12th feel forest
feel forest
詩:遍駆 羽御
君の手を手放して 僕は違う道を歩む
君は白い服を着て明るい道を行く
君の冤罪を僕が引き継ごう さぁ 僕を裁くといい
ただし 僕は誰にも裁けない
君を想い出す度に胸を押さえて 地面を力強く拳で叩いた
握っていた拳から血が流れ落ちる
涙を流そうとしない僕を哀れんだ天が涙を流す
長い髪を振り乱し 邪念を洗い流そうとする
この心の痛みは消えてはくれない
どうして こんなに君を愛してしまうの
もう 交わらない温もりを求めてる
鳥が鳴く森で僕は 君の写真を撮った
季節は六月で同じだねって……声がする
君の笑顔をロケットごと さぁ 地面に埋めてしまおう
歯を 食い縛って過去を殺す
スコップを投げ出して去ろう そう思っているのに立ち尽くす
未練がましさなの? 自問自答は
雨の音に掻き消されてだけど そんな優しさ要らない!
長い髪を振り乱し 邪念を洗い流そうとする
この心の痛みは消えてはくれない
どうして こんなに君を愛してしまうの
もう 交わらない温もりを思い出す
君の手を手放して 僕は違う道を歩む
君は白い服を着て明るい道を行く
君の冤罪を僕が引き継ごう さぁ 僕を裁くといい
ただし 僕は誰にも裁けない
裁けるのはこの静かな森とそこに眠るくちづけをした記憶