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エルフの薬師に一目惚れしちゃいました。  作者: 月日向
プロローグ
4/6

4話 真面目にお勉強しますっ!

深夜テンションなのでおかしいとこもあります。ご了承ください。

次の日からサーシャはいつにも増して真面目になった。

いつも少し不満げに受けていた授業も率先してやるようになり、剣術や魔術などの実技も今までより熱心に取り組むようになった。

その変化に少なくとも家庭教師たちはとても驚いており、気になった家庭教師たちはサーシャにこう聞いてみた。


「なぜ、それほどまでに一生懸命に取り組まれているのですか?」


と。すると、サーシャから思わぬ回答をされ、さらに驚くことになる。


「お慕いする方のためですわ。あの方のために、私は立派な淑女になるのです」


今まで恋愛のれの字もなかったサーシャが、こんなことを言ったのだからそれはもう驚くだろう。

※一応言っておきますが、サーシャは現在八歳です。


そして、その変化は勉学だけではなかった。

礼儀作法などの貴族と関わる上で必要な学習で、いつも及第点であったサーシャがマナーの鬼とされる家庭教師に完璧と評されたのだ。

もはやなにも教えることがないサーシャに、家庭教師たちは自分たちが無力であることを悟った。

だが、まだまだいて欲しいというサーシャの願いに、家庭教師たちは折れるしかなかった。


「ふふ。全部ルタ様のためですもの。頑張りますわ」


そうして、二年が経った。

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