表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

12th feel forest

作者: 遍駆羽御

feel forest


詩:遍駆 羽御


君の手を手放して 僕は違う道を歩む

君は白い服を着て明るい道を行く

君の冤罪を僕が引き継ごう さぁ 僕を裁くといい


ただし 僕は誰にも裁けない


君を想い出す度に胸を押さえて 地面を力強く拳で叩いた

握っていた拳から血が流れ落ちる

涙を流そうとしない僕を哀れんだ天が涙を流す


長い髪を振り乱し 邪念を洗い流そうとする

この心の痛みは消えてはくれない

どうして こんなに君を愛してしまうの

もう 交わらない温もりを求めてる


鳥が鳴く森で僕は 君の写真を撮った

季節は六月で同じだねって……声がする

君の笑顔をロケットごと さぁ 地面に埋めてしまおう


歯を 食い縛って過去を殺す


スコップを投げ出して去ろう そう思っているのに立ち尽くす

未練がましさなの? 自問自答は

雨の音に掻き消されてだけど そんな優しさ要らない!


長い髪を振り乱し 邪念を洗い流そうとする

この心の痛みは消えてはくれない

どうして こんなに君を愛してしまうの

もう 交わらない温もりを思い出す


君の手を手放して 僕は違う道を歩む

君は白い服を着て明るい道を行く

君の冤罪を僕が引き継ごう さぁ 僕を裁くといい


ただし 僕は誰にも裁けない


裁けるのはこの静かな森とそこに眠るくちづけをした記憶




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