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チェスターは開発計画の変更伝える②

次は土星だな。


なあ、ガブさん。


土星を有効活用したいんだけど、何か良い方法って無いかな?


《知恵を司る知恵の天使ウリエルの力を使いますか YES or No 》


YESだ!


《暫くお待ち下さい…暫くお待ち下さい…》


《マスター。土星を丸ごと物流センターにする事を提案します》


物流センター?


《はい。マスター。この星系は帝国首都星から約1ヶ月の距離にあり、首都星から至近距離にあります。物流センターを開設するのに最適な場所です》


広大な宇宙だからな~


1ヶ月でも至近距離だ。


よし!


なら、物流センターにするか。


「それから土星を物流センターにする。そうだな…赤道から上を上り。下を下り専用にするか…」


「首都星の宇宙港は混みあってて、入港まて数ヶ月待ちは当たり前らしいから、だから混雑緩和の為、土星に物流センターを建設する」


「現在、首都星で建設中の宇宙港と、土星に建設する物流センターとを結ぶリレー便みたいな物を出航させれば、需要が見込めると思うんだけど…どうだ?」


普通郵便と速達郵便みたいなイメージか?


首都星の宇宙港は小型か中型船しか入港出来ない。


だから1隻当たりの輸送量は少ない。


だが入港待ちの時間がほぼ無いから、早く荷下ろし出来る。


「流石はチェスター様!首都星に建設中の宇宙港は、小型・中型船しか入港出来ません。土星の物流センターに大型・超大型船が入港可能な設備を設ければ、そこから首都星へピストン輸送出来ます!」


「商人達も馬鹿ではありません。物流センターを使う経費が掛かっても、首都星の港に入港するのに必要な、数ヶ月分の時間や経費を考えれば、物流センターを使うメリットを理解するハズです!」


「我々の宇宙港や物流センターの稼働率も上がり、互いにメリットがあると考えます!」


うん。


みんな賛成みたいで良かった。


なあ、ガブさん。


土星にも月が有ったよな?


《はい。マスター。月が4個あります》


よし!


閃いたぞ!


「土星に4個ある月だが…レストランや売店。後は…宿泊施設とか、遊戯施設なんかを建設出来ないかな?大型船が入港可能な埠頭を建設して」


「船員達は航海中でも給料が出る。だが、船の中では使う場所が無いだろう。だから、彼らは金持ちだ!だから彼らから金を吸い上げたい。どうだ?」


「良い考えだと思いまぞ!物流センターで稼ぎ、更に月に建設する施設で稼ぐのですな!施設の運営は商人のノアに任せては如何でしよう?」


「ああ。それで構わない」


そう言えば百貨店で“北海道物産展”とか“九州・沖縄フェア”それから駅弁フェアだったか?


レポーターがテレビで紹介してたよな…


宣伝担当のエラが、首都星でテレビ局を買収したってバイオレットが言ってたし…宣伝させるか。


「バイオレット。テレビとかメディアを使い、宣伝させろ!」


後は…東京に各県のアンテナショップがあったよな。


「月の設置する売店だが、各貴族の領地にある名物みたいな物を売れないか?なんなら、各貴族にスペースを割り振って、そこで各貴族領の特産品を販売させよう!」


「成る程…各貴族に恩を売るのですな。各貴族との間にパイプも出来て、良い判断かと」


「月に設置する各貴族の売店は、消費税を免除する。上手く宣伝して、利益が出る様にして欲しい」


帝国に納める消費税10%は免除出来ない。


だが、俺の領地で設定出来る消費税は、俺の自由に設定可能だ。


通常20%の消費税が、10%で済めば買い物もしやすくなるハズだ。


「貴族に貸し出す売店の家賃も安く設定しろ!とにかく貴族達が儲かる様にするんだ!」


「それから、月は4つもあるから、上手く分散させろ。何ヵ所も回らせる様に仕向けるんだ!」


そう言えば、駐車料金2時間無料の看板を見たな…


8時間無料にするか?


でも、大型船だと出入りに時間がかかるか。


「それから、7時間は停泊料を無料にする。余り停泊時間が短いと落とすお金が減るからな」


「ああ、でも、声を掛けるのは、第1・第3派閥以外の貴族だけだ!ゲルハルトとアドルフの派閥は相手にするな!」


「承知しました!」


「この件は、外務長官のマーガレットに任せる。ノアと打ち合わせをしながら進めて欲しい」


マーガレットには、外務長官を任せた。


帝国や貴族との交渉が主になる。


だから、今回の件を活用して、各貴族と顔を会わせておくのが良いだろう。


「そう言えば、ゲルハルトとアドルフから婚約祝いを貰った時、心配そうに俺を見ていた貴族が居たな?あれは誰だった?」


「はい。若い方の男性がコルテン伯爵。歳上の男性がガーランド伯爵です。コルテン伯爵の前当主の婦人が、ガーランド現伯爵の姉で御座います」


「成る程、2人は親戚か」


「はい。両家は元々、第2皇子派でしたが、第2皇子派は高位の門閥貴族が多く、伯爵家の立場では、ハルベルト殿下が皇帝に即位しても、良いポストに就けないと判断したコルテン伯爵家の前当主が、義弟のガーランド伯爵を無理やり連れて、第1皇子派に合流したと言う経緯で御座います」


「張る程な…あの2人は、ゲルハルトの事を良く思っていない様子に見えた。そうだ!月に設置する売店だが、あの2人に声を掛けてくれ!」


「踏み絵ですか?」マーガレットが言う。


「マーガレット。良く分かってるじゃないか!あの2人がゲルハルトに忠誠を誓っているなら、俺から声を掛けられた事をゲルハルトに報告するはずだ」


「でも、将来、ゲルハルトの派閥から抜ける気があるなら、ゲルハルトには報告せず、売店を出店するだろう?」


「確かに。ゲルハルト派から抜けた場合、報復を恐れて何処かの派閥入りするはずです。今さら第2皇子派には戻れないでしようから、行き先は中立派か…チェスター様のところでしような」


「ああ、そうだ。だから、将来の保険?を兼ねて、俺との繋がりが欲しいはずだ。だから、売店を出店した場合は、ゲルハルト派から離脱する可能性があるって事だからな!」


後の細かい事は、部下達に任せて、俺は転移門を開き、西の宮殿に戻った。


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