物語の終わらせ方
あー、なんかもうあれだな……。
あれはもう終わらせた方がいいかもしれないな……。
なんというか、こう……ここで終わりにしないといけない気がする……。
えー、ということで明日で『オ○ルブレイカー』は最終回です。
最終回は三千文字くらいになるから、みんな楽しみにしててねー。
よし、じゃあ、明日で終わりにしよう。
うん、それがいい。このまま続けても終わりそうにないし、ややこしいことになって結末がめちゃくちゃになりそうだし……。
あんたはそれでいいかもしれないけどよ……。読者がそれで納得すると思ってんのか?
え? それはいったいどういう……。
そのままの意味だ。あんたの独断で勝手に……無理やり物語を終わらせてもいいのかって訊いてんだよ。
う……それは……。
『ど○件』の時にも感じたけどよ……。あんたはあの終わり方で満足してんのか? 最終的にハッピーエンドになったのは良かったけどよ、明らかに途中から駆け足になってただろ?
それは……その……。
だいたい、あんたの目的はいったい何なんだ? ただ、書いてりゃいいって思ってんのか?
いや、そうは思ってないけど……。
じゃあ、何なんだよ。あたしには早く終わらせてラクになりてえって言ってるように聞こえるぞ?
何も知らないクセに……。
あぁん?
何も知らないクセに、知ったようなこと言うなよ! 君に何が分かる! 終わりが見えてしまった時の気持ちも、主人公の使命がやりようによっては、一日で達成されることを知った時の気持ちも知らないクセに偉そうなこと言うなよ!
うるせえ! 終わりが見えてるなら、それに向かって少しずつ前に進んでいけばいいだけじゃねえか! それなのに、あんたは……。あんたはどうして早く終わらせようとするんだ! 自分の作った作品に自信を持てよ!
自信? 自信だと? 私みたいな底辺にどう自信を持てっていうんだよ……。
おい、もしかして、あんたは評価が戦闘力か何かだと思ってないか?
え? だって、そうでしょ? そこを見て判断するでしょ。テストの点と同じでしょ?
はぁ……完全に頭がイカれてやがるな……。よし、じゃあ、いいことを教えてやろう。評価は……いや数字はただのおまけだ。アクセサリーだ。戦闘力でも面白値でもねえ。あと、テストの点は評価の一部にすぎない。興味、関心、意欲みたいなその他諸々の値を数値化して、それを総合したものが『成績』だ。そんなことも忘れちまったのか?
う……そ、その通りです。
じゃあ、それを再認識した上であんたがこれから考えないといけないことはなんだ?
私が……これから……考えないと……いけないこと?
そうだ。それが分かれば、駄作にはならない。
まあ、何をもって駄作と呼ぶかは人それぞれだから、これこれ、こうだから、駄作……とは言えないけどな。
私は……これからどうすればいいのかな……。
それはあんた自身が考えればいいんだよ。なろうで書いて、投稿しようと思ったのはどこの誰だったっけ?
そうか……。私は……焦っていたんだ……。終わりが見えてきたことに焦りを感じて、冷静さを失っていただけ……だったのか。
それが分かれば、あとはもう大丈夫だよな? これからどうするのかは、あんた次第だが……あんたには最後まで書き上げる力があるし、ネタなんかその辺にゴロゴロ転がってる。
そして、あんたはそれを無意識に拾い集めて、うまくつなぎ合わせちまう力もある。
そんでもって、書くのも異常に早い。
正直、バケモノだよ、あんたは。
あははははは、君にそんなことを言われるとは思ってもみなかったよ。けど、ありがとう。なんかすっごく体が軽くなったよ。
それはなによりだ。じゃあ、あたしはもう行くけど、大丈夫か?
うん、君のおかげで色々考えてたのがバカらしく思えてきたから、多分……大丈夫だと思う。
そっか……。じゃあ、せいぜい頑張れよ。どんな終わり方になろうと、あたしはあんたが考え抜いた末に出した答えだと思いながら、読んでやるからよ。
うん、そうしてもらえると助かるよ。じゃあ、またね。
おう、またな……。
えー、『オ○ルブレイカー』はまだしばらく続きますが、おそらく……あと、二〜三ヶ月くらいで終わります。
え? なになに、これはエッセイなのかって?
あー、まあ、それはよく分からないけど、私と似た経験をしている人たちに届くようにと思って書いたから、そういう意味ではエッセイ……なんじゃないのかな?
まあ、そういうことで次回もよろしくねー。