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【第一章、生まれつき可愛がられる属性】

【はじめに】

Q.いきなりですが皆さんのこういう人、思い当たりませんか?



✓周りに異性からすごく可愛がられている人がいる

✓なんだか分からないけれどすごく可愛いと思う人がいる

✓無意識に「可愛いかよ」と言わせてくる人がいる



なぜそのような人たちは可愛がられるのでしょうか。疑問に思いませんか。

正直、可愛がられている人には、

「高いコミユニケーション力」や「みんなが惚れ惚れする特別なスキル」

などは見当たらないことがほとんどでしょう。

また、見た目や顔面偏差値は、他と比べてずば抜けて高いわけではない……。

いわゆる「めちゃくちゃイケメン」とか面食いに目をつけられるタイプでもないという感じです。


さて、一体全体、そのような人たちはどうしてこんなに可愛がられているのでしょう。

「可愛がられる人たち」と同じ行動や言動を他の人がマネしても、「可愛い!」と言われたり、一目置かれたりしないですよね。


「なんで、あの人の時だけ周りの反応が特別なんだろう・・・。」


モヤモヤと嫉妬に似たこの複雑な気持ち。うんうん、分かります。

「嫉妬」と表現するのは少し大げさですかね。

でも、少しはこのような気持ちになる・なったことがある人も中にはいるのではないでしょうか。

異性としてモテるのとは違うけれど、異性から異常に「可愛がられる人たち」。

それを私の偏見と経験を元に読み解いていきたいと思います。

私はみなさんの知っている通り、専門家や研究者ではありません。

ただ、私自身が経験・体験したことを元に書いているので、根拠が全くない出まかせではありません。

妙にリアリティを感じると思うところがあると思いますがそれは経験談・体験談だからです。

しかし、ここに書かれていることは全てが当てはまる、正しいということはないと思っています。

私自身は、「みんな違ってみんないい世界」だと思っていますから、世の中にはこういう人もいるのかぁ、この部分は当てはまるし分かるなぁという形で気軽にお楽しみいただければ幸いです。

また、主に女性目線で書き進めています。

そのため私の主観がところどころ入っているので、そこはあらかじめご了承ください。

それでは、最後までお楽しみ下さい。



【第一章、生まれつき可愛がられる属性】


まず初めにこの世界には「可愛がられやすい人」が少なからず存在すると考えています。

「素質」とでも表現すべきでしょうか。

ここでは「可愛がられやすい人」=「可愛がられる属性」という言葉を使用していきます。

「可愛がられる属性」には生まれつき持っている「能力」が存在します。

もちろんその属性の人たちは自ら願ってその力を手に入れたわけではありません。

そのため、逆もしかりで、努力次第でみんなが「可愛がられる属性」になれる、

というわけではありません。

 私はまだ二十数年しか生きていませんが、それでも、このことに気が付いてしまったので、最初にお伝えしておきます。

この事実を隠してこの本を書き進める訳にはいきませんからね…。

そのため「自分も可愛がられたい!」

という願望を持って、この本を読み進めてしまった皆さん、本当に申し訳ないです。すみません。

おっと、本を閉じようとしないでください。

まだ、諦めないでください。完全な「可愛がられる属性」になるのは厳しいでしょうが、

意識することで人間関係がよりよくなることはあるでしょう。

つまり大事なのはこの本をあなたがどのように読むかです。

言い換えれば「内容の受け取り方」と「活用の仕方」によっては、

今後、生きていくうえで活かしていけることがあるということです。

ぜひとも、最後まで私にお付き合いください。読み終えてあなたが後悔しないような内容に仕上げたつもりです。

もう一度言いますが騙されたと思って最後まで読んでください。

さぁ、前置きが長くなりましたが、一章の章題にあるとおり「生まれつき可愛がられる属性」の具体例を見ていきましょう。




私が思う「可愛がられる属性」の一番の要因は、幼少期の環境です。

幼少期というと、まだまだ人格や性格が確立されている最中ですよね。

あなたはどんな幼少期を過ごしていましたか。中には、まったく記憶に残っていない方もいるのではないでしょうか。

現在の人格が形成されるきっかけとなった大きな出来事や、嫌な記憶・怖い記憶は残っている人が多いのではないですかね。

しかし、その幼少期に「可愛がられる属性」が確立していたなんて、今となってはどうでもいいことかもしれませんね。

 その中でも私は、兄弟の有無と立ち位置が、「可愛がられる属性」の鍵になっていると思います。書店ではよく兄弟の性格あるあるや性格や考え方が変わるという本が売られていますよね。

