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WABISABI- 完成された未完成‐  作者: カスガ・ハラミ
WABISABI-Main Story-
1/13

WABISABI -Prologu End-

君の一言が、僕になって


僕のため息が誰かの涙に変わる。


その涙はどこへ続き、どんな物語を歩んでいくのだろう。




ーこれは、君が選ばなかったはずの誰かの物語。





-Prologue End- "WABISABI"




ー音のない世界ー










ー 寂しさと孤独は別々の感情?


  それとも同じ場所からきてる?ー




感情とは実に矛盾した生き物である。


好きなのに言えない。


信じたいのに疑ってしまう。


笑っているのに泣いている。


泣いているのに、どこか救われている。




この物語に登場するのは


決して完璧な人間たちなんかじゃない。


むしろ社会の構造からズレた異物者たち。


どこか壊れていて


それでも誰かのために生きようとした人たち。




きっかけは、たった一言だった。




「一口ちょうだい」




その言葉に全部詰まっていた。




これは感情と感情がぶつかり合って




世界を静かに破壊していく物語だ。




だが、そこには見えない痛みと




見えない何かがあった。




誰かの一口を食べたいと願うこと。




それがどれだけ切実で、優しくて、




ときに狂気じみた行為かを




幼かった僕たちはまだ知らない。








世界が音を取り戻すとき




僕たちの心には確かな日が宿る、、、、、、



物語は続きます。

今後はそれぞれの視点から描かれるサブストーリーの展開も視野に入れて活動しています。

お気に入りの誰か、同じ痛みを持つ誰かを見つけながら

この世界に触れてもらえたらうれしいです。

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