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大正華族 輪廻転生  作者: 咲久良葵莉鈴
10/18

家にホウモンシャ

ここに転生してから三ヶ月経った。大分、生活にも慣れてきた。今日は天気がいいから庭でお茶を飲んでいる。「雪香ー」この声は...。


綺麗な髪色にクリっとした大きな目の兄様だ。

「兄様、いきなり抱き着いてこないでくれますか」

「どうして?僕はもっと君を感じたいたんだ、お母様に聞いて見れば外に居ると聞いて不安になったよ」

「どうして不安なのですか?」首をコテンと傾けた。「外の世界は危険が多いいんだ、いくら庭でもね」そう言うと兄様はにっこりと笑った。


はぁー、兄様の過保護にも参っている毎日です。

いつか監禁されそう...。


「それで兄様、私に用事でも?」

「あっ!そうだった、今日家に僕の友人が来るからね」私は驚いた。今までこの家に来た人を見た事ないからだ。まぁ、私が転生する前に来ていたかもしれないけど。


兄様の友人か~どういう人なんだろう?

兄様は性格以外は完璧だからな...。容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群の兄様。この完璧過ぎる兄様の友人...。気になる。

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