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13体(人)の悪魔達。

俺はバイオレットが開いた転移門で、首都星で購入した土地に向かう。


現在、絶賛再開発中だ。


俺は直属の眷属達を召集する事にした。


俺の開発案に不備や不足する事もあるだろう。


いや、不足する事の方が多いハズだ。


だから俺は基本方針だけ述べて、後の事は眷属達に任せると言うか…丸投げする。


素人があれこれ口出しすると、ろくな事が無い。


前世でサラリーマンをしていた時に経験済みだ。


こう言う事は、大枠だけ示して、後の細かい事は専門家に任せるのが一番だ。


そう言う事で、俺直属の眷属達を全員集めて会議を行う事にしたのだ。


俺が会議室に入ると、眷属全員が立ち上がり、そして頭を下げた。


俺は着席し「みんな座ってくれ!」


俺がそう言うと、バイオレットと護衛騎士のヘルマン以外が着席した。


秘書のバイオレットと、護衛騎士のヘルマンだけは、俺の後ろの両サイドに立つ。


今日のメンバーは、俺直属の眷属13人。


秘書・バイオレット(公爵級悪魔)


護衛騎士・ヘルマン(侯爵級悪魔)


執事・クレストン(伯爵級悪魔)


商人・ノア(伯爵級悪魔)


内務長官・マルティン(公爵級悪魔)


法務長官・エリン(侯爵級悪魔)


財務長官・シュテフィー(侯爵級悪魔)


建設、交通・通商長官・ルイス(伯爵級悪魔)


文部・厚生労働長官・ハンナ(伯爵級悪魔)


外務長官・マーガレット(侯爵級悪魔)


軍務長官・フリードリヒ(公爵級悪魔)


作戦本部長・マレーネ(侯爵級悪魔)


宇宙艦隊司令官・ハインリッヒ(侯爵級悪魔)


以上の13名だ。


情報担当のエラやミアは、この中に含まれていない。


彼女達は俺直属の眷属ではなく、バイオレットの眷属だからだ。


だが、会議には参加させた。


「最初に言っておく、俺は大枠だけ述べる。だから、後の細かい事はお前達に任せる。みんなで話し合いながら進めてくれ!」


「もし、意見が対立した場合は多数決だ。バイオレット結果報告を頼む」


「それから、お前達が多数決で決めても、場合によっては、俺が拒否権を行使する場合もあるかも知れない。始めに言っておく。それと可能な限り住民に仕事を斡旋してくれ!お金を回して景気を良くするんだ!」


「では、計画を話してくれ!」


建設担当のルイスが話し始める「まずは…トンネルの件です。現在、この島にはトンネルが1本しか通っておりません。しかも老朽化著しい。事故が起こると困るので早急に補修の予定です」


「既に建設中の宇宙港ですが、地下に物流センターを建設します。物流センターから新しく3本のトンネルを掘る予定です。大陸側の海を埋め立てます。埋め立ての許可は取得済みで、トンネル工事等で出る土砂を埋め立てに使います」


「埋め立てた場所には、物流センターを建設予定です」


建設長官が俺の派閥貴族の関係者だから、申請がスムーズに通ったみたいで良かった。


「また、それ以外に島の道路を2階建てにします。1階は人間と自転車用とし、地下1階を車専用にして、土地を有効に使います」


「住民の住居は、すべて高層化し、順次引っ越させます」


「ルイス。高層マンション?を5~6棟毎に広いスペースを取れないか?普段は公園として使い、建物が古くなって建て直す時に、そのスペースに新しい建物を建築。完成次第、住民を移動させて、後は順次それを繰り返すんだ。そうすると、また、最後に公園として使うスペースが残る。可能か?」


「可能な限り、チェスター様の意向に添う様に致します」


その後も、みんなでいろいろ話しあった。


内務長官のマルティン、法務長官エリン、財務長官のシュテフィーの3人から、銀行設立の要望が上がった。


俺が購入したこの土地は、貧民街で首都星の市民権を持っていない住民が多いそうだ。


豊かな首都星を目指して来た非合法移民が、帝国の土地に勝手住み着き、ここで結婚した人達の子孫だ。


だから、市民権が無いらしい。


首都星の市民は、タブレットを所持し、そのタブレットが身分証や銀行口座と紐付けされている。


前世で言うところのマイナンバーカードみたいな感じだ。


だから、俺の領民に対してもタブレットを支給し、銀行口座を開設させて、給料の振込や納税等に活用したいそうだ。


それと、住民を雇用するのは良いが、住民達は口座が無いから給料は現金払い。


だが、この科学が発達した世界で、現金を用意するのが大変らしい。


まあ、ここの住民の大部分は、俺が購入した惑星に建設する宇宙コロニーに移住させる予定だ。


だから、結局は必要になるか…


「分かった!銀行設立の件は、俺が引き受ける」


「それから、税率は如何しますか?」財務長官のシュテフィーが聞いてくる。


帝国の税金は、所得税・法人税・消費税が各10%だ。


各貴族が徴収し、帝国に納める。


貴族は、帝国税法を越えない範囲で独自に税を徴収出来る。


つまり最大で、帝国と同じ所得税・法人税・消費税各10%が上限だ。


ここの住民は貧乏な人達が多い。


だから税は安くしてやりたい。


しかし、後から税率を上げると反発が予想される。


俺もニュースで税金が上げると聞いて、テレビに向かって文句を言った経験があるし…安くした後から税率を上げると文句が出るしな~


下げるのは簡単だけど、上げのは難しい。


俺の領地で暴動やストライキが発生したら、俺の評判が悪くなる。


下手をすると、公爵として独立も難しくなるかも知れない。


だったら、始めから高めに設定しておくか…


「税率は帝国と同様。所得税・法人税・消費税各10%だ!」


「承知しました!それを聞いて安心しました!」


「どう言う事だ?」


「はい。チェスター様の領地だけ、税が安いと聞いた市民達が、移住を希望し殺到するのでは無いかと、危惧しておりました。しかし、税率が同じなら問題無いかと…」


後の細かい事は彼らに任せて、俺は西の宮殿に戻った。


俺を一人にさせる事は出来ないと言う、護衛騎士のヘルマンと執事のクレストンを引き連れて。



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