しかも、書いてある内容が結構当てはまることが多い……。

第一章では、ランキング形式で「可愛がられる属性」になりやすい人を見ていきましょう。

 今まで私の周りでは、「可愛がられる属性」に兄弟の有無と立ち位置を聞くと、結構、結果が偏っていました。

ちなみに「属性」という言葉のくくりを使っていきますが、要は兄弟の立ち位置という意味です。





【可愛がられる属性になりやすい兄弟ランキング!】


第一位、弟(妹)属性


最初に結論を申し上げると、一番可愛がられるのは圧倒的に弟属性です。

「えっ、弟属性を可愛がるのはロリコン、ショタコンだけでしょ?」

と思った人、確かに否定はできません(オイッ)

性別や年齢の壁はとりあえず置いておきまして……。今までに

「この人、可愛いなぁ」

と思ったことのある方はその時のことを思い出してください。

もちろん、言動や行動、なんでも構いません。その可愛いと思った人、弟である可能性が高くないですか。

私の経験上は「可愛いかよ。」と言わせてくる人は高確率で弟属性です。大体、兄か姉が一人はいました。


 弟属性は、やはり可愛がられる方法を幼少期から学んでいます。(学んでいると言うより刷り込まれている)

上に頼れる兄や姉がいるので弟属性は基本的に安心安全。

わがままとまでは言い切れませんが、少なくとも兄(姉)属性よりは甘やかされて育てられていると思います。

これは親の育て方の影響も考えられます。

一人目(兄や姉)を育てた経験があるので少なからず親は子育ての経験があります。一人目よりプレッシャーや圧力があまり無いというべきでしょうか。


「兄、姉よりも下の子はしっかり優秀に育てよう。」


みたいな弟や妹の英才教育というのは、ほとんど無いと思っています。(少なくとも私の周りは弟属性を含む下の子の方がのびのび育てられている場合が多い気がします。)

また、兄や姉は下に子分のような弟(とか言ったら失礼かも)が生まれて、本当に可愛がります。

それも弟属性が「可愛がられる属性」になりやすい理由かもしれません。

(親が下の子ばかり面倒を見て、構ってくれなくて、兄弟喧嘩になるなどはあるかもしれませんけどね)

弟属性は、それに勘づいてわざと親に構って貰えるように甘えてみたり泣き真似をしてみたり…………。

こんな感じですかね。とりあえず幼少期から可愛がられるんですよ。可愛がられやすいんですよ。

それで、周りも「放っておけない!」と思い、可愛がられるのだと思います。

しかし、逆に幼少期に親と兄と姉に可愛がられすぎたせいで反抗期が長いとか、

成長し始めてから周りに

「ウザい、放っておいてくれよ」

という態度をとるのもあるある……。

弟属性でよくあるのは、外ではニコニコしているため可愛がられているけど家の中では態度が冷たく可愛くなくなったと感じられることも多い気がします。


「いちいちうるせぇんだよ。」


 こんなこという弟属性もいますね。そんな弟属性の皆さんに一言言わせて下さい。

もちろん周りが過保護(可愛がり)過ぎて生きにくいと感じる時期が来るかもしれません。

しかし、目をかけられているのは弟属性自体が頼りないと思われているからです。

ぜひ、自分を見つめなおして周りが安心できるほどしっかりして欲しいところです。

自分は大丈夫と思っていても周りからすると、安心できる子ではないと思われていることが多いため色々と過保護に言われているのです。

しかし、まぁ、どこまでが計算なのかは分かりませんが、可愛いからといって周りの人も甘やかしすぎは要注意です!




