表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大正華族 輪廻転生  作者: 咲久良葵莉鈴
17/18

大きなガッコウ

あれから2年経って私は12歳になった。

12歳から勉強を学ぶため学校に行くことが義務になっている。はぁー、今年から大変になりそう

ドンドン!!「雪香~おはよう!!やっと一緒に学校行けるね!」うわー、やっぱり来た...。

「兄様、いきなり抱きつかないで下さい」

「ごめんね...つい嬉しくて...」


しょんぼりする兄様

やめてーーそんな整った顔で言わないで!!許したくなっちゃうじゃん!もう...。

「私こそごめんなさい、少しびっくりしてしまって」

「ううん、いいんだよ」兄様はにっこりと笑った。

「兄様は今年で最上級生ですよね」

「うん!そうだよ」

「生徒会のお仕事大変ですよね」

「確かに上級生になってから少しね」


兄様は入学当時から生徒会に入っている。確かに兄様は昔から頭もいいし綺麗だし納得は行くけど凄いと思う。昔の記憶の中で兄様は女性にモテモテだったし、今も凄いんだろうな。でも、兄様の彼女とか女性とかの噂とか聞いたことないな。


そう悩んでいるとお母様から制服をもらった。着替えてみると現代にあるセーラー服と作りが似ていて生地は黒色で胸元には大きな緑色のリボンが付いていた。鏡の前に立つと凄い美少女がいてこれが自分だと思うと思わず笑ってしまう。

兄様もそれを見てとても褒めてくれた。


「よし!行くか!」準備が終わり車で学校に行く。

兄様は生徒会の仕事で先に行った。

少し良かったと思っている。何故なら生徒会に入っていてなおかつ顔が整って女子からの憧れの的なのに一緒に学校なんて行ったら一気に噂になるに決まっている。いくら妹でも女子達が許さないだろう。そう思うと怖くて仕方ない。はぁー、なるべく兄様に近ずかないでおこう。


「お嬢様、そろそろ着きます」

緊張してきた。

「それでは行ってらっしゃいませ」


車から降りると大きな建物が見えた。何!?これうちの屋敷も大分大きいと思ったけどその大きさを超えている!!私が通っていた学校の倍はあるんだけど!?流石、名門校だな…元庶民の私はついていけないよ...。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