それぞれの修行
久しぶりの更新!
サイキックロボΩを倒した俺達はアルカディア・サイコに戻り医務室で手当を受けていた。
昇「グリーテさん、俺達の闘ったサイキックロボΩみたいな奴がブラッティ・ネオにはたくさんいるんですか?」
グリーテ「いや、あんな凄いエネルギーを持っているサイキックロボを作るためにはそうとう労力がかかるからぞろぞろいるわけじゃない。」
龍牙「だが、奴で全部な訳じゃない。俺達はもっと強くならなくてはいけない。」
レナ「..........そうだね。」
皆ブラッティ・ネオの力を見て落胆している。
ダイヤ「そうだ。君達はもっと強くならなくてはいけない。だから、私と修行しよう。」
確かに今の力ではブラッティ・ネオに勝てる訳がない。
龍牙「俺はやるぞ!二度とあんな目にあってたまるか!」
クリフ「俺もだ!」
レナ「私だって!」
ライナ「私も!!」
昇「俺は...........もっと強くなる。ならなきゃいけないんだ!」
ダイヤ「うむ、よし明日から修行だ!言っておくが私の修行は甘くないぞ!」
ライナ「じゃあ、そうと決まれば即行動ですね!」
ダイヤ「いや、明日から修行をするが今日はゆっくり休め。体調が戻るまでは修行はしない。明日に体調が万全ではない場合は延期する。」
龍牙「馬鹿な!?ブラッティ・ネオはもうすでに動き出してるんだぞ!」
レナ「そうだよ!いつ来るか分からないのにさ!今すぐやらないと。」
皆修行を早くやりたいようだ。
無理もない、ブラッティ・ネオが動き出した以上俺達も急がなくてはならない。
ダイヤ「まぁ、君達が焦る理由も分からない訳じゃないが、大丈夫だブラッティ・ネオはまだ動かない。」
昇「どうしてそんなことが分かるんです?」
ダイヤ「奴らをまとめる総帥者がいないからだ。奴は2年後に戻ってくる。それまではブラッティ・ネオも派手にはあまり動けない。」
総帥者は気になるがとりあえずブラッティ・ネオが2年間の間動かないと知って安心した。
グリーテ「では、もう遅い時刻だから帰りなさい。」
そうして俺達は帰って行った。
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1週間後
俺達は1週間の間体調が戻らず休んでしまった。
リハビリで念力の使い方の練習はしていたが、かなり体が鈍っている。
昇「いよいよ修行開始だな!」
龍牙「1週間も体を休める必要など無かった!」
ダイヤ「とりあえず、体の方は万全みたいだな。ではついて来たまえ。」
俺達は普段は入れない場所に案内された。
ダイヤ「ここだ。」
そこには7つの扉があった。
ダイヤ「この中に入って修行をこなしてもらうからな。」
龍牙が口をはさむ。
龍牙「7つ扉があるが俺達は五人だぞ!?」
ダイヤ「心配ない。お前達には二人の助っ人を用意した。」
レナ「助っ人?」
ライナ「誰ですか?」
ダイヤ「あそこにいるぞほら!」
ダイヤが指差した場所に立っていたのは赤い髪のローズだった。
ローズ「流れる血は深紅の薔薇。瞳の中には希望を。正義を振りかざし現れる愛の戦士ローズ!」
この自己紹介の仕方からして多分ヴィーナスの事は立ち直ったに違いない。
昇「あと一人は一体?」
バシッ!
クリフ「いてっ!だ、誰だ今叩いたの!」
バシッ!
レナ「いた~い!!」
昇「まさか!?か、カイラか!」
するといきなり昇達の前にカイラが現れた。
カイラ「よろしくな!」
ローズにカイラなんてとても心強い。
龍牙「カイラなんて試験の時に昇に負けた奴じゃないのか?」
昇「いや、カイラさんは本気じゃなかった。」
カイラ「知ってたのか。まぁ、まだ超奥義の存在すら知らないお前に超奥義とかは使えないからな。」
カイラは少し照れているようだった。
ライナ「と、とりあえず修行始めようよ!」
ローズ「そうだな。」
ダイヤ「では、一人で扉を選び入れ。」
俺達は7つの扉を開き中に入って行った。
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龍牙が扉に入る。
龍牙「一体どんな修行なんだ?」
すると、龍牙の目の前に龍牙とそっくりの人物が現れる。
偽龍牙「今からお前は自分と闘う恐怖を味わうんだ。」
龍牙「面白い。やってみろ!」
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レナが扉に入った。
レナ「なにここ?暗いわね。」
明かりがつく。すると、そこには沢山の触手がついた機械があった。
ロボ「ワタシヲタオセルカナ?」
レナ「楽勝よ!」
触手が一斉にレナを襲う
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ライナの扉
ライナ「なんだか、薄気味悪いわね。」
突然、地響きと共に揺らめく幽霊のようなものがライナに襲い掛かる。
ライナ「きゃあぁあ!」
ライナがよける。
幽霊「...........」
幽霊は攻撃を連続に仕掛ける。
ライナ「こいつを倒せってことね。」
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クリフの扉
クリフ「なんだ?なんか凄い音がする。」
ゴォオオオォ!
直径8mはあろうという鉄球が転がってくる。
クリフ「おいおい、冗談きついぜ!」
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ローズの扉
ローズ「僕には簡単過ぎるかもね。」
ローズは余裕の表情だ。
ローズ「ところで僕の後ろにいるのは誰だい?」
「分かってたのか。」
ローズが後ろを振り向くとそこにはサイキックロボΩのような物があった。
ローズ「まさか、こいつが何でここに..?」
Ω「殺してやる。」
ローズ「何だか分からないがやるしかなさそうだな...........」
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カイラの扉
カイラは随分足場が悪い所に立っていた。
カイラ「なんて場所なんだ。下が見えないぜ。」
カイラの目の前に巨大な猛獣が現れる。
カイラ「あんなのとここで闘うのかよ.....」
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昇の扉
昇は地面にはいつくばっていた。
昇「なんだ.........これは?ものすごい念力に上から押さえ付けられてる.........!」
そしてそこに居たのは........
昇「お、お前は!!」
キャラクタープロフィール
名前・レッド・ローズ
年齢・20歳
身長・185㎝
体重・83㎏
趣味・午後のティータイム(真っ赤な薔薇を見ながらゆったりと)
好きな食べ物・ 甘い物
超能力・幻覚痺体能力
ローズ「僕は美しくありたいんだよね。」
作者「じゃあ、ローズさんは1番何に気を使っていますか?」
ローズ「気を使っている事と言えば、常に冷静沈着であることだな。」
作者「でも、ローズとの任務の時かなり取り乱してましたよね?」
ローズ「そ、そんな昔の事は忘れたまえ!」
作者「じゃあ、嫌な事はありますか?」
ローズ「あるとしたらこれが小説な事だな。」
作者「小説の何が嫌なんでしょう?」
ローズ「私の美しさが読者の皆さんに分からないだろ。」
作者「でも、やっぱり画にすると昇とかの方がカッコイイ気が...........」
ローズ「..........幻覚痺体能力!」
作者「か、体が.......動かない!?」
ローズ「無礼者はほっといてまた次回会おう!」
作者「戻してくれ~!」