第二位、一人っ子属性

これは意外だと思う人もいますかね。

でも、結構、一人っ子って可愛がられる確率が高いと思います。

あと、一人っ子は「上に姉がいそう!」と、言われていること多くないですか。

やはりそれは「可愛がられて育ってそう」と雰囲気が出ているからだと思います。


 とりあえず、一人っ子属性の幼少期はライバルとなる兄弟がいないので親の愛情は独り占め……!これしたい、あれしたいと言えば大体、叶う……。というより、話を聞いて貰えますよね。

ライバル(兄弟)がいると親から「今、忙しいからお兄ちゃんに言って。」など結構放置される時間が多いということは容易に想像ができます。

 また、甘えん坊の人が多いかもしれません。いわゆるお願いごと(おねだり)が得意なタイプです。

少々あざとすぎる時もあるけれど、「頼る」というよりは「頼む」が近いですかね。

可愛く「お願いっ!」っていう、頼み方が上手いこと上手いこと・・・。

また、人懐っこい一人っ子は最強と言っても過言ではないでしょう。

兄弟がいないので家では親や祖父・祖母など年上しかいない環境で育っているはずですので、年上との関り方に慣れています。

また、猫かぶりな態度や性格を演じているように見える時があり、少しあざといと思ってしまうこともあるかもしれません。

あと、とても感情が分かりやすい人が多いです。感受性が豊かなと言うと感じがいいでしょうか。

感情や言葉を直球に伝えてくる人が多いです。

一人っ子属性結構、言葉や雰囲気で、相手にどんな反応をして欲しいのか大体分かります。

「すごいねぇ!」「可愛いねぇ!」と、とにかく褒めて欲しいタイプも多いです。

そのため、中には自分で「可愛いでしょ?」とか「そう思うよね。すごいでしょ?」と言ってしまう人も多いです。

ちなみに気持ちが口に出てしまうけれど、当の本人はあんまり気にしていません。

そういうところが一人っ子属性の可愛がられる核心的な理由でしょう。


 また、基本はかまってちゃん(かまちょ)で寂しがり屋です。

第一印象はすごく話しやすいとか関わりやすいと思われがちです。

しかし、深く関わっていくうちに、しつこいなと思う方も出てくるかもしれません。

一人っ子属性はマイペースな人が多いので、相手にお構いなく、言いたい時に言う、連絡したい時に連絡する、嫌なことがあると拗ねるなど迷惑な一面も……?

束縛されることが得意でないタイプや一人の時間を自分で作って大切にしたいタイプは、関わりすぎない方がいいでしょう。

もし関わるならよい距離を保つか、嫌なことは嫌だとはっきり伝えるべきでしょう。


 人見知り系一人っ子属性には特に要注意です。

最初は冷たく少し寂しそうな目をしているまるで猫のような振舞いをしています。

しかし、慣れてくるととても人懐っこいかまってちゃんに豹変します。

そのため、よく一人っ子属性を可愛がってしまう自覚のある方は慎重に関わっていった方がいいと思います。

気が付いた時には

「あれこんなに仲良かったっけ」、

「こんなにパーソナルスペースに入ってくる人だとは思わなかった」

など知り合った当初では信じられないスピードでグイグイ心の距離と物理的な距離を詰めてくる可能性があります。

もちろん、それでも気にしない方はいいですが、中にはそれを怖いと不快に感じる方もいると思い警告させて頂きました。

もちろん一人っ子属性は、全く悪気が無いです。

寧ろ上手く関わっていけば最高の関係になると思います。何しろ弟属性は、よっぽどのことが無い限り一度気に入った人と縁を切ったり、不快な感情を持ったりしないタイプが多いですからね。

関わり方によっては少々めんどくさく感じる属性ですがとにかく一人っ子も「可愛がられる属性」が多いのは確かです。




第三位、兄(姉)属性

三位とは言いましたが、はっきり申し上げますと、まずほとんど「可愛がられる属性」はいないでしょう。

寧ろ、「可愛がる属性」の人が多いのでは…?

