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ランク2昇格試験

昇達が扉の中での修行を終え、ランク4にまで昇格するため試験を受けることになった。

一人一人で修行することになり、一ヶ月がたった。


―――――――――――


レナ「昇~!」


アルカディア・サイコの前で昇を見つけたレナは昇に向かい駆け出していく。


昇「久しぶり、レナ。」



龍牙「どうやら、しっかり修行をこなしたようだな。」


昇の隣には龍牙がいた。

すると、向こうからライナが走ってくる。


ライナ「みんな~!」


レナも笑顔が輝いていたが、クリフがなかなか来ない。


龍牙「くそっ!もう十分も遅れているぞ!」



昇「まぁまぁ、でもどうしたんだろうか?」


すると向こうから何やら巨人がやってくる。


ライナ「何、あれ?」



レナ「あれって........ク、クリフ!?」



クリフ「お~い!遅れてすまんな。」


クリフはこの一ヶ月間で何があったのか知らないがかなり巨大化していたのだ。


龍牙「なんだその体は?ま、まぁいい。行くぞ!時間が遅れているんだからな。」



昇「あぁ。」


昇達はランク2昇格試験会場にやってきた。


ざわざわ ざわざわ


レナ「多いなぁ。」



龍牙「今年入ってきた連中とランク2昇格できなかった奴ら全員だからな。」


周りにはまだ見たこともないような人達ばかりだった。


昇「あれは、グリーテさんじゃないか?」



ライナ「ランク2昇格試験はグリーテさんが責任者だからね。」



クリフ「なら俺達のこと合格にしてくんないかな?」



龍牙「お前は馬鹿か?いくらグリーテでもそんなことはできんだろ。」


クリフは残念そうな顔をしたが、仕方ないと自分に言い聞かせた。

すると、グリーテがステージに上がりマイクのスイッチを入れる。


グリーテ「えぇ、あぁ、諸君おはよう。これからランク2昇格試験を始めようと思う。ランクの昇格というのは知っての通り、任務の増加や給料アップもある。しかし、この中での合格者はこの内のまぁ、だいたい10分の1って所だろう。」


給料アップとかはあまり気にしていない昇達だが昇格しなければ、ブラッティネオ討伐には参加不可能になってしまう。


グリーテ「では今から合格者を発表する。」



龍牙「なんだと!?」



昇「まだ何もしてないんだぜ!?」


一気に周りがざわついている。


グリーテ「あぁ、すまんすまん。合格者と言っても一次試験の話だ。このフロアでは超能力の数値を計っている。」



ライナ「じゃあ、数値を下回った人は問答無用で不合格ってこと!?」



龍牙「そうなるな。」


グリーテはさらに話を続ける。


グリーテ「では、超能力数値が10万以下はここから出て行ってもらう。」


すると、グリーテの横にあるスクリーンに1から20までの表が現れる。


グリーテ「上から順番に発表する。では1位は!」


スクリーンの1の数字の横に名前が現れる。


そうして、結果がすべて出た。


1、昇

2、龍牙

3、レナ

4、鎧鬼

5、フーガ

6、クリフ

7、ライナ

8、ジューク

9、麻司

10、ソキア

11、M

12、サワイラ

13、ドライ

14、紅蓮

15、サキュバス

16、奈雲

17、クリバイゼンタ

18、騎羅螺

19、ミルキス

20、コツナ


昇「とりあえず、皆入ったみたいだな。」




龍牙「まぁ、当然の結果だな。」


不合格だった奴らは全員フロアから出ていき、フロアに残ったのは合格者の20名のみとなっていた。


グリーテ「うむ。では、二次試験会場に案内しよう。」


グリーテに言われるがままについていくと、アルカディア・サイコの後ろにある広い庭園にやってきた。


グリーテ「では、ここである奴と闘ってもらう。いいかな?」



龍牙「なんでも来いだ。」



グリーテ「君達の対戦相手はこいつだ!」


グリーテの指差した方向には炎を身に纏った獣が現れた。


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