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カイラ イン ザ クリアワールド





14歳になりますたゞ




カイラの扉


カイラと猛獣は睨み合って立っていた。


カイラ「いやいや、しかしでかいなこいつ。」


猛獣は唸り声をあげて今にも飛び掛かってきそうな勢いだ。


グルルルルル!


ヨダレを垂らして唸る猛獣は真っ白なシーサーのようだった。


カイラ「とりあえず、どのくらいのもんか試してみるか。このまま突っ立っててもラチがあかん。」


カイラは跳び上がって猛獣の後ろに回り槍で攻撃する。


ガアァアアァア!


猛獣は攻撃に気づいて後ろを振り向きカイラに飛び掛かる。


カイラ「やべっ!」


カイラはそれを素早く避けて、違う地面から突き出た柱に着地する。


カイラ「デカイ割には素早いなこいつ。どうやら一筋縄ではいかなそうだ。」


カイラは槍を構える。

猛獣はカイラの方を見ながら敵意剥き出しで牙を見せている。


カイラ「とりあえず、また攻撃するか。」


カイラはまた猛獣の近くに行き槍で攻撃するが、猛獣はそれを素早く避け足で踏み潰そうとしてくる。


ドガーーン!


カイラ「至近距離では俺の方が不利。なら念力破で遠距離を保つしかない!」


カイラはある程度の距離をとってから念力破を繰り出す。


カイラ「おらぁ!」


すると、猛獣が口を開けて口から念力破の様なもの吐き出した。


2つの念力破はぶつかり合い消滅する。


カイラ「遠距離戦もできんのかよ!?こうなったら、俺の能力で近づくか。透明消音能力!」


すると、カイラの体はみるみる内に透明になり見えなくなった。


ガルルゥ?


猛獣も不思議そうな顔をして辺りを見回す。


(へん!これならあの馬鹿でかい猛獣とまともに闘わずに倒せる。)


カイラが猛獣の後ろに立ち槍を構える。

猛獣は唸り声をあげるだけでこちらに気づいた様子は全くない。


(チャンスだ!)


そう思ったカイラは槍を突き出し猛獣に攻撃する。


ガラァアアアア!


なんと!

猛獣がカイラの位置を分かっていたかのようにカイラに向かい攻撃をする。


カイラ「ぐわぁ........!」


カイラはなんとか石柱の上に着地する。


カイラ「なんで俺の位置が読まれてるんだ?」


猛獣は今にも飛び掛かってきそうな勢いでこちらを見つめている。


カイラ「まさか?!」


猛獣が鼻を異様に動かしている。


カイラ「臭いで俺の位置を把握してるのか?」


カイラはため息をついた後、少し深呼吸をして、槍を構える。


カイラ「いくぜ!超奥義 クリアワールド!」


すると、カイラの周りからどんどん景色が透明になっていく。


猛獣も後退りをして不思議そうな顔をしている。


カイラ「こっちにおいで猛獣ちゃん!」


カイラは姿を現し猛獣を挑発する。


ガルルゥ!

ガラァアアアア!


猛獣は一瞬ためらったがカイラに襲い掛かった。


カイラ「きなきな!」


カイラは猛獣をおびき出す様に逃げる。


カイラ「ここでどうだ!死ね!」


カイラは槍の柄を地面に突き立てる。

バシュシュシュシュ!


カイラのクリアワールドが無くなり、また石柱のフィールドに戻った。


カイラ「バイバイ!猛獣ちゃん。」


猛獣の下は石柱がなく、猛獣は下へと真っ逆さまに落ちていった。


カイラ「ふぅ.........死ぬぞこりゃ」








いや~冬だね〃


寒い{{(>_<;)}}



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