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春のテーマ決定とセクシーブラウス姉さん②

「春はあけぼの。シンニューセイ、花見行くよ花見」

 4月4日。

 惑星発生学研究室の扉を開けると、白いブラウスを腕まくりし、右小脇にブルーシート、左小脇にクーラーボックスを抱え、続きの歌がてんで違う、タイトなミニスカートのお姉さんがいた。

「ブラウン先輩、お…おはようございます」蘭子と一緒に挨拶をした。

 ラボの入り口で仁王立ちするブラウン先輩の横を通り過ぎ、とりあえず中に入った。

「…えーっと、ブラウン先輩、なんなんですかその荷物?」蘭子が聞いた。

 扉の方を向いていたブラウン先輩が振り返った。

「見てわからない?君達ほんとに日本人?アメリカ人の私でも知っているというのに…」小馬鹿にした表情で軽く煽られた。

「じゃぁイチから説明してあげるネ。まず、日本には4月バカという言葉がありマス。今日はその4月バカを祝い、酔って暴れる『花見』という行事を執り行いマス」

 どうやらこのアメリカ人には日本文化のリプログラミング(初期化)が必要なようだ。

「えっと…、ツッコミ所がたくさんあるのですが、それらはひとまず置いておいておいて…」先輩とはいえ、全てに対応したら日が暮れることを察知したので切り捨て。

「今日って自分ら新ラボメンバーのオリエンテーションの日ですよね。黒川教授から来たメールにそんな感じのことが書いてあったんですが。確かCCでブラウン先輩と田村先輩も入ってたかと」冷静にブラウン先輩に言った。

「えーっと、そうだっけ?」明後日の方向を向くブラウン先輩。

「はい、確か。細かく言うと、ラボメンバーとラボルールの紹介をした後に、大掃除をして、最後にデスクの割り振りをするってなっていました」

「オオソウジ…?知らない日本語ですネ〜」ブラウン先輩は腕組みしながら右手の人差し指を唇に当て、コミカルな思案顔を見せた。

「どうゆうことかしら、今日のオリエンテーションは中止なの?」蘭子はこちらに顔を向けて言った。

 ブラウン先輩がとぼけていると、隣の実験部屋から足音が近づいてきた。

「あっ、ヤバっ」

 ブラウン先輩はドアノブに手をかけて、ラボを脱出しようとした。

「ブ・ラ・ウ・ンさん〜」肩が田村先輩の手に掴まった。ブラウン先輩の顔にサーっと縦線と冷や汗が入った。

「へ〜、アメリカからトップクラスの成績で留学してきたブラウンさんは、去年も、一昨年も教えた言葉が覚えられないと」振り返らないブラウン先輩に、田村先輩はささやくように説いた。

「じゃぁ、今年もみっちり教えてさしあげますね」水面下に怒りを格納した満面の笑みで、田村先輩は言った。

「タムタムひどい〜。不公平〜」

「不公平なことがありますか。ラボ全体をみんなでお掃除するんですから、終えるときはみんな一緒ですよ。ただ、自分の実験机と冷凍庫スペースだけは各自でやることになりますが。まぁ、それも普段から片付けていれば、改めてすることもないでしょう」田村先輩は言った。

「そ・れ・が、不公平〜」グズった子供のようにブラウン先輩は言った。

「ブラウンは、大量の廃棄スノーボールアースがあるカラ〜、普通にやってたらお花見のスタートに間に合わないヨ〜」

「だから、先週から少しずつやるように言っておいたでしょう。もうっ、今日は終わるまで歓迎会来ちゃだめですからね」田村先輩は言った。

 まるで、宿題の終わらない子供と、それをしかるお母さんみたいだ。

「それよりも…、あっ、正史くん、蘭子さんおはようございます」田村先輩は自分らに気づき挨拶した。

「おはようございます」蘭子と自分は挨拶した。

「オリエンテーションだよね。もう時間だし、セミナー室に行こうか。そっちの部屋にみんな集まることになっているから」田村先輩はそう言うと、手招きしながらラボのドアを開けた。

「黒ちゃんは先にセミナー室行ってるみたいだし、施錠は僕がしておくよ。ブラウンさん、二人を連れていって」

「はーい。じゃっ、行こうか」ブラウンさんはちょっとしょげた様子で部屋を出た。

 このタイミングで「お花見にですか?」と聞いたら怒るだろうか。さすがに先輩なので、それは言えなかった。



 セミナー室に入ると、黒川教授が教室前方窓側の教壇に立っていた。ノートパソコンをプロジェクターにつなぎ、オリエンテーション用のスライドをスクリーンに投影して待っていた。

