兄のヒミツ
どうやら私は事故で死んで大正時代に来てしまったらしいです。転生は羨ましいなと思っていたけどまさか転生したら日本でしかも過去の大正時代に来ることなるなんて思っても見ませんでした。
やっぱりヨーロッパやイタリアのお嬢様見たいなのが少し憧れてた。でも、私も一応お嬢様らしく華族の身分らしい。
華族は、いわゆる日本で言う貴族の事でその中で公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵と身分が分かれていて私の家はこの中の伯爵の身分らしい。なのでお金に困る事は無かった。
「コンコンコン、雪香居るか」この声は...。
「居ます、兄様」入って来たのは私の兄の近衛優斗だ。
あ、自己紹介してませんでしたね。
この転生した所では私の名前は近衛雪香年齢は10歳で今来た兄は優斗兄様。
兄様は14歳で今は華族の子息、令嬢が集まる学校現代で言う中学校に通っている。12歳から16歳の4年間勉強する事になっている。私は今10歳なので後2年経ったら通うことになっている。
なので私が12歳で入学する時兄は16歳で一年被ることになる。私は少しそれが嫌だ。なぜなら...。
「あまり部屋から出てこないから心配したよ」
「ごめんなさい、少し本に夢中になってしまって」そう言うと兄様は私の所に来てそっとハグをしてきた。「兄様.......」
「僕の目の届く所に居て、不安になるから」そういうと私の額にキスを落とした。
そう、兄様と一緒に居て分かった事があるそれは妹を死ぬほど溺愛する兄だった!!




