


男は口角を釣り上げて、いかにも悪党がしそうな笑みを浮かべた。

その笑みは俺の好感度を上げたぞ!楽しくヤリ合う事が出来そうだ♪

この世界では勝者は敗者から奪うことが出来るのか・・・最高じゃないか!?

ウキウキと顔面を殴った男の胴の剣を引き抜いた。落ちている胴の剣よりも手入れがされているな。


「じゃあ、お前を倒せばソレらを貰えるんだな?」


「ハッ!やってみろよ!!」


下段に構えたまま突っ込んで来たので、銅の剣を肩に担いで待った。

男は一足一刀の間合いに入ってから振り上げたので、恐れずに一歩踏み込んで、左手で鉄の剣を払った。

案の定、鉄の剣は逸れて男の左肩に担ぐように上がった・・・無防備な姿になったな。

思考が追い付いてないのか呆然と見てるだけの男の右肘目掛けて銅の剣の柄頭を打ち付けた。


「ウグッ!!」


男の腕に刺さっている柄頭の先からジワリと血が滲み出た。

腕の痛みに耐えるのはいいけど・・・終わりじゃないぞ?


「足元がお留守だぞ?」


ローキックで膝を蹴り、体勢を崩した瞬間に左手で顎先を殴った。

男はヨロヨロとよろめいて2、3歩下がってから倒れた・・・そんな強くなかったな。


「倒した相手のモノは貰っていいんだよな♪」


倒れてる3人から武器や防具を奪い1か所に纏めて、素っ裸になった3人を道の捨てた。

鉄の剣を腰に差し皮の胸当てと木の盾を装備し、予想通り隠し持っていたナイフ2本を後ろ腰に差した。

銅の剣2本と皮の胸当て2個余ったな

できれば持って行きたいんだけどな・・・なんか方法無いかな?


「あれ?もう終わってたんですね。しかも予想とは違う結果でしたね?」


「ああ、そうだな」


ギルドの入口から声が聞こえたので、振り返るとサツキさんと黒服の体格の良い男性が立っていた。

おおっ!黒服の人は、いかにも怖い人って感じだ。


「えっと?」


「この人達は毎回新入りを襲ってたので、様子を見に来たんですが・・・余計なお世話だったみたいですね」


わけが解らず首を傾げたら、サツキさんが色々と教えてくれた。

奪った物を物色してて、しゃがみ込んでたのでサツキさんに見下ろされている。


「ふ~ん。こちらは?」


ずっと気になっている黒服の男性に視線を動かしてサツキさんに問いかけた。


「こちらはアッーちゃんです」


サツキさんが紹介する為に一礼して一歩下がったら、黒服の男性が一歩進み出た・・・内股で両手を上げてクネクネしながら。

嫌な予感がしてきたぞ?


「私の本名はアベですぅ。皆から親しみを込めて、アッーちゃんって呼ばれてるのぉ」


やべやべやべっ!!

この人ダメだ!色んな意味で勝てない!


「貴方可愛い顔して意外とやるのね。今晩どう?」


アッーちゃんにいやらしく顎を撫でられた・・・う、動けない・・だと!?


「あ・・俺・・・なんかが、そこで寝てる人達を看病してあげて下さい」


背中が冷や汗でびっしょりになるのを感じながら何とか声を絞り出した。

なんで女性にモテなくて、カマにモテんだよ!!


「あら、そう?そうね。そうするわ」


アッーちゃんはルンルンと声にだして、三人を引き摺りながらギルド内へと戻って行った。

気絶してる筈の三人がガタガタ震えてたのは気のせいだろう・・・俺も気を付けなければ。


「そういえば渡し忘れてた物がありました。これです」


腰が抜けて座り込んでいる俺にサツキさんが金の腕輪を差し出してきた。

はて?何だろう?アハトからは何も聞いてないな。


「この腕輪を使用する事で、自分だけの異空間に荷物を保管する事が出来ます。これはギルドに登録してもらった全ての方に、無料で配布している物ですのでお受け取り下さい」


「そんな便利な者があったなら最初っからくれよ!!」


「だから言ったじゃないですか。忘れてたと」


なんだろう。今少しイラッとしたぞ?

でも、サツキさんを殴ったらアッーちゃんが出てくるんだろうな。


「ふぅ、起動ワードは?」


サツキさんから金の腕輪を受け取って右手首に装着した。

サイズはピッタリだな。多分魔法か何かで調整してるんだろうな。


Anschluss(アンシュルス)です」


アハトの名前から感じてたけど、ドイツ語が多いな。

銅の剣2本と皮の胸当て2個を持って立ち上がって・・・


「Anschluss・・・おおっ!」


剣と胸当てが粒子になって消えた。

なんかやっと魔法の世界に来たって気がするな・・・そう言えば俺ってアハトと魂の契約してるから魔法使えるんだっけ。

まぁ、今はいいか。この世界に馴染む事が最優先だな。


「そんな事より良いんですか?7時まであと30分ですよ?」


「うわ!本当だ。もう行くわ!色々ありがとう!」


そう言って俺は左手首に巻いてるデジタル時計を確認してから、サツキさんに振り返らずに北門に向って走り出した。

質問、その他ありましたら宜しくお願いします

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