 各自それぞれ見やすい位置に着いた。自分は廊下側のテーブル、ブラウン先輩の左隣りに座った。総勢5名のラボの集まりにしては、広すぎるセミナー室であった。もっと小さい部屋を使えばいいのに。

 ラボの施錠を終えた田村先輩が、遅れてセミナー室に入ってきた。

「それじゃあ始めるぞ」黒川教授が言った。

 田村先輩は窓側後方の席に座った。それを見て、ブラウン先輩が電灯のスイッチを押し、部屋を暗くした。部屋の明るさとのコントラストで、セミナー室の黒板前に投影されたオリエンテーションのスライドが浮かび上がった。

挿絵(By みてみん)

 スライドには「皆さんの素晴らしい研究生活に向けて」というタイトルが書かれていた。スライド中央に独立行政法人IRASUTOYAの絵が使われていた。いまや、街中の汎用イラストの99%がこのIRASUTOYAで作成されたものだ。

「おはようございます。っていってももう12時過ぎてるけど。改めまして、私がこのPlanet Development Biology、惑星発生学研究室のボスの黒川です。よろしくおねがいします」黒川教授は仰々しく挨拶した。

「今日の流れといたしましては、まずここでラボの紹介をした後に、あっ、ラボって研究室のことね。大掃除をして、席決めをして、最後に簡単な歓迎会をする予定です」

「何かわからないことがありましたら、その都度聞いてください」

「ではまず、研究内容の話は…学部生向けの紹介でやったからよくて…。なんで、まずはこのラボのルールから」黒川教授がノートパソコンのEnterキーを押すと、スクリーンが次のスライドに切り替わった。

「本惑星発生学研究室は大きく3つのルールがあります」スクリーンに目を向けながら黒川教授は話し始めた。

『一、ラボでは研究に真摯に勤しみ、常におもしろさを探求すること。』

「真面目に取り組むだけでなく、ときにはその方向性について考えるのも大事という話な」

『二、週2回のゼミと月一の合同セミナーに参加すること。』

「何か特別な用事がない限りは、火曜日の論文紹介ゼミ、金曜日の進捗報告ゼミ、月1回の惑星生物学科合同セミナーに参加すること。ただ実験するだけでなく、他の人から刺激を受け、刺激を与える義務がみなさんにはあります」

『三、私のことを先生や教授と呼ばないこと。』

「ラボのメンバーがなるべく自由に対等に論じ合える空気を作りましょう」

 まじか、これからは黒川さんって呼ぶってことか。ちょっと恐れ多いなぁ。それともこれは、「黒ちゃん」と呼んでほしいというアピールなのだろうか。

「このラボのおおまかなルールは以上だ。何か質問はあるかね」

「はい」蘭子が手を挙げた。

 黒川教授が発言を促すジェスチャーをした。

「一番下の『学生は2年に1報、論文を出すことを目標とする』ってこれはルールではないのですか?今触れなかったのですが」蘭子は黒川教授に質問した。

「うん、これもルールだ。ただこれは研究だけでなく、その他の要素も含むからね。今年からルールではなく努力目標とすることにしたんだよ」黒川教授は言った。

「すまんね、わかりにくい感じにしてしまって。ありがとう、後で直しておくよ」

 ふと気づくと、隣のブラウン先輩がスクリーンを見ずにうつむいていた。寝てはいないみたいだけど。

「というわけで、大まかな話は以上だ。細かいルールは後で、否が応でもタムタムが教えてくれるだろう」

 黒川先生は笑いながら言った。

 スライドを使った話が終わったのを見て、ブラウン先輩がセミナー室の明かりを点けた。真っ暗だった部屋が明るくなった。

「黒ちゃんがそんなんだから〜」田村先輩は少し苦笑いした。

「では、次はラボメンバーの紹介。と言ってもたいして人数もいないが。年長者からやってくか。じゃあ、タムタムから」

「いやいや、あんたが一番の年長者でしょ。まぁ、いいや」田村先輩は席を立ち上がった。

「あっ、言い忘れてたけど、自己紹介では『学年』、『研究テーマ』、『趣味』、『今年の抱負』を言うようにね〜」教壇から席に移った黒川教授がヤジを飛ばすように言った。

「はい。D2、博士課程2年の田村です。研究テーマは地球胚の予定運命の研究です。趣味は〜、しいて挙げるなら将棋です。最近はもっぱら観るほうばっかりですが、打つ方もやるので、興味ある人いたら声かけてください」

