キャラクター紹介(章別)
さすがに登場人物が多くなってきたので、自分自身の確認の意味も含めキャラクター紹介を作ってみました。
章別に分けられていますので、ネタバレ防止のためにも読書中の章まで確認してください。
章ごとのキャラクター紹介です。ネタバレ防止の為、読んだ章まで確認して下さい。
第1章ユミルの街編
コウキ=ヴィーブル(佐藤光輝)
本作品の主人公。
訳も分からず裸一貫で北欧神話の異世界に飛ばされた苦労人。とりあえず生き延びる為に行動を開始するが、竜神教の巫女エダと出会うことで異世界の不条理に巻き込まれていく。
竜形態……身体は蛇、羽根はコウモリ、額に赤く輝く竜宝珠を付けている。用途は不明。現代の知識から言えば竜騎士の飛竜やワイバーンのような身体付きをしている。
人間形態……黄金に輝く長髪にエメラルドの瞳を持った十代後半の少女。転生前は男だったのにも関わらず女性の姿に変身してしまい戸惑っている。ある程度竜形態の身体能力を受け継いでいるため、普通の少女よりは遥かに高い運動能力を持つ。
エダ=ヴォルヴァ=ジャーリ
本作品のメインヒロイン。17歳
腰まで届くプラチナブロンドと青い瞳、竜神教の巫女である証の巫女装束がトレードマーク。日課の祈りの最中、天界からの啓示を受け行動を開始した竜神教の巫女さん。
自らの使命を受け止めながらも困惑しているところへ、主人公との出会いを果たす。巫女となる前は騎士学校へ通っており、剣術や回復の奇跡などを一通りこなせる努力の人。
性格は一本気で真面目だが、実は可愛いものに目がないという一面も。コウキとの旅を経て、自らの出自や天界からの啓示の真の意味を知る。
地の守護竜さま
転生してエダと出会ったばかりの時、世界樹の麓で意識だけで会話した謎の人。
コウキとエダの間に何やら糸のような繋がりを持たせてくれたのだが……。
シスター長 マリーさん
コウキが最初に訪れるユミルの街の竜神殿のシスター長。
本当の責任者は旦那さんなのだが、実質的には彼女が最高責任者としてエダを始めとする巫女さんやシスターを監督している。エダにとっては母親同然の恩人。
ベオさん
ユミルの街の門を守る検査官。
日夜、不審人物がいないか目を光らせている。多分、それほど出番はない。
食堂の大将
ユミルの街で食堂を営む大将。
豪快な性格で細かな事は気にしない。食堂内でのイザコザを経て、コウキとエダにウェイトレスの職を頼み込む。
食堂の看板娘エリさん
ユミルの街で食堂を営む大将のお店の看板娘。
大将の一人娘でもある。食堂内を明るい雰囲気にし、新米ウェイトレスのコウキ達を指導してくれる優しい人。
パンちゃん
とある事件で訪れたブオリの村で遭遇したパンダの子供。
コウキ達に懐いた為、親代わりとして行動を共にすることになる。体内に魔物化するのに十分な魔素を蓄積しているが、正気を保っている。コウキにだけカタコトではあるが会話可能。後々、只のパンダではないことが判明する。北欧神話に何故パンダが居るのかを含め謎が多い。
シグさん
ある時、コウキ達が働くユミルの食堂に現れた戦士。
身の丈ほどもある大剣を背中に担いでいる。コウキ達に不審な目を向けるが、食堂での気配りができる見た目30歳の無口な男。
エシアさん
シスター長マリーさんの旦那さんにしてユミル竜神殿のホントの責任者。
役職は司祭。本当の仕事をマリーさんに押し付けて自宅に引きこもり、副業である宗教学に没頭している。コウキ達に竜神教の知識を授けてくれる。
第二章 王都編
ジャーリ伯爵
赤子の頃に王都の正門前に捨てられていたエダを拾い育ててくれた恩人。
シスター長マリーさんの弟でありエダの父親代わり。エダを溺愛しており、彼女が可愛いものに目が無いのはジャーリ伯爵の影響。シスター長の弟なのでちょっとだけ竜神教の奇跡を扱える。