 唯一、可愛がられるのは弟や妹ができる前の幼少期のみですかね。

「初孫!」とかだと、なおさらですよね。

今は亡き祖父・祖母に唯一だっこされた経験を持つのは、一番上の特権ですもんね。


 まずは、弟や妹がいるので、とにかくしっかりしている人が多いです。

責任感が強いと言いましょうか。下の子や手本にならないといけない、と自然と幼少期からしっかり育てられていると思われます。あとは、忍耐力があります。


「ほら、お兄ちゃんなんだから我慢しなさい。」


そう言われたことのある人は少なくないはず……。

おもちゃの取り合いになったら年下に譲る、三時のおやつは半分こ(もしくは3分の1)

このように、意外と我慢して生きてきませんでしたか。

あとは世話焼きが多い気がします。弟や妹の面倒を見てきたのもあり、特に「年下」に関しては優しくできて気が遣える人が多いと感じます。

中には「人の世話するのなんて嫌い!」という兄(姉)属性もいますね。

しかし、こちらから手を差し伸べることが無いだけで、年下から頼まれたことは何だかんだで優先したり、気に留めてあげたりしているはずです。

(だからこそ、「かわいいかよ」とよく言うのも兄(姉)属性が多いと思っています。)


 ではなぜ、可愛がられないのか。

それは、しっかりしすぎているあまり自分の意見をはっきり言う、人に指図されるのがあまり好きじゃないという人が多いからではないでしょうか。

前述で記したように幼少期から、しっかりしなさいと言われ続け育てられてきたので、とにかく我が強い人が多いです。

つまり、自分の意見や考えをしっかりと持っています。

そのため、間違っていることやおかしいと思うことに容赦なく突っ込みます。

特に兄や姉属性が強すぎる人は、上司に楯突く、歯向かう、指図されると気に障る、と指示に従わない時もあります。

そりゃあ、可愛くないですよね。時々稀に可愛がられている兄属性の人もいますが、それは相当、性格がいいか、何か思っていることを我慢している(猫をかぶっている)ことが多いでしょう。

そういう人に「正直どう思っているの?」と、聞くと

「直接は言わないけど〜」や「本当はこうした方がいいと思っている」

と、心の中に秘めていることがあるはずです。

別に、自分の意見をはっきり言うことがいけないとかいうことではないですよ。

偏見だったらすみませんが、結構、兄(姉)属性は第一印象が近づきがたい雰囲気やオーラが出ている人が多い気がする……。

ここまでくると「可愛い!」と言える雰囲気じゃないですし、「可愛い!」なんて言ったら気分を害して怒らせてしまいそう……。

そのため、兄(姉)属性は

「最初は話しにくい怖い人だと思っていました。」

と一度は言われたことがあるのではないでしょうか。

実際は全然、そんなことは無いのに少し悲しいですね。

「・・・・・・たまには可愛がってくれてもいいのよ?」(いやー、厳しいかな。)



 兄弟の人数は異性の割合によっては色々と違うことがあります。

でも、私の経験上言わせて頂くと大体、異性の兄や姉がいる下の子は弟だったら女々しさ、妹だったら男らしさ(勇ましさ)がオーラに、にじみ出ていて分かりやすい気がします。

私が予想で「もしかして姉がいるでしょ?」と聞くとほぼ当たります。それは私が姉だから分かるんですかね?

 あと、最近思ったのですが、やはり同じ属性同士でグループを作っていることもあるあるみたいです。幼少期の環境が似ていると気が合うんですかね。

兄弟の立ち位置って、考え方や価値観が近いみたいです。

私の周りには弟属性同士で仲良しのグループがありますが、姉属性の私からいうと、のほほーんとしていて、生ぬるいというか甘いと思います……。

ちなみに、私の大学で仲の良い女友達は八割が姉属性でした。

周りからは「しっかりしてそうな人が多いよね。」と言われます。

もちろん時と場合がありますし、性格によっても違うので必ずしも幼少期の属性でグループを作っているとは言い切れません。

しかし、偶然にしてはかなりの割合ですよね。

第二章からは、第一位だった弟属性について具体的な体験も含めて詳しく見ていきましょう。



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