 隣のブラウン先輩から“ほかにはほかには〜?”と小さい声。

 田村先輩は“しっ、しっ”と追い払うジェスチャーをした

「あっ、で〜あと抱負も言うんでしたっけ?抱負は〜、はい。論文1報出します」

 田村先輩は真剣な眼差しで言った。

「からの〜」

 黒ちゃんのヤジ。

 思わぬチャチャにセミナー室がどっと沸いた。

「いや、からのじゃないから黒ちゃん…。あれはどうやっても1報にしかまとまらないから」

「〜♪」田村先輩のツッコミに対して素知らぬ顔の黒川教授。

「掲載誌は、えーっとDevelopmental Planetあたりにだそうかと思っています」田村先輩は黒ちゃんの方をちらちら観ながら言った。

「カラノ〜?」今度はブラウン先輩からヤジが飛んだ。

「ブラウンさんまで…、まぁえっと、本当は最初に『Planet』に出そうと思っています」田村先輩はおどおどしながら言った。

「おぉ〜」

 Planetと言えば研究室に入ったばかりの自分でも知っている超有名論文誌だ。このラボにそんなすごい人がいたのか。

「はいっ、次の人。ブラウンさん!」田村先輩は急ぐ口調で言った。

 隣の席のブラウン先輩が立ち上がった。

「は〜い。M2、修士課程2年のブラウンで〜す。研究テーマはスノーボールアースです。去年か一昨年の大祭で来てくれた人は覚えているカナ〜」

「趣味は水泳で〜す。知らない人もいるかもだけど、ここの施設ってお昼にプールをタダで開放してるからオススメダヨ」お姉さんからのアドバイスよろしく、人差し指を振りながら前かがみになってウインクをした。

 泳ぎはあまり得意でないので、監視員のイスに座って、ブラウン先輩の背泳ぎチェックに努めたいところだ。背中に蘭子のジト目ビームが刺さっている気がしたが、気にしない気にしない。

「今年の抱負は…、シューショク決めますっ!」右手に握りこぶしを作りながらブラウン先輩は言った。

「ぱちぱちぱちぱち」

 ブラウン先輩は最後の一言を言い切るとすぐに、座った。

「次は私かしら」蘭子が立ち上がった。

「B4、学部4年の蘭子です。研究テーマはまだ何やるかはまだ決まっていません。ですが、近い将来、全惑星ラーメン補完計画で研究チームを立ち上げます。スポンサーはもちろん、この天の川銀河が誇るラーメンチェーン店、宙下一品です!」

「ハハハ」みんなにこやかに笑った。蘭子だけはキリッと大真面目な顔をしている。

「趣味はラーメン屋巡りと、サッカー観戦です」蘭子は完結に自己紹介を済ませて席に着いて、こっちを見て頷いた。

「はい、同じくB4の正史です。自分もまだ何やるか決まっていません」

「趣味は、蘭子とちょっと被っているのですが、サッカーです。自分は観るのもプレーするのも両方やります。やる方いたらぜひ一緒に」

 みんな、へー、といった感じの反応。インドアな人が多いのかな。

「抱負、抱負は…、自分の学んだことを生かして面白い研究をしていきたいです。よろしくおねがいします」

「ぱちぱちぱちぱち」

「じゃあ最後、俺かな。本研究室のボスの黒川です。教授です」

 “知ってる〜”、というブラウンさんの返答を聞いて黒川教授はニコッと笑った。

「研究テーマは、ラボとしての研究テーマとほぼイコールになるのだけど、地球型惑星を主とした、文化人類学的研究です。ブラウンさんが頑張ってくれているおかげで、最近は地球型以外の惑星にも手を出せています」黒川教授の発言を聞いて、ブラウン先輩が誇らしげな顔をした。

「趣味は、昔研究でも使っていた魚、ノソブランキウスの飼育です」黒川教授はサラっと、とんでもないことを言った。

 その発言を聞き、B4生達は黒川教授をギョッとした目で見た。

「えっ、…まじ?」蘭子は言った。

「まぁ、新入生が驚くのも無理はない。今どき本物のペットを飼っている人、いや飼える人なんてほとんどいないからね。まぁ、気になったなら歓迎会のときにでも聞いてくれや」黒川教授は衝撃的な趣味を淡々と話した。

「で、最後に抱負ね」

「えーとっ、ここ数年は惑星生物学科の組織改編もあり、ばたばたしてて、思うように進まない面も多々ありました。ただ、今年は違う。成熟したシニアリサーチャーもいる。ルーキーもいる。ツール・ド・多摩川も3時間の壁を超えた。そういった万全の状態です」さらっと趣味の話を入れる黒川教授。