バラス
王都シグムンドの大神殿に所属する騎士。
騎士なのに危険察知や諜報能力が高く、王都に来たコウキの護衛役をしてくれる。相方のタリナとは幼少からの腐れ縁。
タリナ
王都シグムンドの大神殿に所属する神官。
王都に居た頃のエダの一番の友達でもある。初めて王都に来たコウキを色々と案内してくれる。だが本当の職業は……。
大司教ニーズ
王都シグムントの大神殿最高責任者。権力に弱い、色んな意味で。
シグルド殿下
ユミルの街に現れた戦士シグさんの正式名。
背中に担いでいた大剣は[魔剣グラム]。刀身から黒炎を放ち、シグルド殿下を竜殺しの戦士へと変貌させる。ミズガルズ王国王太子殿下である彼がユミルの街に居た理由は……。
ジャーリ伯爵家のメイド ピッカ
元、エダ専属メイド。幼少の頃から姉妹同然に育った。
戦乙女ブリュンヒルド=ヴァルキュリエ
天界の神々の直近である9人の戦乙女長姉。
エダを本来の姿である戦乙女エルルにするため、天命の丘に降臨する。その実力は現時点では未知数。
戦乙女エルル=ヴァルキュリエ
天界の神々の直近である9人の戦乙女の末妹。
エダの天界での本来の姿であり、独自の人格を持つ。エダの身体を使い、長姉ブリュンヒルドの命により下界の滅亡を目論む。油余曲折を経て、エダの身体に捕らわれるが……。
第3章 新たな仲間編
ドワーフの少女 ヴェル
ミズガルズ王国の防衛拠点の一つ、東の砦にて鍛冶屋を営むドワーフの少女。
細かい事を気にせず、商売気質に溢れている。コウキに専用装備を作って痴女化させるが、実は東の砦でも有名な冒険者PTのリーダー。お手製の大槌で戦場を駆け抜ける。
ハーフエルフの少女 ケイカ
ヴェルがリーダーを務める東の砦での有名冒険者PTの一員。
両親がエルフと人間の混血でミズガルズ王国では珍しいハーフエルフ。エルフらしく弓を使って中衛から獲物を狩るダメージディーラー。魔法も使えるようだが、滅多に使う姿を見せない。いつも暴走するヴェルを嗜めるPTのお姉さん的存在。
人間族の神官 トキハ
ヴェルがリーダーを務める東の砦での有名冒険者PTの一員。
おっとりとした口調と性格でPTの回復、支援役を努める、色んな意味での癒し役。いつも一歩外でヴェルとケイカを見守っている。
戦乙女ヒルド=ヴァルキュリエ
旧王都の地下遺跡から転移した先で遭遇した戦乙女。
ピンク色の髪を肩ほどにまで伸ばしている。コウキの戦乙女の鎧とは違い、しっかりと急所も金属に覆われた鎧を身に纏っている。意外にも優しそうな対応をされたコウキ達一行だが……?
第4章 宝珠竜の復活編
ミズガルズ国王 シグムント
第一部の舞台であるミズガルズ王国の国王であり支配者。
エダを息子であるシグルド殿下の妻とし、旗頭にしようと目論む。シグルド殿下に似て年齢を感じさせない強靭な身体は今だ健在。最初はエダを味方に引き込もうとするが、ある時を境に突如エダ達に牙を剥くようになる。
堕天竜ミドガルズオルム
この世界に転生したばかりのコウキに意識だけという形で出会った地の守護竜様の正体。
元は天界の神々の一人であり、地上の大地を作った[地の神様]。ある時、一人の少女を助けてしまった事がきっかけで天界を追われ堕天竜となる。竜形態のコウキと同じ宝珠竜の一人で神々が下界に降臨する際に竜となるらしいが、他の神々もそうなのかは定かではない。
堕天竜の洞窟を守護する2匹のチビ竜 フェル、ニーズ
世界樹の根元に存在する堕天竜ミドガルズオルムの洞窟を守護する2匹の幼竜。
エダにしてみれば実力はまだまだだが、ミドガルズオルムを父と慕い守護している。男の子っぽいのがフェルで女の子っぽいのがニーズ。