表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/10

美羽蒼來Ⅰ

文字数少な目、ゆっくり更新ですのでご了承ください。

朝。


僕はいつも通りの時間帯に目が覚めた。


目覚ましはかけてない。


いや、昔はかけてたんだけど、いつしか習慣的に起きれるようになって、必要なくなったんだよね。


でもこれは就寝と起床の時間を一定に保ってるからできるわけで。

その日の気分とか、残業で時間を食ったとかで、寝る時間がずれたらできなくなっちゃう。


つまり学生時代の今だからできるのかもね。


ふぁぁぁぁぁ。


早起きできる=寝起きシャッキリという式は成り立たない。


眠い.....二度寝したい。


体も心なしかだるいし。


................ん。


なんか違う気がする。


風邪をひいたときのだるさとはなんか違う。


何て言うのかなー......


自分の体がまるで自分じゃないような?


僕は確かに美羽蒼來みはねそらだっていう意識はあるし、

周りのおいてあるものも僕の部屋と何も変わらない。


.....あれ?


なんで今僕、周りのものが変わってないってわかったんだろう?


僕は目が悪いから眼鏡が無いとぼやけてほぼ何も見えないのに。

もしかして眼鏡つけたまま寝て今も顔についてる?


なわけないか。


僕の眼鏡は普通のものだからつけたまま寝て寝返りなんてうったら一巻の終わりだ。

.....まさか本当に眼鏡壊してたりしないよね?


不安になった僕は、さっきまで頭がおいていた場所に目をやる。

何もない。あるのは枕と小さい手。


......小さい手?


そういえば、

ベッドってこんなに大きかったっけ。


ベッドだけじゃなくて他も全体的に大きいな。


なんて思った。一瞬自分がアリス症候群的ななにかにでも陥ったのかと思ってヒヤっとしたよ。


多分だけど、

周りが大きくなったんじゃなくて、自分が小さくなっている。


そこまで理解はできた。


じゃあ理由は?


なんでだろ?


夢かな。


なんて思ってほっぺをつねってみたけど感覚がある。


痛......くはないけど。


だったら病気?


うーーーーん....


精神疾患に該当しそうなものは無し。


だとすると体の器官の異常かなぁ.....


眼や視覚に関係するものにも該当はなさそう。


だとしたら気のせい?


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