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登場人物 紹介 ,用語解説①

登場人物 紹介



本部モトベ 辰馬タツマ 25歳


 ・異世界にて空手道場 経営


 ・ひょんなことから異世界に転移し、なんやかんやあって道場を構えることになった空手家。


 ・元の世界でも空手道場を開いていた。


 ・生徒に対して敬語で話すのは指導者としての彼なりのけじめ。素の口調はリーゼと話しているときのもの。一人称は仕事中は「私」、私生活では「俺」。


 ・魔力は中の上~上の下。平均よりやや上だが平凡の域はでない。


 ・別に元の世界でも「空手を極めた達人」という訳ではない。あくまで年齢の割りに空手の技に習熟したそこそこの空手家。


 ・彼がこの世界の人間を圧倒できるのは武術という概念と彼自身がよく相手を観察し、その対策を立てている為である。


 ・近距離、人型に近い相手であれば高ランク冒険者、魔獣とも充分対峙できる。しかし、遠距離、人型から大きく逸脱した相手は極端に苦手。


 ・「勇者」でも「英雄」でも「聖人」でもない。それなりに欲望も煩悩も持つ、只の職業空手家である。





リーゼロッテ(通称 リーゼ) 500~600歳


 ・種族 エルフ


 ・村の薬師 兼 御意見番


 ・元 王都の宮廷魔術師。王都に行けばそこそこえらい人


 ・人並み外れた美貌を持つが、「美人は三日で飽きる」という言葉を体言する稀有な人材。またの名を残念エルフ。


 ・あらゆる魔術を使いこなす万能魔導師。しかし家事については生まれてから100年経つ頃には完全に諦めたとのこと。


 ・異世界転移を果たしたタツマに異世界の知識を教えるなどあれこれ面倒を見る。


 ・異世界(地球)料理の熱烈な愛好家。二日に一度はタツマに昼飯をたかりに来る。今は晩飯も虎視眈々と狙っている。


 ・なんやかんやあって今ではタツマとはそれなりに良好な友人関係を築く。タツマが素の口調で喋る数少ない人物。




用語解説



・空手

  沖縄発祥の武術。打撃技が多い。

  世間ではあまり知られていないが流派によっては投げ、関節、武器、治療術も学ぶ。

  興味が無い人にはよく柔道と間違われる。

  日本武道の中でもトップクラスに女っけが無い武道(筆者経験より)。



・ナイハンチ

  空手の型。実際に存在する。

  移動は横一直線から成り、「空手の基本にして奥義」と呼ばれる重要な型。

  しかし、流派ごとに微妙に解釈が違ったりで謎の多い型でもある。

  タツマが一番好んで稽古する型。  



・武術

  戦いの為の技術、思想 全般を指す。

  異世界では戦いとは如何に魔術を用いるかということが全ての為、戦いの為に技を磨くという発想が極端に薄い。

  タツマにとっては当たり前の技術,考えでも異世界の人間にとっては思わぬ盲点となって効果を発揮する。



・魔術

  異世界に存在する魔力を用いた技術。

  高度なものでない限り、イメージと魔力運用だけで発動可能。

  イメージの適正によって攻撃型、治癒型と大まかに分けられる。

  魔力は生まれつきの量から増えることはまず無いので才能に左右されやすい技術。



・魔術【身体強化】

  日常から戦闘まで幅広く用いられる初歩的な魔術。

  筋力、反射神経を強化する。強化できる範囲は術者の魔力量次第。

  タツマや近接戦闘専門家にとっては必須魔術。

  同系統に五感、直感を強化する【感覚強化】も存在する。



・魔術【魔力視】

  魔力を視覚で捉える技術。

  本来は魔術を使用する上で副産物的に発生するもので特に意識して使うことは無い。

  タツマはこれを意識的に魔術の種類、予備動作を見る為に使用している。



・魔獣

  異世界に生息する生物の一種。

  魔力を過剰摂取したことで生まれる生き物で特に邪悪なものという意味合いではない。

  栄養状態が良いせいか美味なものが多い。

  一時期のタツマの主食。



・派遣兵士

  領主が抱える兵士。領内の村や町に派遣され治安維持に勤める。

  複数人で班を組み、数日ごとに別の班と交代するという勤務体制。

  強い責任感が求められる為、選別は厳しく、常に人員は不足気味。



・魔サイ【荒ぶる風神の爪牙】

  鍛冶師ボリスによって作られた魔剣ならぬ魔サイ。

  銀の光沢を持つ【爪】と金の光沢を持つ【牙】、二本一対で構成されるサイ。

  【爪】は暴風を呼び、【牙】は雷を引き起こす。恐ろしい威力を持つ武器。

  しかし、只の職業空手家のタツマには現状一切の使い道がない無用の長物。

  後日、リーゼに今の道場と敷地三つ分の価値はあると言われ若干心が動く。

  


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