「つまり何が言いたいかというと、今年は攻める、ちゅー話です」

「お〜」先輩達から感嘆の声が漏れた。

 攻めるって、具体的に何をするのだろう。何を変えるのだろう。自分にはてんで見当つかない。

「B4生達は特にそのへん大きく関わってくるので、楽しみにしていてください」

 しかも攻めるのは自分達なのか、まだテーマも何も聞いていないっていうのに。怯えている自分を尻目に、蘭子は攻める気まんまんの目をしていた。

「まぁ、けど最初は基本的な実験手法から教えていくことになるかな。だからそんなビビらんでも大丈夫よ」黒川教授はこっちを見ながら言った。

「教える方はタムタム、ブラウンさん、よろしくお願いします。去年新入生向けにやったのと同じのでっ」

「はーい」先輩達が返事をした。

「それじゃあこれで、新年度オリエンテーションを終わります。この後ラボに戻ったら、大掃除を開始するように。全員作業以外は、新入生はそれぞれ先輩について、ペアになって進めるように」黒川教授が言った。

 みんな立ち上がり、ぞろぞろとセミナー室を出てラボに向かって歩いていった。



「巨大冷凍庫A、室内電源に接続しました。ブラウン先輩お願いします」

「は〜い。あと、先輩じゃなくて『さん』or『ブラウンお姉たま』ね〜」

「はい。ブラウンさん」

 お姉たまはハードル高いっす。

「じゃあ、電源入れなおすヨ〜。えいっ」ブラウン先輩がスイッチを押すと、巨大冷凍庫の電源が入り、マイナス80℃に向けて温度が下がり始めた。今はまだマイナス72℃。

「じゃっ、これも元に戻しちゃおっか」冷凍庫の温度チェック表に書き込みながらブラウンさんは言った。

 大掃除は機器の移動から始まる。研究室内に設置されている機器をすべて廊下に出してからお掃除ロボットを放ち、終わったら機器を元に戻す。とてもシンプルだ。それが終わったら、各実験机周りなどの個人部門の掃除に入る。自分と蘭子はまだ自分の実験机を持っていないので、個人部門は各先輩のお手伝いになる。自分はブラウン先輩についてやることになっているのだが…。

「よしっ、これで全員作業の掃除は終了ダネっ」ブラウンさんは言った。

「正史君にはバリバリ手伝ってもらうよ〜」ニコニコ笑ったブラウンさんに肩を掴まれながら、実験スペースに誘導された。

「…正史君は後で僕と買い出しに行くから、ブラウンさんの片付けはテキトーなところで切り上げてね〜」

 隣の部屋から田村先輩が言った。

「ちっ、タムタム余計なこと言っちゃって〜。まぁいいや。じゃっ始めよっか」そう言って、ブラウン先輩は背後の実験スペースを親指で指した。

「サンプルとかを整理するのは大変だし、私も心配だから、そこの本、元に戻してきてもらってもいい?」

「お安い御用ですよ」正史は返事しながら、資料を両腕で持ち上げた。

「全部、惑星生物学科の図書館から借りたものなんだけど〜、図書館の場所ってわかる?」

「だいじょうぶっす」資料を抱えながら、足で半開きだったドアを開け、廊下に出た。

「貸出期限過ぎているものも多いから、あれこれ言われるかもしれないけど、そこはなんとかっ、うまいことお願いね〜」研究室の扉から、ちょこんと顔をだしたブラウンさんが、両手を合わせて懇願しながら自分を送り出した。

 もしかして、この仕事を振ったのはサンプルに触れさせたくないからとかではなく、単に自分が怒られるのが嫌だったからではないか。


-惑星生物学科図書館-

「もうっ、ブラウンさんったら。期限過ぎてるだけでなく、後輩君にそれを押し付けるなんて」学科図書館のお姉さんはプリプリ怒りながら、返却処理をし始めた。

「すっ、すみません」

「いやっ、別に、あなたが悪いわけじゃないのよ。悪いのはMs.ブラウン。後で私からもキツーく言っておかなくちゃ」

「昔はもっとキッチリした子だったんだけどな〜」お姉さんは図書館理端末を操作しながら言った。

「はい、これで終了〜っと。ブラウンさんには、図書館のお姉さんから貸し出しについてお話があります。って言っておいて」じとーっとした目でお姉さんは言った。

「はい。ちゃんと伝えておきます」

「あと、これ本に挟まってたから返しておくわね」そう言ってお姉さんは、固い紙切れを自分に渡した。本のしおりかな?

 裏側を見ると、人が並んでいる像が見えた。

「写真?」

 結構な数の人が写った集合写真だった。背景はこの惑星生物学科の研究室が入っている8号館。写真中央に先生らしき人が3人写っている。そしてその中央には、黒川教授が縦書きで「惑星生物学研究室」と書かれた趣味の悪いTシャツを着て、両手を腰に当てながら、にんまりと笑って立っていた。

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